一日ひとつ 英語の豆知識 

【ドラ豆】(ドラマメ)と【今日豆】(キョウマメ)の2種類の豆知識シリーズ。毎日ひとつ英語の豆知識をものにしよう!

豆知識 『部下は?』 #655

2007年01月16日 | ドラマの豆知識
ケンジは、アメリカの会社でマネジャーが人前で平気で部下を叱り飛ばすよう
な行動をすれば、それは野蛮で異常な行動とみなされて、さっそく手が打たれ
るということを知った。

そして、彼らにはなぜ日本でそのような『野蛮』な行為が平気で行われ、また
上層部が野放しにしておくのか、どうにも理解できないようなのだ。ケンジの
最初の会社の場合も、「鬼上司」だった課長が、その上の部長やあるいは
取締役レベルの人に注意されたのを見たことはいちども無い。それどころか
部長などは 『○○課長は、なかなか仕事に厳しいねえ!』と言い、返って
奨励しているようなフシも見受けられた。

それを思い出したので、ケンジは、更に上のマネジャーは【They encouraged
him.】〔部長達は課長を励ましていた〕と発言したら、また騒然となった。そし
て、中には 『日本人はまだ 「カミカゼ」と 「ハラキリ」 の世界なのか?』と聞い
て来る者まで出てきた。そして、彼らにとってもっと不思議に思えるのが部下
の人たちの反応のようだ。その疑問を、またひとりのメンバーがぶつけてきた。

  Member【Why do they need to put up with a boss like that?】 と言う。

   ケンジ【......プットアップ?.....??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【put up with】→〔~を耐え忍ぶ、~を我慢する〕 
                          という意味ですよね? (^o^) 

   たとえば、
     【put up with a hard life】⇒〔耐乏生活をする〕 
     【put up with an insult】⇒〔侮辱をじっと我慢する〕
     【put up with solitude】⇒〔孤独に耐える〕  
   などといったように使われます。


なので、メンバーのひとりは『日本では、そんな野蛮なマネジャーに出会って
なぜ部下の人たちは我慢する必要があるのか?』と不思議がっているのです。


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豆知識 『ホール』 #654

2007年01月16日 | ドラマの豆知識
ケンジは、日本の会社のマネジャーの中には、いわゆる「鬼上司」と呼ばれる
ような人がいて、人前で平気で部下を叱り飛ばすという話をしたら、アメリカ側
から見れば、それは『野蛮』な行為だという。それでは、『もし、アメリカの会社
でそんな行動をとったらどうなるの?』と聞いたら、人事部や上層部がそんな
事は見過ごさない、という。

ケンジは更に、『見過ごさないって、どうするの?』と質問してみた。先ほどから
さんざん質問攻めにあっているので、今度はこちらから聞いてやろうと考えた
のだ。すると、先ほどケンジの質問に答えたメンバーが、

  Member【It will haul him/her off for some behavior training.】 と言う。

   ケンジ【......ホール・オフ?.....??】.....(・o・?) ハア??

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【haul off】ここでは→〔しょっ引く、放り込む〕 
                          という意味ですよね~ (^o^) 


   つまり【behavior training】〔異常行動者のための矯正教育〕
   に→〔しょっ引いていく、放り込んでしまう〕と言ったのです。
   【haul off to prison】は→〔刑務所に放り込む〕となります。


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