自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

ストップおんだん館でドイツ環境首都フライブルク体験エコツアーを語りました

2006-06-26 06:37:42 | ドイツ

今月のゲストとして呼んでいただき、お話をしました。
来場者は約45名と、予想よりも多く、週末のゆったりした気分で
勝手にしゃべる・・・というわけにはいかなくなりました。
1時間半の中で、スライドを見てもらいながらの説明に加えて、
過去のツアーの画像を紹介しながら、以前出演したラジオ番組の録音を
聴いてもらいました。来場者の30%がドイツに行ったことがあるとの
こと。ドイツの環境政策やエコなライフスタイルに興味があるという方が
大多数で、専門家ではないこの身としては少し恐縮しましたが、
あくまでもエコツアーのプロデューサーの立場で見たまま、聞いたままを
お話ししました。ほとんどの皆さんがためになったとアンケートに
書いてくれていて、改めてほっとしました。
会場となった「ストップおんだん館」は情報が豊富です。あまり知られていない
のが残念ですが、地球温暖化について調べる人にはお薦めです。


色づいたエコステーション

2005-10-31 16:48:30 | ドイツ

1ヶ月前には緑に包まれていたのに、もうこんな色になっていました。
今頃はもっと色づいていることでしょう。今回は私の代わりのスタッフに
行ってもらいました。彼女の帰国第一声が「きれーでした!」
エコロジ-なライフスタイルを体験しつつ、環境首都フライブルクに根付く
システムを視察体験そして学ぶのが目的でしたが、皆さん、その「きれー」さには
感動したようです。
黒い森のエコワイン農家でもさぞいい顔色になっていたことでしょう・・・。
少し恨めしく思いつつご紹介しました。

自慢の愛車

2005-10-02 23:16:18 | ドイツ

電車に乗り込んできたシニアは颯爽としていました。写真撮影をお願いすると
ご覧の通りの堂々としたポーズ。
自転車の積み込みがその他の乗降客との摩擦もおこらない。
どちらも慣れたものだ。自転車のライフスタイルはみんなが知っている
せいでしょうか。

クナイプ療法

2005-09-30 12:50:28 | ドイツ


黒い森を含めた南ドイツでは森林での健康づくりが盛んです。
クナイプ療法という言葉も日本で聞き始めましたが、ドイツでは
当たり前のように、このような公園に施設があります。
気軽に使える施設こそ、庶民に浸透することができます。
日本の林野庁で森林セラピーを普及する動きがありますが、
「利用しやすい」ことが鍵の一つだと思います。



教授と学生の会話

2005-09-29 06:55:20 | ドイツ

黒い森にはたくさんの小さな村があり、その村のいたるところに環境学習の
森が整備されています。手付かずの自然ではなく、手を入れた自然と親しみ
自然との共生を学ぶ場所が身近なところに用意されています。
キリスト教の精神が自然を受け入れるというより、自然に手を入れて人間の
ために利用する?というところがあり、ヨーロッパ流の癒しの森には、その
考えが時代を超えて現れている・・・とは、ある学識経験者のお話しでした。
そういえばそうかなーと宗教の視点からもエコツーリズムを見てみようと
思った秋の昼下がりでした。
写真は大きな一本の丸太の両端での音の伝達を試している風景です。
こんな素材が各種ストーリーを持たせて配置されています。




傘の下で

2005-09-26 23:27:19 | ドイツ


フライブルクの郊外のホテルから徒歩3分。バス停留所にはこんな傘がありました。
周辺はこんもりと繁った森。しばらく待つと時間どおりに定期バスがやってきました。
さあバス、トラム、徒歩でフライブルクのライフスタイルを体験しましょう。


黒い森トレイルランニング

2005-09-25 05:55:18 | ドイツ

日本が総選挙の投票日の直前、ドイツに学生達と飛び立ちました。
到着後、しばらくして自民党の歴史的圧勝との報道が当地にも流れました。
ドイツも一足遅れて総選挙。慌ただしい世情の中で、環境首都フライブルク
を訪ねた後、黒い森に滞在しました。宿泊した民宿から散歩に出ると、
ご覧の風景。黒い森を縦横に走るトレイルはフライブルクへも続いていました。

