新 ゆ~ゆ~日記

一生独身を決めた男の自堕落で貧乏くさい日記

へんしん

2007年06月29日 | 映画
今日はビデオレンタルで「変身」を観た。

あらすじ
「見知らぬ病院のベッドの上で、長い昏睡から目覚めた男。彼は自分に何が起きたのかまったく覚えていなかったが、自分を「ジュン」と呼ぶ可愛い恋人・恵との幸せな日々の記憶だけは、鮮明に思い出せるのだった。長い入院生活を終えやっと退院した純一を、以前と変わらぬ優しい笑顔で迎える恵。しかし純一の中には、自分でもコントロールできない苛立ちが生まれつつあった。それは、あれほど愛していた恵への気持ちまで変えていき・・・。」

僕の好きな作家、東野圭吾原作の映画。
東野作品を映像化した作品で観たことあるのは「秘密」「宿命」「手紙」と、この「変身」。
う~ん、まあまあ良くできてるとは思うけど、原作を読んだ後は・・・って感じ。
自分が監督だったら、自分のイメージ通りになるが、他人のイメージで映像化したものだから、どうしても違和感を感じてしまう・・・。
玉木宏もよくやったと思うし、蒼井優も良かった。でも違う!
ジュンはもっと、ゾッとするくらいの狂気や怖さが欲しいし、だいいち、自分を乗っ取られるという恐怖や不安があまり感じられない。
正直イマイチだった。期待しすぎていたのかも?
やっぱり原作は原作のままの思い出で取っておいて、映画化したものは観ない方がいいのかな・・・。

この映画の評価
10点満点中 …「2.5点」
妥当だと思う鑑賞料金 …「400円」