ハッピバースディ、ユカちゃん

シャンテに行く前に、ママに電話して女子は誰が出てるのか確認した。だけど、ユカちゃんは出てなかった。

昨日、忘年会の終わったあとで誕生日だと聞いたので、今日花束をわたせればいいなと思っていたけど、出てないんじゃしかたないなと思っていた。

ところが、十一時ぐらいに電話があって、ユカちゃんが急にくることになった。そこで、お店を抜け出して花屋にいって花束を頼んできた。

メッセージカードを書きおわって、店員さんに渡そうとして、名前を書き忘れたことに気がついた。名前を書かなかったら誰からの花束だかわかってもらえない。あぶない、あぶない。すぐに名前を書き込んだ。

十二時すぎに配達してもらうように頼んでおいて、すぐにシャンテに戻った。しばらくするとユカちゃんが来てカウンターに座ってた。お客さんと待ち合わせしているらしい。

二言三言とりとめのない話をして、花束が届く前にチェックしてもらってお店を出てきた。花束を送ったはいいけど、届いたときに自分がその場にいるのって照れくさくていやなんだよなぁ。