
9月5日 この日の天気予報は、晴れだったので、久しぶりに遠出をしようと考え
当初は、滋賀県まで走ろうかなぁ?と思っていましたが、
実際に起きられたのが午前4時前だったので、ちょっと厳しいかなぁ?と思いながら走りだしました。

主な走行ルートは、白浜町→国道42号→有田川町→県道18号線→海南市→
国道424号→紀の川市→県道13号線(和歌山橋本線)→橋本市→国道24号→奈良市→
国道308号→暗峠(大阪府東大阪市・奈良県生駒市)→国道308号→東大阪市水走→
国道170号(大阪外環)→和泉市→国道480号→和歌山県かつらぎ町→国道24号→
紀の川市→国道424号→海南市→県道18号線(海南金屋線)→有田川町→国道42号→白浜町
走行距離 約404㎞

国道42号 日高町萩原にある温度表示は22度
この時、午前5時過ぎですが、少し前ならもっと明るかったのですが、日の出が少しずつ遅くなってきました。
とその前に、実は当初、奈良方面に走る際、上富田町岩崎交差点から国道311号を走って、
田辺市本宮町から国道168号を走って、奈良県十津川村から五條方面に走るつもりでした。
その岩崎交差点直前になって、なぜか「いや!今日は直進!」と頭の上から?
指示があったので?何のこっちゃ(*´ω`)
そのまま国道42号を直進しました。通常なら右折して国道311号へ走るのですが💦💦

有田川町からは、ひたすら上り坂が続く県道18号線(海南金屋線)を走ると
峠の所で、海南市と有田川町との境界になります。
海南市側に入ると下り坂が続くのですが、写真の海南市汲沢(ぐみざわ)地区から
海南の街中(写真中央付近)を見ると雲がかかっています。
今は、晴れているけど、これから、あの雲の下に向かうけど…
天気が気になるなぁ~と思っていましたが、薄雲が広がる感じでした。

海南市から紀の川市へ走り、紀ノ川沿いに走って、道の駅 柿の郷くどやま にて休憩
道の駅がある九度山町からは、橋本市を過ぎると
いよいよ和歌山県橋本市と奈良県五條市との境界

写真の橋の下を流れる落合川が境界になっているようです。

奈良県五條市側から和歌山県橋本市を望む
この時、何気に草むらを見ると

国道から少し離れた所に、ポツンと道標が建っているのが見えました。
近付いて見て見ると 従是東 奈良縣管〇 とありました。
〇は轄(かんかつ)かと思いますが、長靴でしたら近づけたのですが、
草も夜露?に濡れていたので(^^ゞ

距 奈良縣廳 四九粁七四五、四五 宇智郡五條町 四粁四七二、七二
当時の道路と今では、道路事情が違うので何とも言えませんが、
道標の場所から現在の五條市役所までは、約4㎞なので
当時の五條町役場(現在の五條市役所の場所と同じかどうか分かりませんが)までの距離が、
4㎞472m72と非常に細かく表示されている事に驚きました。
奈良県庁までは、49㎞745m45となっていますが、当時の測量技術の高さを感じます。

昭和九年三月建之 奈良(縣)カッコは、草に隠れて見えないため想像です。
なぜか境界というものに、それほど深い訳ではありませんが興味を持ってしまいます(^^ゞ
和歌山県側には、何か無いものか?と探しましたが、少し離れた所に

とびこえ休憩所 なる建物を発見


最近、殆ど見かけなくなりましたが、私が子供の頃は、まだありました。


とびこえ休憩所の辺りは、こんな感じですが、原付だと走れます。


昔は、案内にある馬のように、こんな感じで大和と紀州を往来していたのでしょうね。
馬に乗れない一般の人々は、徒歩で越えたのでしょう。

万葉古道飛び越え石 下に下りて見たいと思います。

県境を流れる落合川

飛び越え石

ピョンと飛び越える事が出来ます。手前は和歌山県側

県境を越えて五條市に入り、国道24号を走る。
途中、御所市からは、京奈和道沿いに走って橿原市へ
再び国道24号バイパスを走って、再び京奈和道の下を走り天理市まで来たのですが、
どうも急に眠気を感じるようになってきました(=_=)
「これは、まずいなぁ」と思い国道24号への裏道を走っている途中に、
お地蔵さまを見つけ、しかも横になる事が出来るセメント作りのベンチがあったので
その上で少し仮眠をとる事にしました。


