艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

沖縄へ行こう! その2

2008年11月27日 22時35分02秒 | 個人日誌
 沖縄いいよな~、沖縄。もう一回行きたいわ、沖縄。

 今日から仕事。働かないとお金もらえないし、お金がないと楽しい旅行もできないしで是非もない。もちろん休み明けから気合を入れて働きませ

 PASMOってあるじゃあない。今まで作ってなくて。「あれば便利だよ」という周りの意見を聞いても「そんなに電車乗らないし必要ない」とか言い張ってたんだけど、すみません、作り方を知らなかっただけです。
 だってさー、駅で作れるっていうじゃんか~。券売機だと「チャージのみ」とか書いてあるし、どこで作れるかわからないって。みどりの窓口とか意味もなくウロウロしたことあります。
 で、今日仕事で東急東横線だかに乗って。アホづらこいて。そこの券売機に「PASMO」の表示を見て「これかッ!」と購入。これ便利だわ~(←今さら)
 JRの券売機では売ってないのかな?私鉄だけとか。も~使えないわ~JR。うそ、ごめんなさい、父さん。

 さて、沖縄二日目。
 計画ではこの日の行動は、「美ら海水族館→昼時のどこかでご飯→どこか寄りたいもの見つかれば寄る→ホテルに戻る→どっか飲みに行く」
 テキトーですね。計画ってほど大層なものでもない。

 ホテルのテラスでしっかりとした朝食を摂って、いざ出発。
 普段あまり食べない僕だけど「このあとアクティブに動きたい」って楽しい予定があれば食べる。

 
 美ら海水族館いいよ~。ジンベイザメでかいよ~。でかいでかいと云われる僕でも、ジンベイザメにはかなわない。

 
 水槽も大きい。

 お母さんに抱っこされた赤ちゃんが、頭の上の水槽を見上げたまま口がすごく開いている姿とかかわいかったな~。

 水族館を出るとかなりしっかりした雨。日頃の行い悪いから、三人して。
 がっつり雨に降られたのはこのときだけだったけど、他の日は全部曇り。暖かいは暖かかったけどね。車の中でエアコンつけててちょうどいい。でもつけっ放しになってるとやや寒いくらい。

 古宇利島という、車で行ける離島に行きました。橋の上から何にも遮られない沖縄の海とか最高じゃあない?
 雨さえ降ってなければ。

 やはり沖縄にはさとうきびの生えているところが多い。あちこちにある。
 「あ!『ざわわ』じゃあない?」
 「今のは『ざわ』くらいですね」
 「あれは?!あれ『ざわわ』ってカンジじゃあない?」
 「おー!かなり『ざわわ』ですね!」

 ざわわ ざわわ ざわわ~♪

 showさんとRomiyさんと三人で歌うが、三人とも歌詞はここしか知らない。

 ホントね~、三人ともテキトーなんですよ、喋っていることが。
 この車の中で喋ったテキトーなことで、運転しているshow先生が
 「ドッピオさ~」
 「はい」
 「仮にだよ、仮に。妄想で。今いる芸能人と誰とでも選んで結婚できますってことになったら誰と結婚する?」
 って聞いてきたので「う~ん…ハセキョーけっこう好きだったんだよね~。でも結婚しちゃったからな~」
 「ダメダメ!現実問題として結婚しているひととは結婚できないでしょ!他にいないの!?」
 「いやwあなたが妄想でって言ったんじゃあないですかw!」

 Romiyさんが「車の中で聴く用」として作ってきたCDにオフコースの『さよなら』が入っていて。
 「なんでせっかくの沖縄旅行なのに、こんなテンション下がるような曲なんですか?」
 「わたしも選んだ記憶がない」
 「なんかもう、しんみりしちゃうわ~」
 と言いながらも、なぜかこの曲のときにはエロトーク。
 「エスカレートするどしろうとってあるじゃん?」
 「あるねー。あれはなかなかキライじゃあない」
 「やっぱたまにAV借りるといいよね」
 「ああ。たまに見ておかないとついていけなくなるね」
 前席の男二人が下ネタで盛り上がって、さすがに会話に入ってこないRomiyさんに対し「会話に入ってきてくださいよ」
 「無理。わからないし、わたしも女だからね」
 「ホントね~、そんなこと言ってると、ついてこれなくなりますよ!」
 「なにに?!w」

 『酒と泪と男と女』が流れてきて。(なんでこんなチョイスなんだろう?いや、良かったけど)
 なにも聞いてないのにRomiyさんが急に「ねぇ、この曲って男が酒で、女が泪じゃあない?」
 「そーですね」
 「わたしはやっぱり泣くだけじゃあなくて、飲みたいし、そして泣きたいな」
 「だったら一人で飲んで!一人で泣け!」

 A&Wというハンバーガー屋で遅めのお昼ご飯。
 沖縄では有名なファーストフードらしいんですけど(僕だけ知らなかった。ルートビアーっていう変な味の飲み物も初めて飲んだ)おいしかったです。こっちでもあればいいのに。

 ホテルに戻って夕方。大浴場でのんびりする。show先生が夜に行く居酒屋をネットで検索する。
 雨はだいぶ小降りになったけど、フロントで「傘って借りられますか?」「お待ちください」と答えてロビーを走り出すフロントマン。
 「すみません、傘ないそうです」
 うまく表現できないんだけど、なんかね~ホント笑っちゃうくらいテキトーなんですよ。正論で言えば「自分のとこのホテルで傘を貸すサービスを行っているかどうか把握しておこうよ」ってことなんだけど、「とりあえず無難に答えておいて、なんとか取り繕う」的なカンジなんだよね。昨日のレンタカー屋といい。
 別に沖縄のひとはテキトーとか言うつもりないです。ホントに。むしろ面白いんです。このやりとりが。

