自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

種まき大作戦 1000人の種まきに参加

2007-07-18 15:48:59 | 農村

千葉県香取郡神崎町で1000人の種まきに挑戦しました。
といっても当日実際集まったのは200数十名でしょうか。
天ぷら油リサイクルバスで新宿からボランティアスタッフ
(我々夫婦も含めて)として出かけました。
現地では駅との送迎にもバスはフル稼働。
国産大豆を何とか自給したい・・・!とのみんなの思いが
集結した、爽やかなイベントでした。
地元農家の皆さんの餅、ジャガイモ、トウモロコシ、スイカなどなど
労働奉仕のお返しとしては有り余る現物支給をいただきました。
美味しかったです。


10cm間隔に2粒づつ蒔いていきました。土をかぶせたら、しっかり踏み固める。
踏み込みながらも「早く芽を出せよ!」と呼び掛けるのが大事だろう・・・と
念じていました。和服姿の1人の男性が裾をまくって太鼓をたたきながら歩いて
いたのがなかなか風情がありました。祭囃子が聞える種まき、豊作祈願!

国産オーガニック野菜を求めて

2007-05-21 07:15:39 | 農村

前日の雨が爽やかな五月晴れをもたらしてくれました。
こだわりのオーガニック農業に励む斎藤完一農園を訪ねました。
土作りが基本。作業の合間に、ついつい何人かで、はだしになって、
走り出しました。





マクロビオティックで年越し

2006-12-31 08:41:22 | 農村

2ヶ月前に人参の間引きをしましたが、まだまだたくさんありました。
もっと間引きしてもよかっただろうと思われましたが、とてもとても
手が足りませんでした。(つぶつぶ農園さんの弁)
人参の林からくじ引きのように「当り」を予想しながら引っこ抜く緊張感。
思い切って「これだ!」と抜くと、以外に小さな人参や不恰好な人参だったりしました。
しかし、はずれではありません。1人10本を割り当てに、抜いた分だけ持ち帰る
ことができるルールでしたが、収穫物は大なり小なり大変美味しくいただきました。
ほうれん草は通常は外国から輸入した種子によるF1という種類とのこと。
葉っぱは丸いものを見慣れていますが、それとは別に、葉っぱがギザギザの
固定種という種子も自前の種類も収穫しました。
食べ比べした驚きは表現できませんが、これがほうれん草?と感動したことだけ
お伝えします。



今年はいろんなところに出かけました。
いろんな人に出会い、いろんな体験も一緒にすることができました。
来年は「ちょいマクロビオテック」な食生活で、今年以上に
動き回ります。猪突猛進の年?でもイノシシが畑を荒らさないようには
祈っていますが、みんなそれぞれの事情がありますからね。

人間も生き物の一種、生物多様性が維持される地球を守りたい!
自分のできる範囲だけですが、みーーんなのいい年になることを願っています。


今年最後の天ぷら油バスツアーはつぶつぶ農園に出かけました

2006-12-30 23:50:36 | 農村

年の瀬の日曜日、若夫婦と熱心な若い女性協力者が頑張っている
「つぶつぶ農園」に行きました。天ぷら油バスには15人足らずの
乗客。ノロウイルスや出張や忘年会などなどたくさんの障害がありました。
それでも結局これだけの人が来てくれたのに感謝。
添乗員はMISOに頼んで、私たちも忘年旅行のつもりで同行しました。


人参、ほうれん草、ブロッコリー 無農薬で健康に育った美味しそうな野菜を
次々に収穫しました。まさに老若男女、みんなで一心不乱にやりました。
小春日和の農園は心も体も癒してくれる場所でした。



渡良瀬オーガニックコットン収穫祭

2006-11-27 11:06:20 | 農村

昨日帰国したボケボケの頭で、約束どおり、栃木の藤岡に向かった。
駅には谷さんが迎えてくれて、今回、勉強になるからと誘った、
埼玉の有機農家つぶつぶ農園和菜・鈴木さん親子と
我々夫婦を渡良瀬エコビレッジセンターあき津亭に運んでくれた。
地元で活躍の谷先生のワンポイントエコツアー
ガイドもしてもらい、往復、有意義な車内となった。

10月に実施したコットン収穫ツアーから1ヶ月以上たった畑はすでに
枯れ果てた状態。ところどころに真っ白な和綿がはじけていた。
今回は幼児たちの大群が参加していたので、畑は、突如、運動場と
化していた。みんな必死に収穫して楽しい歓声が飛び交っていた。
いいもんだねー




町田さんの玄米餅つきはなかなか決まっている。
待ちきれないチビッコギャングたちに(失礼!あまりに自由奔放だったから)
解説しながらつく姿はなかなか微笑ましい。


初めて見たカラマツファイアーは優れものだった。
これは使える・・・ギャングたちの手にかかって最後の燃え尽きる
ところを見れなかったが、アウトドアで直火禁止の場所での
焚き火にもちょっと工夫すれば使える。
是非、注文したい・・・天ぷらバスに積み込もうかな・・・。


