「10代に語る平成史」 後藤謙次 岩波ジュニア新書 2018.7.20
消費税導入、バブル経済の終焉、選挙制度改革、冷戦構造の崩壊、テロとの戦い、自然災害……。
激動の平成を語る。
1945年の終戦以来増え続けてきた人口がピークアウトし、少子高齢化となり、
平均寿命が延びて、65歳以上の高齢者の総人口に占める割合は4人に1人をこえている。
働く人の数が減り、高齢化によって社会保障費が膨れ上がっている。
ネット社会は想像を超えて拡大・進展し、
格差が大きくなっている。
そこには、貧困と孤立が……。
進むべき目標を見出だし、新しい自大を切り拓くヒントになれば、
と、あとがきにある。
「生産性がない」とか言われず、
だれもが、自分らしく生きることができる社会は
理想論に過ぎないのだろうか……。