楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

2020農作業支援 -エビスカボチャの磨き-

2020年08月26日 | 農作業ヘルパーの記

恵庭市の代表的な地場産品のひとつがエビスカボチャだ。鮮やかな果肉の色、強い甘みとホクホクした食感が特徴で、関西地方で特に人気がある。近くの道の駅でもお菓子などの加工品が売られている。

恵庭市は道外市場へ積極的に販売し、全国的に人気のブランドになった。1964(昭和39)年に京都で開発、発売された新品種「えびす」の栽培に組んだのが始まりと言われている。東京オリンピックの頃だから随分と歴史がある。

昨日は「エビスカボチャ」の箱詰め作業に行った。1週間ほど前に収獲されて1個ずつ重量が量られ、大きさ別に納屋の中に山積みされていた。束子のようなものが回るドラムを通して磨きをかけた後に箱詰めされる。

詰め合わせは3個、4個、5個、7個だった。どれも10Kgというから農産物毎の段ボール箱は良く出来ていると感心する。

持ち場は“磨き”だった。床から拾って、痛んでいるもの、見栄えの良くないものを除いてブラッシング・ドラムに投入する。箱詰めは4人。倉庫にネズミが侵入し、悪戯して囓った跡がほんの少しあっても除外だ。

段ボール箱が不足して一番大きなものが残ったが17:00に終了した。積み上がった箱を見て計算してみた。

パレット一台に60ケース×13台×10Kg=7.8トン!!

しゃがんで拾い、ドラムに入れ、またしゃがんで・・・・。古雅な一日だが休憩の時のおやつのミニトマトが甘くて旨かった。

人間の力は捨てたモノじゃ無い。笑

「佐藤さん、助かりました。」とオヤジさん、奥さん、息子さんに言われて疲れが飛んだ。帰りにエビスカボチャを5つも頂いた。

 

《2020.8.25   S農場にて。左奥にあるのがブラッシング・ドラム》