艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

N-3B

2008年01月26日 22時30分16秒 | 個人日誌
 寒いよ~寒いよ~。お風呂に入りたいよ~。温泉行きたいよー。
 いや、こんなに寒い日が、こんなに連続して続くなんてさ~。本当に地球温暖化してるの?してないよ、きっと。

 年間で数回しか湯船に浸かるってことをしません。お湯をはるのがめんど…いかんいかん、面倒とかそんな言葉はもう使わないことにしたんだ、僕の中では。

 だるくてね、お湯はるのが。
 ザブ~ンと入るのは実家に帰ったときか、稀に銭湯に行ったときくらい。

 宿に到着したら、まずは温泉。ゆっくり浸かってから部屋ではプイ~ンとして。
 いやいや、そのまえに。朝から出発して、景色を眺めながらゆっくりとドライブ気分で目的地へ向かいたい。

 ドライブの途中、晴れた空のした、店先のベンチでご当地のアイスとか、甘いものが食べたいとこだ。お互い違う味を選んで、「それも一口食べさせて」とか言いたいな。
 宿はやっぱり、「思ったよりもキレイじゃん」と思わせて欲しいね。荷物は自分たちで運ぶから案内は結構です。靴を脱いで部屋に上がって、そこからの景色を見て人心地。温泉に入るのは一服してからだな。
 初回の温泉は、まずはさっくりと。からだを温める程度に。

 あの、あれ、あるじゃあない。温泉宿の部屋で、和室の横の窓際あたりに決まったように一段低くなってテーブルがあって、椅子が向かい合わせで並んでいる箇所があるじゃあないですか。隅っこにタオルを干すとことかあって。
 浴衣姿で、そこに座って窓の外の雪景色でも見ながら、わーとかハァ~とか言いながらダラダラして。

 晩御飯の時間までだいぶあるなら、一度服に着替えて外でも散歩したい。ただただ「寒い!」って言うだけのために。湖が近くにあれば見にいきたいな。夕日はどっちに沈むんだ?

 夜は部屋で食事したい。その辺の海でとれたウニやらカニやらアワビやらを持ってきてちょうだい。固形燃料で小さな鍋もいいね。瓶ビールを、そうだな…とりあえず5本ほど持ってきてもらおうか。
 程よく酔ったところで、もう一回温泉に入ろう。体中がふやけたところで、どうでもいいような温泉宿のお土産を眺めながら買うわけでもなく冷やかして。
 部屋に戻って、また飲んで。

 あれ?ここまで書いていて「なんかこんなん以前も書いた気がするぞ?」と思ったら…やられた。
2007年07月21日『勇気と臆病は、思ってるほど明確な区別はない。』 とほぼ同じ文章じゃん。

 Romiyさんと話したんでしたっけ?「それでも温泉って男と女の二人で行ってもなんだかね~だよね」みたいな話。温泉メインだと会話ないし、別に一緒に入れるわけじゃあないから、それなら大人数のほうが絶対楽しいって話。

 とうとうこの冬、出陣と相成りました。


 これ。N-3Bです。12、3年は着てますね。

 大学一年かそこらのこと。
 前の晩でがっつり飲んで、僕はミノルハイツに泊めてもらって。泊めてもらったくせに「この部屋寒いな~」と文句ばかり言ってたのだけど、そんな二日酔いの朝にshow先生が「コート買いに行かん?」と唐突に提案してきた。
 狸小路にある、今でもあるのかな、なんていったかなあの店。振られ気分でロックンロールみたいな名前の店。
 ドイツ軍とかアメリカ軍からの流出品を扱うようなミリタリーなグッズ満載なお店。店内が狭いけど、そのごちゃごちゃ感がけっこうキライじゃあない。今もまだ健在ならチラリと覗きに行きたいくらい。

 show先生の話では「二着で15000円」との触れ込みだったけど、実際にはそれは一着の値段。
 しかしながらこれはいい買い物でした。僕の人生の中で、いい買い物ベスト3にランクインするな。
 なんといっても暖かい。頭まですっぽりフードかぶってしまえば死角ないよ。ファーがフワフワで中の生地も肌触りいいし。そこらへんのちゃらちゃらしたコートより断然暖かいし、生地も厚くて丈夫でグイグイ引っ張ってもへっちゃら。
 ポケットも大きくて深くてたくさんあるし。たくさんのポケットはシルエットを損なうもんだけど、このN-3Bに限っていえばその弱点はない。すっきりで無駄がない。
 膝上のこの長さがまたいいね。無駄に長くない。

 たまに街でN-3Bっぽいのを着ている男とか見かけるけど、「オマエが着るな!」って怒りすら感じるね。小柄な女のコが着てたりするとかわいいアイテムだと思うんだけど、残念ながら着ているのは見たことがない。「っぽい」ものは見るのだけど。