そら

　つらいとき、くじけそうになったとき、ふと空を見上げることってありますよね。空を見上げて心いやされることもあれば、そうでないこともあります。

　175Rの「空に唄えば」とJUJUの空は、どちの歌も、空を見上げている人物が登場します。でも、同じように空を見上げていても気持ちは微妙に違っているようです。

　「空に唄えば」のほうは、地方から都会に夢を抱いて出てきた若い男性が、思っっていたようにうまくいかず、空を見上げて今までのことを振り返っている。そして、夢をかなえるために、先は見えないけどめげずに自分の信じた道を先に進もうとしている。そんな感じがします。

　「空」のほうは、自分が信じた道をずっと歩いてきて、つらいことや、悲しいこと、耐えられそうにないことがあった。くじけそうになって空を見上げて、いろんなことがあったけど、それでも自分の信じた道を歩いていってもいいんだよね。そう自分自身に問いかけている。そんな感じがします。