このお地蔵さんの入る祠の左側にベンチがあったので、
20分近く仮眠をしたのですが、ベンチ上には樹木があり
木陰になっていて、とても良かったです。
おかげで体が楽になり、その後は、眠気を感じる事はありませんでした。

そのまま国道24号を北上し大和郡山市から奈良市に入りました。
さて奈良市からは、滋賀方面に行くには、そのまま北上するのですが、
今回は、やはり?滋賀県へ行くのを諦め、急きょ暗峠に行こうと思い立ちました。
実は、本当に直前まで暗峠に行く予定は、ありませんでした。
そして国道308号の案内標識とグーグルマップを頼りに暗峠を目指しました。

ネットでは、見た事はありましたが、確かに狭い道です。

国道308号 おにぎり型の標識も経年劣化を感じます。

結構きつい上り坂もありました。
私のイメージは、生駒山までひたすら上り坂が続くのかなぁ?と思っていましたが、
実際は、2つの山?丘?を上り下りをしてから生駒山を登りました。

途中には、このような峠道もあり、とても国道308号とは思えない
路面状態の悪さでした。

この道が国道308号である事を主張?しています。

積雪時は、厳しい道になります。

大きな車では、とても通り抜ける事は出来ません。

生駒山が近くなってきました。

国道とは思えない道幅ですので、間違える人もいるためでしょうか?
路面標示がされています。生駒市から奈良市方面へ走る車両への標示



生活道路といっても良いレベルの国道308号

ずいぶん登ってきました。暗峠まであと少し
奈良盆地の街並み

アスファルト舗装からセメント道に変わります。


信貴生駒スカイライン下のアンダーパスを抜ければ、あと少し

大阪府東大阪市と奈良県生駒市の府県境にある暗峠





相棒と記念撮影



府県境付近は、石畳の道でした。
意外だなぁ~と思ったのは、ハイキング?登山?
リュックサックを背負って歩いておられる方が多い事にビックリしました。



大阪府側へ入ると八尾土木事務所が道路管理している事がわかります。

暗峠といえば、この急勾配がある地点ですが、タイヤのスリップ痕が多数あります。

写真では、急勾配が伝わらないですね(*´ω`)

今回は、奈良県側からこの急勾配走行になったため、大阪側から登った場合、
私の原付では、この急勾配を登れるのかどうか分かりませんが、
暗峠からの下り坂は、ずっと前輪・後輪ともブレーキを掛けて速度も20㎞程度で走りました。
速度が出てしまうと、ハイカーさん?歩いておられる方も多く危ないからです。

途中、眼下に広がる大阪平野が見渡せました。
夜は、キレイな夜景が広がるんでしょうね。

近鉄奈良線が見えると峠道は、終わったなぁと感じました。

今日は、本当に天気が良い。午前中は、曇っていましたが

国道308号への案内

道幅が狭いので上りと下りが、それぞれ一方通行になっています。

国道308号 大変面白味のある道です。

近鉄奈良線の電車が、走って行きました。

大阪側から生駒山を見る。
この山を越えて来たんやなぁ~と実感


国道308号は、先程までの山道から一転して、阪神高速東大阪線も走る大幹線道路へと変身

写真は、東大阪市水走交差点

国道170号(大阪外環状線)を走ると、時々この水走交差点に来て手を合わせます。
過去のブログでも書いていますが、
平成6年(1994年)11月23日、この水走交差点で発生した交通死亡事故をキッカケに
交通安全への取り組みを始めた私にとって原点でもあるからです。
今回は、暗峠を走り抜ける事が出来て良かったのですが、
最後に書いた交通死亡事故についてですが、道路交通環境の改善に向けて
自分の出来る範囲だけですが、少しずつですが関係機関への
働きかけによって改善された箇所もありますが、
まだまだこれから先も、私が生きている限り
道路交通環境改善への取り組みは、続けて行きたいと思っています。
紀伊民報 平成26年12月6日付 読者の声に掲載
https://blog.goo.ne.jp/dosukoiya/e/0191b3a008cd258fa881109088b64393
当初は、滋賀県まで走ろうかなぁ?と思っていましたが、
実際に起きられたのが午前4時前だったので、ちょっと厳しいかなぁ?と思いながら走りだしました。