あき津亭から持ち帰った新鮮なオーガニック食材での夕食。
釜揚げうどんにダイコンおろし。人参の葉のキンピラ。
人参と玉ねぎのかきあげ。うどんを前日のカレーに浸けて食べてみたら
これはまたいける味と食感。素材がいいとなんでもイケル。
お抱え料理人に感謝、せめて、食器だけは洗わせていただきました。

12月はつぶつぶ農園さんに冬野菜の収穫とスイーツ作りに行こうかな。



最後に不思議な写真を1枚。
藤岡駅前に1000人のど派手な軍団出現。
オバサンたちのヨサコイソーラン祭りとか・・・凄かった。



青山に有機野菜の1日だけの売り場誕生

2006-10-23 23:57:21 | 農村

青山ベルコモンズの3階のテラスにこんな売り場ができました。
埼玉の有機農業を頑張る「つぶつぶ農園」の野菜が並びました。
青山通りを見下ろしながらの野菜の陳列。12月にはこの農園を
訪ねるエコツアーを作った関係もあり、リボーンもエコツアーの
パネルを展示しました。店内はオーガニックコットン製のウェアが
並び、ヨガスタジオもありました。SLOW-FLOWという名前のお店。
なかなかイイ感じでした。体の中まできれいにしてくれる野菜と
ウェアと暮らし方。まさにロハスな旅を提案するわが社にも
ぴったりの空間でした。出展してよかったよかった・・・


ナス、玉ねぎ、ミズナ、カボチャ、栗、トマト、葉っぱのいっぱいついた人参など


ホワイトとブラウンのオーガニックコットンの見本展示も


今週の土曜日もう1日だけ野菜を運んでくるそうです。
写真は準備のときのものなので少なめですが、本番はもっとたくさん。
また楽しみです。

オーガニックコットン収穫初体験

2006-10-20 06:44:28 | 農村

春のヨモギ採り以来、久し振りに栃木県佐野藤岡を訪ねました。
今回は日本では絶滅に近い和綿(オーガニックコットン)の収穫です。
天ぷら油リサイクルバスの目的地としては申し分のないところ。
渡良瀬遊水地はすっかり秋の風情に包まれていました。
渡良瀬エコビレッジあき津亭の町田さんは自著「やまずめぐる」
そのままに飾らぬ雰囲気で一生懸命もてなしてくれました。


ふわふわのコットンをやさしく収穫。ホワイトとベージュ色がありました。


これ全部でも200グラムくらい。Tシャツ1枚作るにはまだ足りません。
手作りの和綿は貴重なんですね。実感!


昔からの道具での種と綿の区分け作業。
よくできた道具でした。昔の人の知恵には感心。


渡良瀬遊水地の葦の湿原の前で記念写真。
気持ちのいい秋の夕暮れでした。

つぶつぶ農園で人参の間引き作業

2006-10-20 06:37:36 | 農村

埼玉県北部の完全有機農業に挑戦する若夫婦と協力者の女性を訪ねました。
渋谷のアースデーマーケットで知り合って以来、新宿御苑の事務所や
自宅のゴーヤ、ヘチマ、ナスなどの苗はココが原産地。昨年は実がつかずに
失敗していたのに今年は見事に豊作となったのは丈夫な苗のお陰でしょう。
遠く赤城山を見渡せる農園は妻の言葉を借りれば「富良野みたい!」。
富良野には行ったことがないのに、テレビのイメージそのものだとか。
太陽をサンサンと受けて、またまた日焼けしてしまいながら、人参の間引き
に精を出したひと時は気持ちよかったです。
そして持ち帰って食べた間引き人参のサラダや胡麻和えは葉っぱも含めて
格別でした。

平鹿りんごはもうすぐ収穫

2006-09-18 12:05:05 | 農村

昨日から秋田県横手市のりんごの名産地平鹿に来ています。裏庭に広がるりんご畑には
赤く色づき始めたヨーヨーのようなりんごが鈴なりになっています。
台風の影響で雲行きは怪しいのですが、周囲はすっかり秋模様。



ピンクのコスモス、りんごもまだピンク、これから秋が深まればみんな色濃く
なっていくのかな・・・。


秋田こまちの稲穂も垂れてきました。もうすぐ稲刈りのようです。


付録
知るひとぞ知る、横手の焼きソバは人気がある。駅前を含めて20軒くらいの
お店が横手やきそば暖簾会に加盟しています。その中の「わたなべ」(妻も通ったというから30年以上の歴史があるのだろう)で食べてみました。メニューはやきそばだけ。
挽肉の混じった太麺に目玉焼きがのっていて素朴な味。実は我家のやきそばもほぼ同じ。
食後にとなりの菓子屋で食べたデザートはソフトあずき。これもなかなか美味かったな。


夜はいものこ祭りのフィナーレに参加しました。鶴が池での花火は大江戸花火大会にも
劣らない迫力でした。空気が澄んでるからかもしれませんね。