教育の適期(臨界期)を逃すな

世界のグローバル化に伴い日本の小学校でもこの4月から英語のの指導を取り入れると言う。

あえて語学の早期教育を否定するものではないし、英語の必要性を否定するものではないが、これから世界が求めるのは義務教育の初期から始める外国語教育なのだろうか? 語学だけで言えばアジアの小国にもはるかかなわない。日本が世界的プレーヤーになったのは英語が優れていたからではない。

グローバル化した世界が行き詰まったのは語学に劣っているからではなく、環境にマッチした創造性の欠如だったのではないか?

 今、日本の子供が英語をマスターして外国へ出向いても単なる廉価な労働力に組み込まれるだけではないか。

急がなければいけないのは、状況を新しく切り開く力を持った主体的で創造性のある人材、  これこそ時期を逸しては育てにくく、急がなければいけないはずだが。教育の(臨界期)を無視し(適期)を逃すことになる。科学的な教育学者の出番でなかったか?

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  40円で済むか?

 《 輸入小麦、18%値上げ 4月から農水省  国際価格高騰で》は3月24日付け朝日新聞の経済欄のトップ見出し。

続いて 小麦を原料とするパンやうどんの価格に影響し、1世帯の1か月の消費支出を約40円上げると見ると、書き出していた。

       食べる量にもよるだろうが、 ホンマに40円の支出増で済むのか?の疑問が湧いた。

 4月以降を見ないと確かなことは言えないが、政府やマスコミが出す情報内容に疑問を持つことが重なってきたから、つい(またか)と思ってしまった。

 

 

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視野と視座

これまで(視野)と(視座)の違いをうまく言葉にできなかった。

見ている人の位置が同じで、見ている範囲の広さが(視野)で見でいる人の位置やそこで見られる全景が(視座)かなとと、いま思いついた。

(地球を視座に)と考えてきたが、見ている位置を変えず地球を視野に収めることはできない。

 とにかく(宇宙に浮かぶ地球)を収めず物を見るのは合理的ではない。 不合理な情報が多い。

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畏れから遠のく

それが神であれ自然であれ、いつから感謝や恐れ畏れから遠のいたのだろう?

 アンチテーゼのような科学の虜になったのか、科学的と言われているのに理に合わないことが多い。

 

 

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「一寸先は闇」

原油の国際価格が100ドルにせまり、リビアのリーダーが自国の国民への空爆を指示することを、1週間前に誰が想像できただろうか?

「政治は一寸先は闇」とは言うけれど、世界も同じなのか。

原油価格や政治は自然現象ではないから、結局人間は自分たちのやっていることの意味がわからないまま活動していることになる。

言い換えれば、現状を認識するための情報を持たずに行動していることにならないだろうか?

(結果論だが)権力やお金で流布される(デマ)とも言える情報の責任はどこにあるのだろう。メディア発信の当事者が政治家であれ学者であれメディア関係者であれ間違った情報は個人を越えた視野の狭い時代感覚から生まれたや仕組みの問題だとは思うが、責任が曖昧になるから(責任者)があっても良い。そうしないと解決の目途も立たない…

 

  

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調和と不調和

お金と権力は相性がよいのか?

特に、日本ではメディアの殺生与奪を左右するスポンサーである財界の権力者はメディアに露払いか先兵の役割を担わせ政治権力を手に入れ支配する。頭に浮かぶ心象風景である。多くの情報がその絵にうまく調和するから面白い。お金も権力も地球の自然からは不調和なところまで来ている。

お金にガッツイテ堂々と食を忘れれている珍風景。 目の前のテレビは専門家が真面目に堂々とそれをやっている。

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仕組みがなせる業

こんなに沢山の人が食べるものに困っているのに、朝から晩まで、グルメとお笑いとワイドショウを流し、マッチポンプが止められない。

     時代遅れの仕組みがなせる業か。

 

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反応なし

世界的1次産品の高騰、中東民主化の動きの中で、日本の動きは別にして先日行われたG20の共同声明は、高物価の原因と影響を国際的に検証するというもだった。

世界的疫病による危機的状況(パンデミック)の対応を連想してしまった。

パンデミックは科学的に予想され映画化されながら、現状はほとんど無策に近い。

   明らかに人間の経済活動によって引き起こされた食料高騰やインフレがウイルス発生と同様に扱われるのは仕方ないのか。  マスコミも政治も何ら評論すらしない。市場も何事もなかったかのようだ。

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 経験を生かせ

ここ100年、アメリカは世界の首領(ドン)であるかのように振る舞い、日本はそれと敵対し敗れ、今度は同盟国として追随し、世界第2の経済大国の地位を得、今その地位を失った。

黒船により開国しほぼ150年、世界のプレーヤーとして大活躍してきた日本の現在や先行きは世界的な意味がある。

世界がグローバル化する中で、超大国アメリカは陰りを見せ、役割が問われている日本は混乱し崩壊の様相を見せている。

 日本の成功と失敗経験から、視野を広げ手行動すればればいいのに、毎度、メディア主導で相変わらずの視野で芝居かゲームと見間違うような政治闘争にいそしんでいる。良し悪しは別にして主要なプレーヤーの座も失いかねない。

 

 

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将来を予告しないメディアや政治

BSニュースを見ていると、どの国も自国を中心にニュースとしてとりあげ情報を伝えている。日本もl同様だが果たしてこれで自国の将来を見通すことができるだろうか?

自己中心的な思考や行動で上手くいかないのは個人も国も同じだろう。

先日、通商産業省が食糧価格の値上がりの予測を発表した。2020年には小麦は実質13パーセントの価格上昇とのことである。

 この間貨幣価値がどれだけ低下するかはわからないが、素直に信じられないものがある。

 今開かれるG20の主要課題は、世界的な食糧価格の高騰についてらしい。円高によって日本の影響は少ないとされているが、国際的なメディアや政治は全体的な実態把握ができず、将来に対し適切さを欠いたものになるのではないか。

要するに、G20会議そのものがG20中心のより集めた情報によって処理されるのであって、10億からいる最貧国の食糧事情は初めから除外される。

 食糧は貧富を越えて一定量必要だから、これを無視した国際的な食糧対策は、自ずと限界を持っている。

産業や経済の中心である食糧の供給がグローバル化した世界にあってこうだから、メディアや政治が作り出す情報が将来を予告しないのは、仕方ないとも言える。
   全体の場の中に最も困難なところに焦点を合わせなければ物事の意味も将来も見えない、と思う。

 

 

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