【Fortune報道】アップル・ブランドのTVセットが2012年にも登場?
COMPUTERWORLD.jp 6月27日(月)16時50分配信
米国Appleブランドのテレビ・セットが2012年に登場するかもしれない――投資銀行の米国Piper Jaffrayのアナリスト、ジーン・マンスター(Gene Munster)氏はそう見ている。同氏は、AppleがこうしたTV製品を投入する可能性を2009年から指摘しており、その可能性がいよいよ現実のものになろうとしている(ようだ)。
Fortuneの報道によると、マンスター氏は6月23日に顧客に送付したレポートで、Appleが現在、TVを開発していると考える4つの理由を説明しているという。
それによると、マンスター氏はまず、iCloudの登場により、複数のiOSデバイス間でコンテンツが共有しやすくなることを指摘し、次のように述べている。
「当初は、iCloudに保存できるメディアは音楽と画像に限られる。しかし、われわれは、iTunesで購入またはレンタルされた映画やTV番組も、iCloudサービスの対象に追加される可能性があると考えている。それらはTVで観られるようになるはずだ」
マンスター氏は2つ目の理由として、Appleが最近、TV番組の録画とブラウズ、放送メニュー、Macのデスクトップに見られるドックのTV版、DVRに関連する特許を出願していることを挙げた。
「5月に米国特許商標庁は、TV技術に関連するAppleの特許出願を公開している。1月に公開された特許出願では、Appleが、“機能性を備えるディスプレイ”で使用可能な高度なTV放送メニューの開発を進めていることがわかる」(マンスター氏)
さらに同氏は、開発者がテレビの大画面に対応したアプリを作成する可能性があり、そうしたアプリが充実すれば、Appleブランドのテレビへの需要が高まると見込まれることを、3つ目の理由に挙げた。「Appleは2億台以上のiOSデバイスを販売しており、クレジットカードが登録された2億2,500万のiTunesアカウントを擁している。オープンして3年に満たないApp Storeでは、開発者が42万5,000種類以上のアプリを提供している。このうち9万種類はiPad用であり、iPadは発売から14カ月で2,500万台以上販売されている。つまり、Appleの強力なiOS開発者コミュニティは、AppleブランドTV用アプリを開発するチャンスに飛びつくだろうし、AppleのiOSユーザーは、そうしたアプリをこぞって買うだろう」
またマンスター氏は4つ目の理由を以下のように説明した。
「最大50インチのLCDディスプレイの確保につながると見られる部品契約など、Appleが最近打ち出している戦略展開から、われわれは、Appleが、リビングルームのネットワーク化に真剣に取り組んでいると確信を強めている。われわれは、Appleが先ごろ明らかにした2年間39億ドルの部品投資は主に、将来のポータブル・デバイス、Macに加え、ことによるとAppleブランドTVで使われる部品に関連すると考えている。アジアで最近行った会合(部品サプライヤー以外との)で得た情報から、われわれは、Appleが製造施設とLCDディスプレイの供給確保に投資していると考えている。これらのディスプレイは、モバイル・デバイス用の3.5インチ型からテレビ用の50インチ型まで多岐にわたる可能性がある」
(Ashleigh Allsopp/Macworld英国版)
Fortuneの報道によると、マンスター氏は6月23日に顧客に送付したレポートで、Appleが現在、TVを開発していると考える4つの理由を説明しているという。
それによると、マンスター氏はまず、iCloudの登場により、複数のiOSデバイス間でコンテンツが共有しやすくなることを指摘し、次のように述べている。
「当初は、iCloudに保存できるメディアは音楽と画像に限られる。しかし、われわれは、iTunesで購入またはレンタルされた映画やTV番組も、iCloudサービスの対象に追加される可能性があると考えている。それらはTVで観られるようになるはずだ」
マンスター氏は2つ目の理由として、Appleが最近、TV番組の録画とブラウズ、放送メニュー、Macのデスクトップに見られるドックのTV版、DVRに関連する特許を出願していることを挙げた。
「5月に米国特許商標庁は、TV技術に関連するAppleの特許出願を公開している。1月に公開された特許出願では、Appleが、“機能性を備えるディスプレイ”で使用可能な高度なTV放送メニューの開発を進めていることがわかる」(マンスター氏)
さらに同氏は、開発者がテレビの大画面に対応したアプリを作成する可能性があり、そうしたアプリが充実すれば、Appleブランドのテレビへの需要が高まると見込まれることを、3つ目の理由に挙げた。「Appleは2億台以上のiOSデバイスを販売しており、クレジットカードが登録された2億2,500万のiTunesアカウントを擁している。オープンして3年に満たないApp Storeでは、開発者が42万5,000種類以上のアプリを提供している。このうち9万種類はiPad用であり、iPadは発売から14カ月で2,500万台以上販売されている。つまり、Appleの強力なiOS開発者コミュニティは、AppleブランドTV用アプリを開発するチャンスに飛びつくだろうし、AppleのiOSユーザーは、そうしたアプリをこぞって買うだろう」
またマンスター氏は4つ目の理由を以下のように説明した。
「最大50インチのLCDディスプレイの確保につながると見られる部品契約など、Appleが最近打ち出している戦略展開から、われわれは、Appleが、リビングルームのネットワーク化に真剣に取り組んでいると確信を強めている。われわれは、Appleが先ごろ明らかにした2年間39億ドルの部品投資は主に、将来のポータブル・デバイス、Macに加え、ことによるとAppleブランドTVで使われる部品に関連すると考えている。アジアで最近行った会合(部品サプライヤー以外との)で得た情報から、われわれは、Appleが製造施設とLCDディスプレイの供給確保に投資していると考えている。これらのディスプレイは、モバイル・デバイス用の3.5インチ型からテレビ用の50インチ型まで多岐にわたる可能性がある」
(Ashleigh Allsopp/Macworld英国版)
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