自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

ボルネオ島ホームステイからただいま帰国!

2008-05-28 20:44:49 | ボルネオ

久し振りにボルネオ(マレーシア側)に行ってきました。(本日帰国)
今回はWWF会員の皆さんを対象にしていたので、参加者の意識は特に高く
少人数ならではの濃い~内容のエコツアーになりました。
かといって難しいものではなく、楽しかったことと思います。
手前味噌ですが・・・


WWFの支援で森林保全に取組んできた村では、いよいよ、自立するために
会社を作りました。HABITAT。若い社長には頑張ってもらいたいものです。


ホームステイのプログラムの一つが植林。
植えたはいいが草刈をしっかりしないと、すぐに雑草にやられてしまいそうで
村人達にくれぐれもお願いしてきました。
ただ、お願いだけではダメなので、経済的な支援が常に必要です。
それがエコツーリズムの役割でもあり、ホームステイプログラムが
その重要な柱になっていくことを願っています。


ホストファミリーの一つガブリン一家。
自慢の仲良し姉妹はとってもかわいく、けなげで素直でした。


お絵かき

お話し

ゲーム 昔懐かしい おはじきの替わりに石ころを手の甲に
何個載せられるか、そして、ぱっと掴めるか

たわいのないことにおじさんたちは熱中し
子供たちも目を輝かせていました。
女性の参加者はせっせっせー を教えていましたが
子供たちの飲み込みはさすがに早かったようです。



短い滞在でしたが、参加者と村人達との確かな交流ができました。







ん?なんかのテレビ番組みたいだなーー
でも別にパクっているわけでもないし、やらせでもないし、
恋愛ゲームで来ているわけでもないし

20代から50代まで。特に男性は完璧なオヤジたち。
何故かワゴンにちょうど7人のツアーでした。

村人の生活と自然保護が両立、そしてあの子達の素敵な将来を
願うばかりです。

新宿御苑と長野の2森物語 

2008-05-18 11:21:12 | 環境


我がマンション住民は主催者からご招待いただき、昨日、隣人祭りに
参加してきました、元祖パリ同様、シャンソンの生演奏もあり
・・・といっても、前日、大事なツアーに添乗予定の
我が大事なスタッフが緊急入院事件が勃発し、私は泣く泣く 代理添乗
に行くことになりました。新宿御苑のこの写真は妻が参加して、写メール
で送ってくれたもの。楽しそうな雰囲気が長野の森の中にも伝わってきました。
しかし、長野の森は森で最高の天気と、元気な参加者で負けず劣らず楽しい
時間でした。もちろん、代理添乗の身としては、緊張しながらも
若手の足手まといにならないように頑張りましたよ。
新宿と長野 2箇所の森と深く関わった一日でした。
今日もやっているのが見えるし、聞えるし、昨日のご馳走が残っていないか、
午後からでも御苑を覗いてみようかな






毎日新聞 普通の人の連続エコ講座

2008-05-16 10:54:13 | 環境



昨夜、講師を務めました。参加者は熱心に耳を傾けてくれましたので
ついつい熱く語ってしまいました。
「バスの燃料は天ぷら油?エコツアーって何だろう??」
というタイトルだったので、知らない人には興味深かったようです。
少しだけツアーの宣伝もさせてもらいましたが、誰か まずは
参加してくれないかな・・・ まずは体験なんだけど。

隣人まつり を新宿御苑で

2008-05-16 10:44:53 | 環境




明日はソトコト主催の第3回ロハスデザイン大賞が新宿御苑で開催されます。
お向かいに住む(働く)我々も隣人祭りin 新宿御苑 に招待されました。
何でもパリのライフスタイルに習ったとのこと。
食べ物持ちよりなので、何を持っていこうかと迷っています。
事務所からの景色はこんな感じ。イギリス庭園あたりに
それらしき三角テントが準備されています。
天気がよくてよかったですね。

桐生の皆さんからいただいたベランダ菜園用ミニファ。
ジーンズのプランターに植えたレタスはそろそろ食べ頃かな。

持続可能な国家を考えるシンポジウム

2008-05-12 07:15:59 | 環境

スウェーデンが理想国家に近いといわれていますが、参考にするための
勉強会が板橋で開かれました。タイトルは政治集会とも思われそうですが
内容は大変充実していました。小澤徳太郎氏(元スウェーデン大使館)、
西岡秀三氏(元IPCC副議長)、岡野守也氏(大学教授)、
大井玄氏(元国立環境研究所所長)、神野直彦氏(東大経済学教授)
蒼々たる顔ぶれで眠くなりそうかな?と思っていたら
あっという間に5時間が過ぎてしまいました。
スウェーデンと日本の比較。持続可能な社会日本モデルを作るのは
誰でもない 熱い信念のある人なら誰でもやれるし、やらないわけには
いかないよね・・・という感じになりました。
若い人にもっと来てもらいたいと思いました。



みかん校舎に持続可能な国家の可能性を見た!

2008-05-12 06:31:24 | 環境



神奈川県二宮町の丘の上にこんな素晴らしい校舎があることなど
まったくしりませんでした。先週末、星槎学園の本部に宮澤会長を訪ねるまでは・・・
横浜校の露木校長のご案内でみかん山を上っていくと、高台にこの校舎がありました。
こんな雰囲気の学校が都心近くにまだあったのか?と目を疑りたくなるような
気分でしたが、お話を聞けば聞くほど、当然、あるべくしてあったと思いました。
みかん山に作ったからみかん校舎と呼ばれているようですが、釘を一本も使わない
日本の伝統的な工法によるもので、実際はかなりの費用もかかっているようです。
約7時間 ずっと そこにいて ずっと話し込んでいました。地域に根差し、熱心な
活動をされている町会議員のお二人(女性)も一緒に、みかん山に四方山話の
花が咲きました。いい刺激をいただきました。


みかん山でもう1人の住人にも会いました。先日他界した
実家の愛犬リボンにそっくりの「住人」は
耳に可愛いリボンをつけてもらっていました。
宮崎の母に母の日メールと一緒にこの写真も送らせてもらいました。