ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「大川契り」「還暦シェアハウス」

2016-01-07 23:33:56 | 

 

「大川契り」 西條奈加 新潮社 2015.11.20

善人長屋第3弾。

住人は、裏稼業の凄腕ばかり。
そこに迷い込んだ本物の善人・加助。
人助けに燃え、面倒の種をせっせと連れ帰る。

おいそれながらと、お上に届けるわけにもいかない。
自分たちで、どうにかする。

いつもながら、さくっと読みやすい。

「還暦シェアハウス」 泉麻人 中央公論新社 2015.4.10

帯にあるように、まさに
中高年青春小説。

60歳を前に妻から別居を宣告され、一人娘は海外留学中。
深夜ラジオ、ツチノコ、ジュークボックス、バブルーー
人生の半分以上を「昭和」で生きてきた男が、一念発起しシェアハウスに住むことに。

何というか……
同じような世代だから、懐かしんだり共感する部分もあるが、
どうもスッキリしない。

作者の自己満足、マスタベーションのような……
と言えば、言い過ぎだろうか。

 

 

コメント
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