今、朝の5時半。高尾山森林マラソンに参加するため準備をしていますが、
台風17号はすぐ近くまで来ているようで、雨模様。やるのかなー?
実行委員メンバーでもあるのでとにかく行ってみよう。

あの時の黒い森のジョガーの姿と光と緑が懐かしく、羨ましく浮かんでいます。



まだ夏だというのに、太陽の光を全身に受けて、ふたりのご老人がベンチに
たたずんでいました。浮き上がって神々しい雰囲気に、神様たちが日向ぼっこ
しているかのようでした。

環境首都ドイツ・フライブルク は 自然エネルギーを活かす 旧くて新しい町だった

2005-04-30 00:44:00 | ドイツ
環境首都フライブルクはスイスとフランスの国境に近い南ドイツの古い都市。
ドイツのエコライフを体験しようと様々な分野で活躍する皆さんとやってきた。
成田を発つ時はソメイヨシノが満開で、帰る頃には散っているだろうなーといささか
未練たらしい気持ちもあった。フランクフルトで特急列車ICEに乗り換え、2時間の「世界の車窓から」状態に突入。沿線には白い花をつけた木々が見えてきた。地元の人に聞くと、これがドイツの桜だとのこと。雰囲気が随分異なるが、2カ国同時に花見ができたことで得した気分になってドイツ旅行の幕は開いた。
 フライブルクは人口22万人の学生の街。フライブルク大学や大聖堂ミュンスターを中心に旧市街を維持保全しながら、都市計画が堅実に進められ、環境首都という称号も与えられた。それを特に印象付けるのは街の至るところで見かける太陽光発電施設だろう。個人住宅の屋上から、大型駐車場ビル、教育施設、駅ビル、大型ショッピングビル等の屋上や
ブンデスリーグ・サッカースタジアムの大型屋根など、様々なソーラーシステムの展示場と思えなくもない。しかし、景観を保ちながら設置しているなーと配慮も十分に感じることができる。コーポラティブ新興住宅地として外国からの視察も多いボーバン団地は知恵と技術に溢れた建築物だけではなく、そこに住む人たちの生活のセンスに好感をもった。
 このようなハードの充実を活かすのは充実したエコライフに価値を見出すフライブルク市民のライフスタイルというソフトだった。


黒い森の小さな村で過ごした。

2005-04-30 00:25:52 | ドイツ

フライブルクから車で40分。
広大な黒い森にある小さな村オーバーリードにも滞在した。
目的は持続可能な循環型社会体験。
人懐っこい笑顔のシュミットさんは完全有機のワイン農家。
観光ツアーを受け入れていないのでご本人もちょっと驚いていたが、
試飲でこんなに盛り上ったグループがあっただろうか?
それだけ普段では口にできない秘密の味だった。
 宿泊のガストホフ(民宿風ホテル)から日帰りハイキングで、
エネルギーを完全自給している山上のレストランを訪ねた。
ヨーロッパではじめて一戸建て住宅に太陽光発電を設置したところらしいが、
現在では水素燃料電池も稼動させていた。
昼食はそのエネルギーで料理したソーセージとスープ。
2時間の山歩きの果てに辿り着いた恩恵を十分味わった。

環境首都・フライブルクマラソンに初参加しました。

2005-04-15 00:35:38 | ドイツ

今朝ドイツから帰国しました。そのまま会社に行き、
眠いまま、ホテルニューオータニで開催された
ドイツ年のイベントに参加しました。
ドイツからの来日している関係者の中には、私が着ていた
フライブルクマラソンのシャツを早速見つけて、喜んでくれました。
環境とスポーツに関心の深いドイツ人の共感を少しでも得られたみたいで、
セミナーでは居眠りをしてしまいましたが、許してもらえたようです。

中4日でニュージーランドからドイツに飛んでいましたので、ブログを
サボっていましたが、明日から、少し、まとめて情報発信しますので
是非、ご覧ください。

とりあえず今は眠らせてもらいます。でもすぐ目が覚めるんだよなー。