真の安全保障 

現代文明は人間中心の弱肉強食の過当競争が激しく自らの存在を危うくしてる。

弱肉強食は(搾取)を連想させる。 「社会主義が 資本主義の 資本家階級が労働者階級からの搾取を回避すべく 労働者階級が権力を握る革命の正当性と必然性がある」とし、資本主義や社会主義は歴史的な役割があったかもしれないが、現代の弱肉強食(搾取)の現状の多くは それでは説明できないものがほとんどで、新植民地支配と被支配・多様な経済格差・企業合だけでなく、人間活動が全体として地球や環境破壊など一方的な搾取や搾取まがいの事まで正当化している。

資本主義や社会主義 など現代文明に拘わることなく、地上の生物(人類)が生きる根源的な原理・原則に立ち返り現状を見直し真の安全保障に着手すべきではないのか。

 

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 借家住まい  

  日本の現状は主権が国民の手から剥ぎ取られたに終わらず、主権そのものも損なってきていないか。

    家財が持ち出され、家主の権利までもが侵害され、国民はすき間だらけの借家住まいをしているようだ。

     弱肉強食の世界にあっては国家だけではなく社会に広く見られる一般的な形なのかもしれない。

     

    

 

   

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(現状)と現状の違い

経済学者ドラッカー氏は「第2次大戦後アメリカの内外の政策で成功したものは無い」と断じたが、その検証は出来ないが、今日の世界の政治・経済の行き詰まりに至った時間の長さを考えると、逆説的には基本的な現状認識が間違ってきたことになる。

多くの国が「経済成長」を国家の目標にしているが、少なくても過去3~40年、世界は富を築いてきたと言えるだろうか。新しい商品は開発したがイコール新しい富を生み出したのとは違う。

棲んでる家(地球)の壁やふすまを燃やしたり作り変え、先祖が築き共有してきた田・畑(資産)を切り売りして食いつぶしてはいないか。

国はバラバラだが世界的にこんなことをしているから世界的な規模で不都合が生じる。

国境を越えた環境破壊などの世界的な不都合に絶えられなくなったら、国民は地球市民に立ち返り世界的な規模で解決を図るべく世界の統治に本気で着手するだろう。

ただ、不都合に気付き耐えられなくなるまでの犠牲を出来るだけ少なくするのが人間の知恵だろう。

とにかく、目に映っている(現状)が実際と大きく違っているところに、加えて提起された

(秘密保護法案)は(現状)に蓋をし、問題解決をさらに遅らせるに違いない。

国際的にも逆行していないだろうか。

 


 

 

 

 

 

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どこの話?

NHKの政治討論会を聞いていると司会者をはじめ与野党揃って どこの国の話をしているのだろう?と率直に思った。

例えば、政府与党は今の日本の現状を(成熟社会)と呼び、さらに経済成長を図るべく新たな欲求を求めた経済戦略を実行していると主張し、野党は消費税の経済に与える悪影響や購買力を高めるための公正な分配を主張し政府与党と対立しているかに見えるが(成熟社会)に異を唱えたり経済成長が行き詰まっている背景や原因を明らかにしようとする向きが全く無い。あの程度の事でも日本の現状や経済を未だ学習していない小学校の高学年になっていれば、専門的に装った言葉も使わず議論にもならないだろう。

世界的にも稀に見る膨大な借金を積み重ね、原発事故で未だ始末も出来ずいる現状を(成熟社会)と表現する小学生は滅多にいない。

もし、日本の現状を(成熟社会)と言えますか?を社会科のテストで出題したら、日本の誰がこれを正解とするだろう。教師がこれに正解を求めるような学校へ真面目な子供は義務教育だからと言って登校出来るだろうか? 

 

 

 

 

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爺さんの語彙不足

社会のことを語る時、最も大きなスケールとして(世界)の言葉を使うが、その度に抵抗を感じスッキリしないでいる。

 爺さんは 人類を含めた大自然である地球の存在の意味で使いたいのだが、(世界)はどうしても人間中心に思えて仕方なく端的な言葉が見つからないでいるようだ。

 

 

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  役に立たないキーワード

今も政治の評論で(右・左・リベラル・社会主義・資本主義)をキーワードに用いられることが多いが、このキーワード自身が時代遅れではないか。

世界経済は地球規模の自然をはっきり視座に収めた経済環境に照らした産業構造の転換が求められているのであって、特定業界利害誘導型の経済成長至上主義や経済成長を前提にした公正な分配を求める産業政策ではないから上記の目印的なキーワードは 産業転換を阻害こそすれ調整する機能は持たない。

復古主義の外交路線は言うに及ばず、「時代錯誤」だとヒゲ爺さんは 子供たちを案じながらつぶやいていた。

 

 

 

 

 

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恋は不思議ね

碁会所に来る とあるご婦人 年のころ80にも届くか 何と言ってもマナーと打ちっぷりがいい。 じっくり落ち着いて考えてハイ パチン! 

自宅近くのバス停を使って通っているから時にご一緒するうちに その出ベソ老人はいつしか その凛としたご婦人が気になりだした。

もっともその老人は 自宅の4~5件隣の年のころ分からないが ほとんど90度に腰を曲げて押し車を杖代わりに歩く気品ある老婦人にも「今度、私の腕につかまって散歩しない?背筋が少しは伸びるよ 世間の風は気にしない」と笑いながらナンパしていた。

出ベソ老人の恋は持病かも知れないが 良いことなのか いけないことなのか その老人は迷っている。

心配無用! 家に帰ったらこれらを全部報告し 「君の料理は不思議になぐらい味と品がいい」と  ここでもナンパしていた。

 

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老人の歯がゆさ

出ベソ老人は 時たまデジカメを持って散歩にでかけるが1枚の写真も撮れず素手で帰ってくる。

老人は己の世界観を目の前の草の1本にでも託して撮りたがってたいるのだが それが出来ない。

世間の情報で見えなくなっている己の耳目が歯がゆいと 老人は 時々嘆いている。

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老人が手伝う事

これまで支配構造の中核を(世界を支配する姿なき巨大な組織)の言葉で表現してきたが、白髪老人は今朝布団の中で、 それは(お金)ではないかと すごいことを発見したかのように歓声を上げた。

チャップリンがベルトコンベアにてんてこ舞いに支配される映像で現代文明を端的表現したが、あれから50年もたった今は(お札)にてんてこ舞いになっている方ががより現代の文明にマッチしている。 

人格の無いお札が人格を持つ人間の権力をも支配し出すと、ちょっとやそっとで逆転は難しい。太刀打ちできるのは人力を越えた大きな災害だけなのだろうか。

情けなくてこんな話は子供たちには出来ないから、もっとましな文明転換の知恵と目印を見つけるのを手伝わなきゃ。

 

 

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行き詰まりの2つの側面

サウジアラビヤがアメリカのシリアやイランへの対応に不満を持っていることを自ら表明した。

先のスノーデン氏による機密の暴露をはじめ、これまで見えなかったところが僅かでも明らかにされてきた。

世界がより経済へシフトして時、軍事への傾斜を強める国が出て来たのもその国の正直な姿だろう。

世界が行き詰まってくると社会のモラルや秩序が崩れると同時に これまで隠されていたものも外へ出やすくなるのも自然であり、ある意味で世界は見えやすくなり時代の転換には好条件が生まれていると、しらが老人は出ベソを撫でながら思案していたと言う。

 

 

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