知事や県職員幹部の給与削減条例可決 三重県議会
三重県議会は28日の本会議で、知事や副知事らの特別職と管理職以上の県職員給与を今後2年間、削減する条例改正案を全会一致で可決。鈴木英敬知事の年収は全国の知事で最低の1375万円となる。
県職員の人件費削減は、鈴木知事が4月の知事選で掲げた公約の一つ。7月から適用され、知事給与の3割、ボーナスの5割をそれぞれ削減し年収は現在より684万円減少する。鈴木知事の退職金4300万円も全額カットされる。
副知事給与は15%、副知事以外の特別職と部長級は10%、次長・課長級は8%を削減する。対象は800人。今後2年間の削減で生み出す6億6千万円は、東日本大震災の被災地支援と県内の防災対策強化に充てる。教職員の管理職の給与削減は調整が付かず見送られた。
(中日新聞)2011年6月28日
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