今日(11/20)の午前中の衆院内閣委員会中継を見ていた。やはり「桜を見る会」に安倍昭恵夫人が関わっていた。“懲りない面々”というべきか。女性だけれど。
共産党の宮本徹議員の質問に対して、内閣府の大西審議官は「安倍晋三事務所から夫人の推薦もあったと聞いた。」と答弁した。
管官房長官の答弁は「夫人付職員に確認したところ推薦に関与していない。」と食い違ったため、続いて質問に立った立民の黒岩議員が質すと、「夫人は推薦作業には関与していない。」と答弁を修正した。苦しい弁明である。
嘘がバレそうになると言い訳するスタイルに国民は慣れてしまっているだろうとたかを括っているとしか思えない。
国民民主の今井雅人議員の質問によると、「桜を見る会」の飲食物提供が2013年から昭恵夫人の友人が経営する会社が行っているとのことで、1~2社の「企画応募」によっていることも明らかになった。
政府は森友学園を巡る不可解な国有地の払い下げが浮上してきた頃、「首相夫人は公人ではなく私人である」とする奇妙な答弁書を閣議決定している。奇しくも官房長官は「夫人付き職員」がいまだに居ることに口を滑らした。
安倍首相が主催する国の行事の「桜を見る会」の招待者の選定に、私人の昭恵夫人が関与していたとなれば公私混同も甚だしく、このことだけでも安倍首相の議員資質が問われなければならないがマスコミはスルー状態だ。
とてつもない事がまだ隠されているのかもしれない。多少の混乱は起きても真実を明らかにするのが大事に育ててきた民主主義を守ることになるのではないか。国民の覚悟も求められているような気がする。
国会の国政調査権は限界がある。捜査機関の出番だが静かだ。