ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

警察小説

2011-10-13 16:33:11 | 
今、警察小説と言えば、今野敏と佐々木譲だろう
たまたま、この二人の本を続けて読んだ。


「化合」 今野 敏  2011.7.7 講談社

 捜査一課の若い刑事菊川は、所轄署のベテラン滝下と組まされた。
 一見無駄だと思うような行動には意味がある。
 一種の成長物語のよう(笑)

 スピード解決を目指す検事は、見切り発車で犯人を決めつけ
 それに添うような証拠集めを命じるが・・・

 職場の上下関係、人間関係の機微が面白かった。

「初陣」 今野 敏 2010.5.20 新潮社

 短編集ともいえる。
 一連の主人公は伊丹俊太郎だが、竜崎伸也が良い。
 竜崎の「隠蔽捜査」シリーズを読んでみよう。
 伊丹が伊香保に行く場面があって、9月初旬の旅を思い出した。

「警察庁から来た男」 佐々木譲  2006.12.18 角川春樹事務所

 角川書店の本では、出版日に元号を使っているが
 こちらは西暦だ。

 「うたう警官」を読んでないのだが、その続編とも言えるようだ。
 北海道警察に警察庁から監査が入った。
 
 うたったがために飛ばされた津久井も呼び出された。
 裏金づくり、暴力団との癒着・・・どこにでもありそうだ。
登場人物それぞれの個性が良い。
目立たないけど、監査官の補佐的な種田が好きかも(笑)

昨日は満月だった。
日中は時折雨も降る曇り空だったが
夜は、見事に輝く満月を見られた♪
私のボロイ携帯でも、それなりに月を写せることを発見した(笑)
それだけ明るいってことだね。
コメント
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