酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

電子書籍元年について考えてみる

2013-08-23 08:26:22 | 酔いどれ日記
国内で電子書籍のサービスがいくつも始まっているのに広く普及していません。利益を上げている会社も少ないようです。そのせいか、 有名な会社が新しいサービスを始めるたびに今年こそは電子書籍元年だと過去に何度も騒がれています。

この記事を書いているのは2013年8月ですが、今の時点でも、まだ、電子書籍元年は来ていないと考えている人もいるようです。しかし、日本には既に電子書籍元年が来ていると思います。

多くの人が元年という言葉に必要以上に期待をかけすぎているのだと思います。だから、今年こそ電子書籍元年だと何度も騒がれるのです。

元年というのは、昭和や平成のような年号が変わったときの始まりの年ことです。そこから転じて、物事の始まりの年にも使われるようになりました。

始まりの年に、いきなり理想的なサービスが出てきてすぐに普及すると思いますか。そんなことが起こる確率はかなり低いはずです。電子書籍はこれから10年以上の長い時間をかけて、少しずつ改善されて普及していくことでしょう。

国内の会社だけでなく、アマゾンやアップルも、日本国内で日本語の電子書籍を扱うサービスをはじめました。紙の書籍と変わらない値段で購入できます。KDPやパブーのように、出版社を通さずに個人が作った電子書籍を自由に販売できるサービスもはじまっています。

元年が始まりの年を意味するのであれば、日本に電子書籍元年はすでに来ていると考えていいと思います。

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