  
 大木海産物レストラン。ホテルから車で20分でしょうか。(写真はHPから)

 小上がりの席に案内されて「とりあえずビールみっつ」料理をテキトーに注文する。
 オリオンビールは何度か飲んだことがあるけど、苦味があまりなくクイクイ入る。女性でも飲みやすくていいんじゃあないでしょうか。
 おいしかったのは刺し盛りの中にあった「イラブチャー」という魚。

 あまり魚の種類は知らないっつーかほとんど知識ないんだけど、この魚は一口食べた瞬間に「食べたことない魚だな」と感じた。
 味は鯛。でもウロコというか青い皮の部分を残したまま切り身になっている。この皮のあたりがコリコリしてなんともいえないおいしさだ。
 僕もデジカメ持って行ってるなら、ちゃんと料理も撮ればいいんだけど、全然撮らなかったな~。

 
 イラブチャーさんの生前のお姿。かなり青い。

 是非とも食べてみたかった海ぶどうは、Romiyさんが「わたしこれ好き」と隣でバックバク食べていたけど、僕はイマイチだった。もっとこうプチプチのあとの爽やかな後味を想像していたんだけど、プチプチのあとのヌメ~ってカンジが。

 スクガラスっていうものがありまして。『あみあいご』だかいう3センチくらいの小魚を塩漬けにした食べ物。これはけっこうやばいよ。
 ここででてきたものは、一口大の冷奴の上にスクガラスが二匹乗っかったもの。この魚、小さいのにしっかりと魚で、食べた瞬間に口のなかで鱗のヌルヌルしたカンジや骨のガリガリしたカンジが香ばしいっていうか生臭くて、かなりオススメしません。生き物を食べてる感がまんまんです。

 「なんかさ、店員も声が小さいし、そういう県民性なのかね~?」
 「俺はさっきの店員の女のコが前屈みになったときに胸元見えたから、それでいいよ」
 「聞こえてるってw!」

 「泡盛飲まん?」show先生が泡盛をボトルで注文。(ちなみに昨日の店でも菊之露ブラウンという泡盛を二本あけて、ホテルに戻ってからも泡盛)
 showが注文したのは『古酒 長老』。

 正直泡盛ってあんまし得意じゃあなかった。けっこうアルコールもきついしロックで飲んだあとに、ナイプラでウイスキーイッキしたような首から上がブルブルッってなるようなカンジで。
 その話をすると、
 「ロックにしてガー混ぜてみな。かなり味まろやかになるから」
 「そんな混ぜるだけで味変わるわけ…」

 「飲みやすいッ!」
 「だろ?」

 『古酒 長老』の「古酒」ってのは「クースー」と読むのですが、三年以上熟成された泡盛はこのクースーと分類されるらしい。
 ボトルで4000円くらい。あとで酒屋で同じ酒をみると4200円くらい。普通居酒屋でもけっこう料金上乗せして客に提供するじゃん。ほとんど原価。このへんのテキトーさが沖縄のいいところ。
 「この長老って酒、危険だわー」
 「だよな~、大麻とか取り締まるまえに、まず長老を取り締まるべきだよね」

 うまいうまいと長老を水にように流し込みつつ(「もう一本、長老ボトルでいこう」)歓声を上げながら、流れでモノマネ大会に。
 「北の国からを観ろ!そしたらわかるから!」というshow先生のモノマネ解説に「新撰組ならできる」と応酬。showさんと俺も今までやったこともないくせに安倍元総理とか麻生総理とかのモノマネしたくらいにして。
 もうこのころには三人ともやばいくらいに酔っ払っていて、周りを気にしないほどの大声。普通にお客さんもいるのに。

 Romiyさんは大学でイッコ上の先輩なのですが、そのひとに対する僕とshowさんの態度もヒドイ。
 「バカじゃあないの?」「死ねッ!」
 「…」
 「なんで『生きるっ!』って言わねーのよ?!」
 「…生きるっ!」
 「遅いわ!死ねばいいのに」
 「生きるっ!」
 こんな会話で大笑い。

 と、ふと耳を澄ますと三線の乾いた音が。カウンターでおじいさんが一人で三線を奏でている。沖縄っぽいよね~とちょいと静かに音色を聴く三人。
 店員さんを呼んで「三味線の音、ちゃんと聴きたいのでこの店のBGM落としてくれません」とムチャな注文。
 「音いいね」
 「いいね」
 沖縄なのに飲んでばかり。ふと「そっか、ここって沖縄だよな~」って一瞬。

 お手洗いから戻ってくると、show先生がどこから仕入れたのか三線を弾いている。もちろんテキトー。でも島唄を熱唱。
 向こうの席から僕らを奇異な目で眺めていた米兵達もいなくなり、やりたい放題でした。

 前日と同様に代行を呼んでホテルまで戻る。また泡盛仕入れて。
 部屋ではipodで歌を聴きながら飲む。showさんの持ってきたミニスピーカーから流れる曲に合わせて絶叫。隣の部屋にひととかすごいうるさかったんだろうな~。



 ここで石像が登場。ずっと揺れている石像=show先生。すごいです。このすごさを是非ともみなさんにも動画で御鑑賞いただきたい。


写真は、おそらく世界初の撮影であろう石像と目出し帽のコンピレーション。
 もう久しぶりに涙が出るくらい笑いました。

 いつ頃寝たのかな?ってくらい、全日程を通して記憶は曖昧。だけどめちゃんこ楽しかった憶えがある。