自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

ノルディックウォーキングで高尾山へ

2007-07-18 17:06:51 | エコスポーツ

台風明けの月曜日、高尾山に行ってきました。
今年で11回目となる高尾山森林マラソンの新種目として
ノルディックウォーキングを実施することになりましたので
コース下見を兼ねて、社内レクリエーションも兼ねて
行ってきました。なにせこのイベントは純粋にボランティアで
成り立っていますので、当日の運営も手弁当。
少しでもこのスポーツの愛好者が増えることが願いです。
それにしても不思議なくらい空いていましたよ、あの高尾山が。
裏高尾と言われる場所だからでしょうか。
小下沢林道は渓流沿いのトレイル(林道)がとても歩きやすい
いいコースです。



フィンランド生まれのこのスポーツ(といってもストックを持って歩くだけ・・ですが)
はドイツで大変な人気になりました。黒い森の環境の小道では、よく
見かける光景です。日本では山登りの杖としか見られませんが、
平地で利用するのがミソ!4本足歩行で全身運動、腰痛防止、腕の筋力、
腹筋、姿勢もよくなり、いろいろな効用があります。
事実、この日は往復10kmを歩きましたが、翌日の腰痛などはなし。
その代り、腕やフクラハギ、少し腹筋など、普段とは異なる
ところが少し筋肉痛気味でした。全身運動の爽快感がありました。
お薦めです。9月30日の大会に参加する人が何人いるでしょうか?




日影沢キャンプ場に近いところで。こんなものを見つけました。
高尾の自然を守るNPOの方々が管理するツリーハウス。
これも小林崇さんが関ったはずですね。わりとシンプルな作りでした。

種まき大作戦 1000人の種まきに参加

2007-07-18 15:48:59 | 農村

千葉県香取郡神崎町で1000人の種まきに挑戦しました。
といっても当日実際集まったのは200数十名でしょうか。
天ぷら油リサイクルバスで新宿からボランティアスタッフ
(我々夫婦も含めて)として出かけました。
現地では駅との送迎にもバスはフル稼働。
国産大豆を何とか自給したい・・・!とのみんなの思いが
集結した、爽やかなイベントでした。
地元農家の皆さんの餅、ジャガイモ、トウモロコシ、スイカなどなど
労働奉仕のお返しとしては有り余る現物支給をいただきました。
美味しかったです。


10cm間隔に2粒づつ蒔いていきました。土をかぶせたら、しっかり踏み固める。
踏み込みながらも「早く芽を出せよ!」と呼び掛けるのが大事だろう・・・と
念じていました。和服姿の1人の男性が裾をまくって太鼓をたたきながら歩いて
いたのがなかなか風情がありました。祭囃子が聞える種まき、豊作祈願!

八戸~苫小牧 北海道上陸

2007-07-14 12:26:58 | 環境

早朝の苫小牧港。いい天気になっていました。


港から朝食場所を捜してうろついていると、こんな会社の前を
通りました。あまりに有名なのでつい撮っちゃいました。


北海道の仲間からもらった情報を元に辿り着いた朝めし場所。
地元の人たちで混んでいましたが、入れてもらいました。
20人入ればいっぱいの店内は新鮮な魚介類や惣菜で溢れていました。



迷いに迷った上で、私が選んだのはうにホッキ丼1100円。ホッキ貝水揚げ日本一だけ
あって、ホッキカレーまでありました。他のメンバーが食べていたのをおすそ分け
してもらいましたが、イケテマシタ。

天ぷら油リサイクルバス全国キャラバン北海道編2000km     東京~塩釜~八戸

2007-07-12 11:00:20 | 環境

新宿駅西口に参加者15人と取材スタッフ、見送りメンバーが集まりま した。
Mさんはマウンテンバイクを積み込み。北海道のトレイルを疾走するのを
夢見ています。


参加者に毎日新聞の記者も乗り込んでくれましたが、出発から都内での給油を
取材したいということで、シンガポールの国営テレビ局が取材にきました。
アジア各国にニュースが流れるそうです。

墨田区の染谷商店はBDFの産みの親的存在。
東京油田開発ではここに家庭の廃油を回収してもらい、
BDFに変えています。
全国でも様々な取り組みがされていることも知りましたので、
エコツーリズムのネットワークづくりも兼ねてツアーを実施しました。
まずは200L入れました。



宮城県塩釜は蒲鉾づくりが主要産業の一つ。
塩釜市団地水産加工協同組合ではNEDOからの
助成金8000万円と自己資金4000万円を合わせて
1億2000万円でBDFプラントを作っていました。
まさに立派な給油所です。東京から参加した同業者もびっくり。
それでも利用者が少ないのが悩みだとか・・・。
ここでは100Lいれました。

近くには小林さんが作ったツリーハウスがありました。
塩釜出身の写真家が資金提供して地元に寄付したとのこと。
これまで見てきたツリーハウスとは異なり、見張り台のように、
木のテッペン近くまで登れるようになっていて、相当、高いし、
登るのが恐いくらい。普通は下のデッキまでにしてもらっているとのことでした。
私も昔なら無茶をして登りましたが、体力、瞬発力の衰えを悟りましたので
自重しました。

岩手県に入り、新エネルギーのモデルタウン葛巻町へ。
昼食はくずまき高原牧場のバーベキュー。
人口9000人。牛12000頭の町のエネルギー源のひとつが
この牛らたちの糞尿。バイオガスタンクの視察も兼ねた
立寄りでした。写真はまたの機会に・・・
そして青森県に入り、八戸のがんじゃの里山へ。
八戸酒造が酒米として栽培する有機米の田んぼは
昔ながらの谷地にありました。降り続く雨の中を歩きましたが
雨だからこそ酸素の濃い匂いがするようでした。

試飲会を開いていただきました。予想外に出していただいたおつまみの
美味しいこと。しめ鯖、イカ刺、フキの煮物など奥様の手作りとのこと。
清酒「がんじゃの里山」はスッキリした美味さ。ついついフェリーの時間を
忘れてしまいそうでした。ちょっとした宴会をさせていただきました。
八戸酒造さん ご馳走様でした。

そらべあ号で北海道へ

2007-07-03 23:31:36 | 環境

カーボンニュートラルエコツアーとして北海道まで
バスで行ってきました。全行程2010km。使用した燃料は
BDF(バイオディーゼル燃料)約600L。帰路の仙台で
やむをえず30Lだけ繋ぎ軽油を入れました。
北極熊の兄弟「そらべあ」もエコロジーオンラインから
借りてきました。15名とそらべあ兄弟。忘れてならないのが
バスのドライバーさん1名。最後、仙台では交替のドライバーさんに
新幹線で来てもらいました。5日間 手前味噌ながら、なかなか
面白い旅になりました。上の写真は4日目、下車する一部のメンバーを
降ろすために立寄った夕方の千歳空港にて。



途中、八戸~苫小牧の往復はフェリーを使用したため
北海道森林スポーツフェスタに参加したり、
植林や間伐をしてカーボンオフセットを試みました。


東京~仙台~塩釜~葛巻~八戸~と雨模様でしたが、
北海道に上陸してからはこの天気に。
16KM森林マラソン参加者はクタクタでしたが、さぞ、
気持ちよかったでしょう。私はプロデューサー役として
本部テントで監視役兼苦情処理兼・・・・