食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

お父さんと伊藤さん@中澤日菜子

2014-06-07 15:01:33 | 本(な)
  お父さんと伊藤さん@中澤日菜子 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
娘と彼氏の狭い同棲部屋で始まったぎこちない共同生活。すれ違って生きてきた父と娘に心通じあえる日は?第8回小説現代長編新人賞受賞。誰にでも起こりうる家族問題を笑いと緊張の絶妙なタッチで描くデビュー作!




娘・彩の視点で物語は描かれています。彩34才、同棲している彼氏の伊藤さん54才、突然2人で暮らしている狭いアパートにやってきてしまった彩のお父さん74才。なかなかシュールな設定です。彩はゆるーい感じで生きていて、今は伊藤さんと楽しく暮らしているからそれなりにいい状況。そこにやってきたのは昔から苦手だったお父さん。この、昔から苦手だったお父さんというところに、私自身共感し、彩側に付いてぐいぐい読み進めました。お父さんのとんでもない秘密を知るところでは、彩の絶望・怒り・あきらめといった気持ちがストンと理解できました。それでも彩は、お父さんのことを「どうしようもなく、それはあたしの父」と改めて認識します。ここ、そうだよね、父は父。うんうん、とうなづいてしまいました。
この物語で彩やお父さんは「私と一緒」「お父さんと似てる」という感じですが、伊藤さんは‥‥。ちょっと不思議な雰囲気を醸し出しています。その伊藤さんがいろいろなことのクッションになったり、彩の背中を押したりで、とても素敵なのです。最後の伊藤さんのセリフ、ぐっときます。家族との関わり、人との関わりを考えさせられる作品でした。

追伸:「見晴るかす」「吃驚した」という表現はしっくりきませんでした。会話で「吃驚したわよー」とか使わないもので‥
コメント (2)
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かき揚げそば@しぶそば

2014-06-07 08:08:28 | おそとでごはん
私が住んでいる横浜も梅雨入りし、昨日はずっと雨が降り続きました

それまでの暑さはどこへやら、半そでじゃ寒いくらいです。


まだまだ暑くて、半そでで出かけていた日のお昼ごはん
 かき揚げそば@しぶそば

前回のしぶそばの記事はこちら
前回もかき揚げそば。ザ・ワンパターン!
前回も暑い日でも熱いそば。ザ・ワンパターン!
かき揚げは春菊、にんじん、玉ねぎ。春菊感があまりない‥  もっと春菊プリーズ
前回は長津田のしぶそば。今回は青葉台のしぶそば。長津田のほうがかき揚げは大きいし、わかめもたくさん入ってる
店舗によってちがうのか、会社の方針自体が変わって量が少なくなったのか、消費税増税の影響か???
なんにしろこうやって比較ができて、その内容がグレードダウンだと、ちょっと悲しい

とはいうものの、おいしかったし、おなかいっぱいになりました  ←なら文句言うなって感じ


家に帰るとなにやら封書が


しばし考える‥‥


あぁ  あのおいしくなかったペットボトルのワインの懸賞だっ

再びしばし考える‥‥



あぁ  食器が当たる予定だったんですけど


Wチャンス賞のオリジナルワインホルダーだって。
まだ使ってません。 まだそこらへんに置きっぱなしです。  あぁ食器が当たる予定だったんですけど
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