屁理屈かもしれないが

麻生氏は最後の閣僚会議で、謝意を述べると同時に「経済危機を経済対策によってくい止めた。道半ばながらそれがこの内閣の実績だった。」と述べた。
 
 政府が1年間で経済危機から脱出できるのなら、何故、はじめから政府は経済危機に見舞われないようにしなかったのか?
 
 これまで「アメリカ発の経済危機」に巻き込まれたように言ってきた。
 「アメリカを中心とした国際社会の努力もあって」と付け加えたとしても、
 日米運命共同体のようにやってきたのだから、日米は国際的な努力にって未然に防げたはずである。
 100年に1度の病は急には来ない。それが全治3年、1年間で快復の目途が立ったと言うなら、お医者さんは病気になる3年前1年前は、何をしていたのだろう?
 100年に1度の経済危機が自然災害でもなく、突発的な事故でもなく、
 今になって、国際会議で再発しないようにと対策を考えているように、危機への症状を世界的に見落としていただけではなかったのか? 
ドジは屁理屈かもしれないとためらいながら、しかし本気でそう考えているようだ。
 
 
 
 
 
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