大荒れだった昨日から一転の青空。
桜を見に行こうと思いたって、ミニトリップ。
さぁて、桜前線はどこまで北上しているかしら。
山形は咲き初め、酒田が3分~5分くらい、鶴岡が満開に近いらしい、
ということで、とりあえず7号線を南下。
県南部では咲き初めだけど、ところどころ綺麗に咲いている桜もあって、ワクワク気分が盛り上がっていく♪
酒田手前に、桜のトンネルのようになっている道路があった。
何度も通ったことがあるけど、桜の時期は通ったことがない。
花を見てはじめて、桜並木だったんだと気づいた。
お昼前、港にある海鮮の食堂に。
新鮮で美味しくて安いという評判をずいぶん前から聞いていて、気になっていたお店だ。
なるほど、すごい人!
開店から一時間弱というのに、食べてみたいと思ったメニューはすべて売り切れ ( ̄□ ̄;)!!
そうか、開店前から行列するって聞いてたのは、こういうことだったんだ。
残っていたメニューはごく一般的なもの。
海鮮丼も焼き魚も美味しかったけど、機会があったら看板メニューの料理をたべたいものだ。
飛島に向かう船、本日は欠航とか。
沖合いの波が高いんだろうな。
日和山公園は初めて。
全体としては5分~7分咲きくらいだけど、満開の桜もけっこうあった。
この北前船の縮尺はどれくらいだろう。
最上川と日本海をバックに、移築された灯台が。
残っているものとしては日本最古の木造灯台とか。
花見客に混じって芝生でゴロリ。
山居倉庫でも一休み。
欅の葉が繁ったら、趣が増すだろうな。
ここから一気に鶴岡公園。
オォーッ!
ほぼ満開♪
数年前に訪れた致道館を横目で眺めながら、初めての公園に。
江戸時代に城があった跡だ。
桜の向こうに致道博物館。
堀の内側の出っ張ったところにお隅櫓があったらしい。
ぐるり回って大寳館。
大正4年の建物だ。
大相撲の柏戸、横光利一、高山樗牛、中田義直など、鶴岡に縁の著名人の資料が展示されていた。
この写真の左側に藤沢周平記念館。
9年前にできたというモダンな建物だった。
藤沢さんの著作で一番印象に残っているのは『残日録』……
読んでいない作品が多いと、改めて思った。
純白の月山がきれいに見えた。
中田義直『雪の降るまちを』の碑があった。
ボタンを押すと曲が流れる。
「夏の思い出」「かわいいかくれんぼ」「めだかの学校」「バナナのうた」「わらいかわせみに話すなよ」「ちいさい秋みつけた」など、
お馴染みのメロディーをたくさん作っている方だったんだ~。
根が傾いても健気に横に伸びて、咲き誇っている桜を発見!
今回は、致道館をパス。
一路、帰途についた。
午前中は雲に隠れていた鳥海山がくっきり美しい。
庄内から見える鳥海山。
左上に月が見えた♪
徐々に見え方が変わり、象潟からは……
雪の質感が最高♪
道の駅で足湯に浸かってから、展望台に上がった。
左側の窓に海が映っている。
条件が整えばガラス全体に海が映って、
鳥海山が夕暮れの海の向こうにあるように見えるのだが……。
またのチャンスを期待するしかない。
春を満喫、
素晴らしい一日だった。