主な走行ルートは、白浜町→国道42号→有田川町→県道18号線→海南市→
国道424号→紀の川市→県道13号線(和歌山橋本線)→橋本市→国道24号→奈良市→
国道308号→暗峠(大阪府東大阪市・奈良県生駒市)→国道308号→東大阪市水走→
国道170号(大阪外環)→和泉市→国道480号→和歌山県かつらぎ町→国道24号→
紀の川市→国道424号→海南市→県道18号線(海南金屋線)→有田川町→国道42号→白浜町
走行距離 約404㎞

国道42号 日高町萩原にある温度表示は22度
この時、午前5時過ぎですが、少し前ならもっと明るかったのですが、日の出が少しずつ遅くなってきました。
とその前に、実は当初、奈良方面に走る際、上富田町岩崎交差点から国道311号を走って、
田辺市本宮町から国道168号を走って、奈良県十津川村から五條方面に走るつもりでした。
その岩崎交差点直前になって、なぜか「いや!今日は直進!」と頭の上から?
指示があったので?何のこっちゃ(*´ω`)
そのまま国道42号を直進しました。通常なら右折して国道311号へ走るのですが💦💦

有田川町からは、ひたすら上り坂が続く県道18号線(海南金屋線)を走ると
峠の所で、海南市と有田川町との境界になります。
海南市側に入ると下り坂が続くのですが、写真の海南市汲沢(ぐみざわ)地区から
海南の街中(写真中央付近)を見ると雲がかかっています。
今は、晴れているけど、これから、あの雲の下に向かうけど…
天気が気になるなぁ~と思っていましたが、薄雲が広がる感じでした。

海南市から紀の川市へ走り、紀ノ川沿いに走って、道の駅 柿の郷くどやま にて休憩
道の駅がある九度山町からは、橋本市を過ぎると
いよいよ和歌山県橋本市と奈良県五條市との境界

写真の橋の下を流れる落合川が境界になっているようです。

奈良県五條市側から和歌山県橋本市を望む
この時、何気に草むらを見ると

国道から少し離れた所に、ポツンと道標が建っているのが見えました。
近付いて見て見ると 従是東 奈良縣管〇 とありました。
〇は轄(かんかつ)かと思いますが、長靴でしたら近づけたのですが、
草も夜露?に濡れていたので(^^ゞ

距 奈良縣廳 四九粁七四五、四五 宇智郡五條町 四粁四七二、七二
当時の道路と今では、道路事情が違うので何とも言えませんが、
道標の場所から現在の五條市役所までは、約4㎞なので
当時の五條町役場(現在の五條市役所の場所と同じかどうか分かりませんが)までの距離が、
4㎞472m72と非常に細かく表示されている事に驚きました。
奈良県庁までは、49㎞745m45となっていますが、当時の測量技術の高さを感じます。

昭和九年三月建之 奈良(縣)カッコは、草に隠れて見えないため想像です。
なぜか境界というものに、それほど深い訳ではありませんが興味を持ってしまいます(^^ゞ
和歌山県側には、何か無いものか?と探しましたが、少し離れた所に

とびこえ休憩所 なる建物を発見


最近、殆ど見かけなくなりましたが、私が子供の頃は、まだありました。


とびこえ休憩所の辺りは、こんな感じですが、原付だと走れます。


昔は、案内にある馬のように、こんな感じで大和と紀州を往来していたのでしょうね。
馬に乗れない一般の人々は、徒歩で越えたのでしょう。

万葉古道飛び越え石 下に下りて見たいと思います。

県境を流れる落合川

飛び越え石

ピョンと飛び越える事が出来ます。手前は和歌山県側

県境を越えて五條市に入り、国道24号を走る。
途中、御所市からは、京奈和道沿いに走って橿原市へ
再び国道24号バイパスを走って、再び京奈和道の下を走り天理市まで来たのですが、
どうも急に眠気を感じるようになってきました(=_=)
「これは、まずいなぁ」と思い国道24号への裏道を走っている途中に、
お地蔵さまを見つけ、しかも横になる事が出来るセメント作りのベンチがあったので
その上で少し仮眠をとる事にしました。


