自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

クナイプ療法

2005-09-30 12:50:28 | ドイツ


黒い森を含めた南ドイツでは森林での健康づくりが盛んです。
クナイプ療法という言葉も日本で聞き始めましたが、ドイツでは
当たり前のように、このような公園に施設があります。
気軽に使える施設こそ、庶民に浸透することができます。
日本の林野庁で森林セラピーを普及する動きがありますが、
「利用しやすい」ことが鍵の一つだと思います。



教授と学生の会話

2005-09-29 06:55:20 | ドイツ

黒い森にはたくさんの小さな村があり、その村のいたるところに環境学習の
森が整備されています。手付かずの自然ではなく、手を入れた自然と親しみ
自然との共生を学ぶ場所が身近なところに用意されています。
キリスト教の精神が自然を受け入れるというより、自然に手を入れて人間の
ために利用する?というところがあり、ヨーロッパ流の癒しの森には、その
考えが時代を超えて現れている・・・とは、ある学識経験者のお話しでした。
そういえばそうかなーと宗教の視点からもエコツーリズムを見てみようと
思った秋の昼下がりでした。
写真は大きな一本の丸太の両端での音の伝達を試している風景です。
こんな素材が各種ストーリーを持たせて配置されています。




傘の下で

2005-09-26 23:27:19 | ドイツ


フライブルクの郊外のホテルから徒歩3分。バス停留所にはこんな傘がありました。
周辺はこんもりと繁った森。しばらく待つと時間どおりに定期バスがやってきました。
さあバス、トラム、徒歩でフライブルクのライフスタイルを体験しましょう。


黒い森トレイルランニング

2005-09-25 05:55:18 | ドイツ

日本が総選挙の投票日の直前、ドイツに学生達と飛び立ちました。
到着後、しばらくして自民党の歴史的圧勝との報道が当地にも流れました。
ドイツも一足遅れて総選挙。慌ただしい世情の中で、環境首都フライブルク
を訪ねた後、黒い森に滞在しました。宿泊した民宿から散歩に出ると、
ご覧の風景。黒い森を縦横に走るトレイルはフライブルクへも続いていました。

今、朝の5時半。高尾山森林マラソンに参加するため準備をしていますが、
台風17号はすぐ近くまで来ているようで、雨模様。やるのかなー?
実行委員メンバーでもあるのでとにかく行ってみよう。

あの時の黒い森のジョガーの姿と光と緑が懐かしく、羨ましく浮かんでいます。



まだ夏だというのに、太陽の光を全身に受けて、ふたりのご老人がベンチに
たたずんでいました。浮き上がって神々しい雰囲気に、神様たちが日向ぼっこ
しているかのようでした。

夏の思い出

2005-09-02 07:13:06 | 環境

巷はことしの夏も暑かったですね。そのときは終わらない夏と思っていても、
9月になればそれなりに涼しくなって、夏が終わるのが寂しくなる・・・
子供の頃の悲しさとは違うが、何か郷愁めいた気持がわいて来ます。

大人たちの夏休み。今井先生、アイガー北壁初登頂女性はさすがに健在ですね。
カヌーやって、馬乗って、気球乗って、登山して、森林マラソン・・・
私も「走・遊・学」の精神を楽しませてもらっています。