「居眠り磐音」シリーズが完結した。
心地好い大団円。
このシリーズを読むたび、
時代が重なる秋山小兵衛・大治郎と長谷川平蔵を思い浮かべていた。
田沼や松平定信の時代だ。
定信はさておき、
秋山父子は田沼の庇護を受け、磐音は田沼に付け狙われる。
一般論的な歴々知識から考えて、個人的には田沼が好ましい。
現れた時代が少し早すぎたか、やり方が良くなかったか、
実態は知りようがないから想像が広がるが、
それは別の話。
で、いつも思うのは、
秋山小兵衛か大治郎と磐音が立ち合ったら、どっちが勝つだろうか、と。
剣に全く疎い自分は、
文面から太刀さばきを想像するのみだ。
誰か、両者の立ち会いを描いてくれないかなぁ。
と、
在らぬ夢を見る。
それはともかく、
今朝の新聞広告に大笑い。