全体を見るのはどこの誰?

大学への進学は人文系、理系、芸術系のように分かれる。
 地球上には花だって空だって人間だって何一つ、系によって分けられて存在するものはない。
 系育ちの人間が仕事をしている。
  全体を見るのはどこの誰?
 
 
 
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若者が育ち難い仕組み

世界200数十カ国の世界地図を集めて見ると全部違っていて、自国中心に書かれているだろう。
 小中高と日本史を習って、それなりに日本のイメージが出来ていたが、卒業後、国内旅行をしたり、地域の謂れなどを知ると、朝鮮の影響の大きさに驚かされることが多い。
 国際間の歴史認識も世界地図のように国によって違っているに違いない。
 学校時代、世界地図も、日本の歴史も習った事以外にあるなんて考えても見なかった。学校ではテストで○×を付けられ、自分も付けてきた。
 教えた言葉の正誤は解釈次第で色々だろうが、教えた自分の頭の中の絵は、自国中心だった事に今になって気付く。
 自分が刷り込まれたように、教師として自分も子供達に刷り込んできたに違いない。
 刷り込まれた人間は他の発想を持つ事が極めて難しい。
 行き詰まってる現代、公教育は振り返り見直した方が良い。
 例えば、産業の行き詰まりがありながら、学校はその原因を教える事はなく、
 地球環境の問題も、教育問題も正面からは教えない。
 現代抱えている問題は政治問題として「政治的中立」の名ですべて避けている。
 これでは、若者は社会の抱えている問題を解決する力はつかないし、心構えも出来ず、時には自立すら難しくなる。
 実際そういう傾向はある。
 大人や、社会が抱えている重要な教育の問題一つである。
 
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