酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

相次ぐNTTドコモのネットワーク障害について思うこと(その2)

2012-02-23 22:52:15 | 酔いどれ日記
 相次ぐNTTドコモの障害で見えてくる“協調”の必要性 - デジタル - 日経トレンディネット記事の3ページ目の中盤に以下のように書かれています。
 12月に起きたspモードの障害と今回の制御信号の増大によって発生した障害を見ると、その原因は大きく異なる。だがどちらの障害も、従来の携帯電話のシステムに、スマートフォンという新しい枠組み、新しいアプリケーションを取り入れたことが主因になっているという点では共通だ。

 前回の記事でもふれましたが、従来の携帯電話とスマートフォンを融合するのは、かなり無理があることなのでしょう。SPモードなどのしくみは、本来無理があるにもかかわらず、見た目にはうまく統合できたようかに見えているだけなのかもしれません。ふだんは、たまたま運良く動いているだけで、実際にはいろいろな問題を抱えているのでしょう。だから、何かの拍子に大きな影響を与える障害が定期的に発生しているのでしょう。

 もしそうだとすれば、spモードの障害や制御信号の増大によって発生した障害のような大きな障害がこれからしばらくの間、何度も発生することになりそうです。これから先も何度も障害が発生するのであれば、利用者は機種変更をするときに、スマートフォンを買うのをやめて従来の携帯電話にするか、別のキャリアのスマートフォンを選ぶことになるかもしれません。

 キャリア各社が、今後はスマートフォンを重点的に発売したい、別のキャリアに乗り換えられたくない、と考えるのであれば、取れる対策は限られれているような気がします。エロケロンには、障害を起こさずに従来の携帯電話とスマートフォンがうまく統合されるしくみをできるだけ早く作り上げるか、それが無理なら障害が起こってもそれを回避できるしくみを作り上げるか、の2つしか思いつきません。

 そこで次回は、障害を起こさずに従来の携帯電話とスマートフォンが統合されたしくみはどうすればできるのか、それが無理なら障害が起こってもそれを回避できるしくみとしてどんなしくみがあるのか、といったことについて考えてみたいと思います。

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