小沢氏の政倫審議決先送りについて

　政倫審議決先送り＝証人喚問も浮上－民主(時事通信) - goo ニュースの記事に以下のように書かれています。

　岡田氏は「証人喚問は偽証罪が適用される厳しいものでなるべく避けたい」と述べる一方、「小沢氏は（招致を）決定しても出ないと明言し、一部野党が『意味がない』と主張していることを考えなければならない」とも指摘、喚問も排除せず検討することを示唆した。

　これに関連し、首相周辺は「政倫審が望ましかったが、本人が拒否するなら証人喚問という方向にならざるを得ない」と述べた。

　正直言って政倫審と承認喚問の違いがよくわかっていませんが、上の記述にあるように承認喚問のほうが厳しい内容なんですよね。

　小沢氏が、政倫審にも承認喚問にも応じる気がないのであれば、ぐだぐだ対応を悩まずに民主党の幹部は離党勧告すればいいだけのことだと思うのですが、そういうわけにはいかないのでしょうか。

　小沢氏は民主党の元幹部かもしれませんが、現在は何の役職にもついていない一議員にすぎないはずです。ご自身も自分のことを一兵卒といっておられます。一兵卒であるにもかかわらず党の幹部の指示に従えないのであれば、自ら離党するか、党の幹部が離党勧告をして半ば強制的に離党してもらうか、いずれかの道しか残されていないのではないでしょうか。

●参考URL
政治倫理審査会 - Wikipedia
政治倫理審査会とは - はてなキーワード
証人喚問 - Wikipedia
証人喚問とは - はてなキーワード