このお地蔵さんの入る祠の左側にベンチがあったので、
20分近く仮眠をしたのですが、ベンチ上には樹木があり
木陰になっていて、とても良かったです。
おかげで体が楽になり、その後は、眠気を感じる事はありませんでした。

そのまま国道24号を北上し大和郡山市から奈良市に入りました。
さて奈良市からは、滋賀方面に行くには、そのまま北上するのですが、
今回は、やはり?滋賀県へ行くのを諦め、急きょ暗峠に行こうと思い立ちました。
実は、本当に直前まで暗峠に行く予定は、ありませんでした。
そして国道308号の案内標識とグーグルマップを頼りに暗峠を目指しました。

ネットでは、見た事はありましたが、確かに狭い道です。

国道308号 おにぎり型の標識も経年劣化を感じます。

結構きつい上り坂もありました。
私のイメージは、生駒山までひたすら上り坂が続くのかなぁ?と思っていましたが、
実際は、2つの山?丘?を上り下りをしてから生駒山を登りました。

途中には、このような峠道もあり、とても国道308号とは思えない
路面状態の悪さでした。

この道が国道308号である事を主張?しています。

積雪時は、厳しい道になります。

大きな車では、とても通り抜ける事は出来ません。

生駒山が近くなってきました。

国道とは思えない道幅ですので、間違える人もいるためでしょうか?
路面標示がされています。生駒市から奈良市方面へ走る車両への標示



生活道路といっても良いレベルの国道308号

ずいぶん登ってきました。暗峠まであと少し
奈良盆地の街並み

アスファルト舗装からセメント道に変わります。


信貴生駒スカイライン下のアンダーパスを抜ければ、あと少し

大阪府東大阪市と奈良県生駒市の府県境にある暗峠





相棒と記念撮影



府県境付近は、石畳の道でした。
意外だなぁ~と思ったのは、ハイキング?登山?
リュックサックを背負って歩いておられる方が多い事にビックリしました。



大阪府側へ入ると八尾土木事務所が道路管理している事がわかります。

暗峠といえば、この急勾配がある地点ですが、タイヤのスリップ痕が多数あります。

写真では、急勾配が伝わらないですね(*´ω`)

今回は、奈良県側からこの急勾配走行になったため、大阪側から登った場合、
私の原付では、この急勾配を登れるのかどうか分かりませんが、
暗峠からの下り坂は、ずっと前輪・後輪ともブレーキを掛けて速度も20㎞程度で走りました。
速度が出てしまうと、ハイカーさん?歩いておられる方も多く危ないからです。

途中、眼下に広がる大阪平野が見渡せました。
夜は、キレイな夜景が広がるんでしょうね。

近鉄奈良線が見えると峠道は、終わったなぁと感じました。

今日は、本当に天気が良い。午前中は、曇っていましたが

国道308号への案内

道幅が狭いので上りと下りが、それぞれ一方通行になっています。

国道308号 大変面白味のある道です。

近鉄奈良線の電車が、走って行きました。

大阪側から生駒山を見る。
この山を越えて来たんやなぁ~と実感


国道308号は、先程までの山道から一転して、阪神高速東大阪線も走る大幹線道路へと変身

写真は、東大阪市水走交差点

国道170号(大阪外環状線)を走ると、時々この水走交差点に来て手を合わせます。
過去のブログでも書いていますが、
平成6年(1994年)11月23日、この水走交差点で発生した交通死亡事故をキッカケに
交通安全への取り組みを始めた私にとって原点でもあるからです。
今回は、暗峠を走り抜ける事が出来て良かったのですが、
最後に書いた交通死亡事故についてですが、道路交通環境の改善に向けて
自分の出来る範囲だけですが、少しずつですが関係機関への
働きかけによって改善された箇所もありますが、
まだまだこれから先も、私が生きている限り
道路交通環境改善への取り組みは、続けて行きたいと思っています。
紀伊民報 平成26年12月6日付 読者の声に掲載
https://blog.goo.ne.jp/dosukoiya/e/0191b3a008cd258fa881109088b64393
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます