自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

バランススクール自分の壁画

2005-02-27 23:31:14 | ニュージーランド

子ども達は自分の描いた絵の前に立った。
日本から来たおにいさんも、おねえさんも一緒に


このおじさんも入ろうかなーと思ったら
もう飽きてしまったらしく、子ども達は飛び出していった。
光陰矢のごとし。

そうだね・・・思いっきり遊んでおいた方がいいね!

バランススクール

2005-02-27 00:09:02 | ニュージーランド

環境教育に熱心な学校はバランススクールという小学校。
町はずれに風力発電用風車は160基を設置したパーマストンノース市にある
この元気な学校を訪ねた。低学年のクラスではまさに「熱烈歓迎」を受けた。
風車の絵が教室のそこここに貼られ、協同工作での作品は風車群のパッチワークだった。
やんちゃな連中が先生からお行儀よくしなさい!と言われて私たちを
待っていた。合唱とスピーチ。ここまでされるとは・・・先生のギター演奏も
なかなかよかった。ありがとう!

ニュージーランドのふたつの富士山

2005-02-25 06:32:48 | ニュージーランド

ニュージーランド(NZ)に行ってきました。最近は年に3,4回往復しています。
今回は環境NGOの皆さんをお連れしました。目的は研修。
NZの環境NGO、教育機関、自治体、政府関係を10箇所以上訪ねました。
目的が「研修」である以上、よくある単なる視察ではなく、毎回、質問事項を
事前に先方に渡し、本番での言葉による障害をできるだけなくす工夫もしました。
旅はハプニングが当たり前、という逃げ文句もいうことができず、事前準備に
ここまで徹底したツアーはあまりありません。
何しろ出発前1ヶ月前にはテレビ会議をし、NZの大学の教授やコーディネーター
とも打合せをしました。
そんなツアーの中でも、ほっとするような時間がときどきあるものです。
写真は北島の世界遺産トンガリロ国立公園でのトレッキング中に見えた
富士山そっくりの円錐形の火山ナウルホエ山です。季節が逆で、NZは今が晩夏。
雪のない富士山にそっくりでしょう。もう一つ、映画「ラストサムライ」で
富士山役をした山が同じ北島の東海岸にあります。タラナキ山。こちらは
海に面しているので、もっと富士山に似ていると思います。

まあ、こんないい天気の中でのトレッキングがいかに気持のいいものであったかは
ご想像ください。

何度来ても新しい感動を与えてくれる国(旅先では多感になることが旅を充実させる
秘訣?と思っていますが・・・)の紹介をまた、勝手に書いてみようかな---。
興味がある人は書き込みください。

カタクリにギフチョウ

2005-02-11 22:02:53 | 環境

白川郷自然学校ではカタクリの花に希少種ギフチョウが群がり・・・

と、こんな風景が早く見たいものだなー。
自然学校のパンフレットに使用している写真をちょっとお借りした。
さすがにキレイな写真だ。
真っ白な雪だらけの世界の向こうには生き生きとした色彩の世界が待っているかな。
春が待ち遠しい・・・・

白川郷合掌の里は雪に埋まっていた!

2005-02-10 11:07:04 | 環境

岐阜県と富山県の県境にある白川郷の合掌集落は世界文化遺産に登録されている。
この時期、真っ白な雪に覆われた日本昔ばなしの世界を訪ねる観光客もいる。
そこから白山スーパー林道の入口に繋がるトンネルを抜けると合掌の雰囲気を
残しながらも真新しい木造の大きな建築物が見えてきた。
(写真は集落の一軒。自然学校ではありません)
「トヨタ白川郷自然学校」が日本一の自然学校を目指して今年4月にオープンする。
今回の私の役目は旅行会社の企画担当者の皆さん向けのエコツアーのプロデュース。
開業前の施設ではこの日だけ特別模擬開業し、様々なサービスを実験した。
雪の中のプログラムは大人が子どもに帰れる、自然に帰れる工夫もあった。
太陽実感ゲームかな?
ねーいい表情をしているでしょう!



小笠原は南米より遠い東京都だった

2005-02-01 11:03:08 | 仲間

昨年の今頃は小笠原諸島・父島のコペペ海岸で大あくびをした。
ザトウクジラが子育てに訪れるだけあって、半そででもいいくらいの
暖かな毎日を過ごした。
毎年この時期はいろんなところに出かけていた。
北部カナダ、南オーストラリア、ニュージーランド、ボルネオ島、小笠原諸島。
今年は新宿御苑の陽だまりの事務所で東チモール産フェアトレードによる
コーヒーをリボーン関係者4人で飲んでいる。
ちょうど5年前の今日、22年間勤めた大手旅行会社を辞めて独りになった。
毎年、この日になると不安と希望に満ちた気持になる。
あれから5年。まだ5年しかたっていないのか?
サラリーマン時代がずっと昔のように感じる。
今日は娘が大学受験に挑戦している。
彼女も不安と希望の中にいることだろう。
妻も完全に重要なリボーンメンバーとして一緒に働いている。
いろいろとこれからが楽しみだ。
人と自然、いろんな出会いが待っているだろう・・・・