塩水とキャッシュレス

消費税増税を機に、国を挙げて推進させようとしているキャッシュレス化。

現金制作、管理のコストを下げ、個人の財布内もしっかり管理したい意向は伝わってきますが、
電子マネー化が進まない米でのクレジットカードの存在と同様に、
この国の現金の定着性を変えることができるのか、疑問です。

先日某テレビ番組で、庭の除草に「塩水」が推奨されたことで、一部炎上を招いてました。

確かに「除草」においては有効で、その後の雑草も生えにくいそうですが、
土中のミミズ、微生物なども住めなくなり、「死んだ土」になる可能性も高いとか。

目的達成の為のプラグマテイックな論理的思考、決定は、「目的達成」には勿論有効ですが、
「切り捨てた枝葉」の重要性を、無視或は軽視する傾向が強いように思います。

そんなこと言ったら、何にも進歩しない！と言われれば、その通りなんですけど。

目先のお得な餌に釣られて、「無記名」で使える特性を持つ現金を、
放棄する選択をした場合の「近未来」を想像してみます。