新 ゆ~ゆ~日記

一生独身を決めた男の自堕落で貧乏くさい日記

あぽかりぷと

2007年06月24日 | 映画
今日は「アポカリプト」を観た。

あらすじ
「マヤ文明後期の中央アメリカ。ジャガー・バウは部族長の父や妻、幼い息子、仲間たちとともに平和な日々を送っていた。しかしその平和は突然崩れ去ってしまう。村がマヤ帝国の傭兵に焼き討ちされたのだ。目の前で父を殺されたジャガーは、捕まって都会へと送られる。各地で捕縛された人間が奴隷として売り買いされる都会。そこで彼を待っていた運命は、あまりにも過酷なものだった…。」

監督がメル・ギブソンというだけで、とりあえず観た作品。
ストーリーはともかく、なかなか手に汗握る映画で良かったと思う。
前半の半分はダレてしまって眠くなったが、後半はハラハラドキドキの連続。
残酷なシーンやグロいシーンがあり、ダメな人は目を覆うかもしれないが、僕には許容範囲内。何とか観れた。
それと、残忍なシーンや虐殺のシーンが問題視されているみたいだけど、撮り方や描写がリアルなだけで、さほど問題ではないと僕は思う。他に大量虐殺してて実は残忍な映画なんてザラにあると思う。CGや描写で誤魔化されて、作中でいっぱい人が殺されているという感覚が希薄になってるだけ。戦争映画や宇宙人が攻めてくる映画なんて、この映画の何倍も死んでて、よく考えてみれば残虐なわけだし。
話が逸れてしまったが、後半は、ほんと面白い。
一言で言えば、「ジャングル障害物大競争」って感じ。それに、ちょっとだけホームアローン的要素が加わってくる。
最後は「え~っ、どうなるの?もうヤバイよ~っ!」と思ってた矢先に、なんか急展開であっけなく終わってしまったところが残念・・・。まあCM予告である程度予想はついてたけど、そのまんまのオチだった。
それにしても映画スターが一人も出てないのに少し不安を覚えたが、そんなことはなかった。映画スターが居なくても、ここまで作れてしまうとは凄い。
あと、どうでもいいことだけど、生け贄にえとか、今考えてみたら、あんなバカらしい儀式はない。でも昔の人は生け贄でどうにかなると思ってたんだからなぁ。生け贄になった人は悲惨だ。ひどい話だなぁ・・・。

う~ん、まあ設定や描写にいろいろと問題があるかもしれないが、僕的には面白かったと思う。

この映画の評価
10点満点中 …「6.5点」
妥当だと思う鑑賞料金 …「900円」