《ガイドブック》
2018年4月2日
朝、仮眠した桃園国際空港の到着ロビ-からバス乗り場に移動すると澄み渡った青空が広がっていた。仰いで旅の無事を祈る。
札幌の気温は10℃程度だったので荷物を担いでいるとじっとり汗ばむ。気温差は15℃以上。
身体を慣らし、台湾の道路事情と生活様式に慣れ、旅行日数を抑えるために、出だしは輪行することにしていた。
山間の「日月潭(湖)」と「阿里山(山岳)」をゆっくり見物したいという希望もあった。
筆談で都市間バスのチケットを買い、1時間ほど乗って昼前に台北に着いた。
《ご飯と鶏肉の炒め物のあんかけ風?》
自転車を組み立て、ぶらぶら走って食堂へ入った。
壁に品書きがあるが70元(TWD)程度、350円くらいと安いが写真は無いのでどのような料理なのかさっぱり分からない。
入り口で注文を取る店もあるので、その時は身振り手振りで一度店内に入れて貰い、ひとまず一品を指さしで注文してからゆっくり品定めをした。(笑)
以後、旅ではお客の食べている料理を指して注文することにした。どれも香辛料が効いていて内臓を使ったものが多く、不得手な人はレストランが無難。
因みに台湾もアジア圏特有の屋台外食の食慣習がある。
腹ごしらえをして、早めに予約していたツーリストホテルをスマホのカーナビで捜した。翌日の嘉義市も予約しておいたが、以後、宿は当日の昼にアプリの「Booking com」で検索し、予約した。素泊まりのツーリストホテルであれば1,500~3,500円で泊まることが出来る。
しかし、ホテルといってても安宿は雑居ビルの中に入っているから見つからない。通行人に予約書の略図を見せて三人目でようやく辿り着いた。
《2018.4.2 台中》
自転車を建物の中に入れられて、なかなか小綺麗だ。ぐっすり眠れそう。
明日は台湾中部最大の景勝地『日月潭』の日帰り観光だ。
フロントの女性がバス乗り場までの丁寧な地図を書いてくれた。
夕食は宿の炊事コーナーを使って、コンビニもので済ませた。
(つづく)