食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

27000冊ガーデン@大崎梢

2024-03-15 15:54:28 | 本(あ)
  27000冊ガーデン@大崎梢 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
星川駒子は県立高校の図書館に勤める学校司書だ。ある日、カウンターに置いた「本について相談したいことがあったらなんでも声をかけてね」というプレートを見た男子生徒から、転落死体が発見された場所に本を落としてきてしまったと相談を受けた。駒子は出入りの書店員・針谷敬斗と共に、生徒が巻き込まれた事件の解決に一役買う。そんなふたりのもとには、図書館や本にまつわる謎が次々と持ち込まれる!?本も生徒の心も密室みたい。中で何が起こっているのか、わからない。




図書館にやってくる高校生、やってこない高校生、それぞれ個性的で、いろんな家庭環境があり、いろんな思いを抱えていて、ザ・青春。生徒たちが持ち込む本にまつわる謎を解く、ザ・ミステリー。青春にミステリー、お得感あり! 図書館司書の駒子さんが生徒と一生懸命真摯に向き合う姿がすてき。めちゃくちゃするどい観察眼の針谷さんもすてき。5つの短編どれもが、駒子さんと針谷さんのおかげで嫌な終わり方にならない、救いを見出せるのもすてき。そして作者・大崎梢さんの本の知識量もすごい。思わず読みたくなってメモした本は原田マハさんの「星がひとつほしいとの祈り」。私が高校生のころ、図書館とは縁がなかった。もし駒子さんみたいな司書さんとめぐり合ってたら、本の楽しさをもっと早く知ることができたかもな。


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