自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

水牛車

2006-02-27 23:48:28 | 

のどかな風景でした。東京は厚手のコートの襟を立ててるのに、ここでは
水ぬるむ季節でしょうか・・・。空が高いのはニュージーランド北島の
ベイオブアイランズを連想しました。そこにはイルカがいましたが、
ここでは水牛でした。案内係兼運転手のオジイはマイペースで話していました。
別の牛車ではサンシンの演奏をしながら海を渡っていました。



水牛車のコンボイ。壮観でした。

潮が引いて新たな動きが・・・

2006-02-26 22:45:47 | 

水深20cmになってきてラダ‐も底につくようになったので
カヤックから下りて引っ張ることになりました。
仲のいい姉妹?はこのとおり・・・微笑ましい姿です。
これからもこうあって欲しいなーというのが両親のささやかな願いでした。



マングローブ、ここではサキヤマヒルギの若木はスックと立っていました。
マングローブの繁殖力、生命力は逞しいですね。尖がった種が地面に直下し、
そこに育つ以外に、水面に浮き、流されて新たな土地に繁殖するものも
いるようです。新宿区大久保の小学校の先生をしている友人に頼まれて、
外国籍の子ども達の教室用にマングローブの苗を購入して帰りました。


休憩も兼ねて全員、カヤックを下り、じっと静かに待つことになりました。
誰を?何を?
1分、2分、3分・・・すると地面から出てきました。



次から次に・・・でてくる・・・でてくる
同じビルに事務所がある龍村仁監督の「地球交響曲」にもでてきたあのカニが。


西表島カヤックでピナイサーラの滝へ

2006-02-26 14:32:21 | 

薄曇、東京の春の気温の中、小さな港でカヤックを下ろし、入江を横断し、
河口へ。ガイドはシングル、我々家族と京都からのご夫婦3艘6名が後に
続きました。目的地はピナイサーラ(髭)の滝。


ゆっくり1時間くらい漕いだらカヤックを停めて、徒歩で滝を目指しました。
ほんの20分くらい、遠回りをしてサキシマスオウの巨木も見ました。
ボルネオでたくさん見かけた巨大な板根もありました。ここは日本だろうか・・・


これは携帯で撮った写真ですが、太めに写しちゃってお許しあれ・・・
まあ娘達はこのブログを見ないでしょうから安心ですが。


ガイドをしてくれたエルビーカタックの綿森さんは今風のITに強そうな若者。
ちょっとゴロチャンにも似ているが、アウトドア派には見えませんでした。
ところがカヤックに乗ると別人に。さすがでした。昼食には沖縄ソバを作ってくれて
それがなかなかイケテました。



満腹後はこんな様子。午後に備えてご休憩。瞑想してるのかな?
おやじだけが写真がかりで忙しい


捕れた?食べた!

2006-02-17 12:41:00 | 


こんなに捕れればよかったのに・・・・
写真は石垣島漁港にあがった他の釣船の収穫でした。
我々の収穫は残念ながらボーズ。
伝統的な漁法は厳しいものですね。
それでもオジイたちは明日も頑張るのです。

漁はボーズでもオジイの民宿の夕食はとっても美味しかったのです。

そして西表島でもなかなか美味しい料理が出ました。
ちょうどマグロが捕れたとのことで、新鮮なマグロ丼がメインディッシュ。
アルバイトの女性があまり忙しく片付けをしなければ
もっとゆっくりできたのになー・・・・
ちょっと残念なホスピタリティーかな・・と仕事の感覚を持ち込んだりして。
ついつい仕事になっちゃいますね。
家族からもその辺をつっこまれる悲しい父親でした。


漁にでるぞー

2006-02-14 23:08:36 | 

少し風が強く、波もありましたが、おじいの判断で
漁に出ました。私たちに気を使ってくれたのかもしれません。
おじいのスウェットは娘達に貸してもらいました。
申しわけないなーという気持ちで出かけました。

石垣島白保のサンゴ礁特有の漁に連れて行っていただきました。
いい歳をして部活の先輩に手ほどきを受けるような
緊張感がこの笑顔のしたにあるんです・・・・・。

でもやってやる・・・オジイに認められたい・・・こんな気持ちは懐かしい!



潮が引いている時間が勝負。魚の背びれを見つけたら
網を持って、急いで回り込んみます。
新入りは網を担いでオジイの指示のままに、アッチこっちへ・・




宮良川を親子カヤック

2006-02-12 22:26:47 | 

薄曇、緩やかな宮良川の流れに二人乗りのカヤックで
出発しました。初めての親子カヤック。
石垣島観光のおじいのお手製ハットをかぶり、
チームワークを心配しながらの船出でした。
しかし、小笠原でも経験した甲斐もあり、娘のオールさばきは
まずまずでした。


広広とした本流から、マングローブの繁みを分け入り支流へ。
時にはオールをたたみながら、体をそらしながら、進みました。
ヒルギの蛸足のような根っこが目の前を過ぎていきました。



北半球最大の青サンゴの群落へ

2006-02-12 07:50:45 | 

白保のおじいは82歳。とても元気で表情が豊かです。
船を進める時、何を見て、何を思っているのでしょうか。
ながーい歴史を感じさせてくれます。

青サンゴは外見が青いわけではないのでした。
もし、折れているのがあれば、中が青いはずだということでしたが
見ることはできませんでした。はまさんごは貴色い茶畑のように
見えるものもあり、そのほかにも様々姿を見せてくれました。
クマノミやたくさんの魚達がサンゴの恵みの中で、泳ぎ回っていました。

八重山エコツアー<家族旅行編>

2006-02-11 09:08:46 | 

7年ぶりのまともな家族旅行。前回はサラリーマンだったので、
ちょっとリッチなハワイ旅行でしたが、今回は独立後、エコツアーの
会社をささやかに経営している身。贅沢はできない、いや、する気も
ないが、これがエコツアーだ!というものを家族を実験台にやらせて
もらうことにしました。そして那覇到着後、翌日の石垣島。
滞在先の白保の海でのこの写真です。
これからライブでレポートします。暇があれば・・・。

豊かな森から豊かな海へ

2006-02-07 14:35:59 | 

一昨日、房総のかずさの森へ行ってきました。
新宿区立環境学習情報センター(エコギャラリー新宿)の主催事業、
都市と農山漁村交流エコツアーです。
2年ぶりに訪ねた岩田さんの山小屋はログハウスが2棟建ち、随分、
充実していました。総勢20名で里山を散策し、間伐、薪わり、キノコ採り
などのおじさんたちには懐かしい体験をしました。
今年異常に増えているという猪を鍋にして食べるのがメインでしたが、
サプライズ・・・その日に別の猪が檻に入った!とのこと。
散策中には銃声が聞え、戻ってきたらすでに処理されていました。

もちろん、この猪鍋の肉はすでに前から調理してあったもの。
それでもあまりにタイムリーなので女性はちょっと複雑な表情?
しかし、それもつかの間のこと・・・
薪ストーブの周りに集まってみんな黙々と食べ始めました。
落ち着いたところで、ようやく賑やかな笑い声も響き渡り、
餅つきも始まりました。つきたては美味かったなー
とくに大根おろしのからみ餅はサイコ‐!猪鍋やおしるこ
(宮崎ではこれをゼンザイと言う)にも入れて食べまくりました。


いつも参加してくださる最年長の田中さん(82歳)の年季の入った
腰つきと手さばきにはまたまた感心させられました。

薪割りは子供も楽しいが、この後、大人たちがはまっていました。

腹ごなしも兼ねて、森林散策へ。霜柱も解けないくらい寒いのに、体は
ポカポカ。池には氷が張り詰めていて、その下に黒い小さな粒粒を発見しました。
ヤマアカガエルの卵でした。

さーこれから山を下りましょう・・・。
久留里街道は名水の産地。途中の造り酒屋で見学と社長の説明を聞き、
当然?試飲。当然?お土産に晩酌用飲料を購入しました。
湧き水は自由にペットボトルに汲ませてもらいました。

小櫃川はかずさの森から東京湾の盤州干潟に流れ込んでいます。
海苔漁師の金萬さんは自然保護、というより、自然共生をテーマに
アサクサノリの復活を目指してNPOを主宰しています。
NHKや目覚ましテレビの取材の合い間を縫って案内役として
来てくれました。感謝!
キレイな夕暮れの干潟。東京湾を挟んで横浜、遠くに富士山の
シルエット。上空に蚊のように見えるのが羽田へ着陸しようとしている
ジェット機。江戸時代の東京湾はこんな干潟がいたるところに
あったとか・・・。近くには不法投棄されたゴミがたくさん落ちていました。
それでも気持のいい1日を過ごした・・・よかった!と
皆さんが言ってくれたのは  こちらこそ  ヨカッタ!