女子アナ

なんとなくテレビをつけたら朝日放送の年末特番を放送していました。女子アナ王座決定戦みたいのをやっていたけど、朝日もこんな番組を放送するんだ、とちょっと意外でした。

タレント的な女子アナというとどうしてもフジテレビの女子アナが思い浮かぶけど、放送局に関係なく、女子アナがタレント化しているんだなぁ、ってあらためて思い知らされました。

テレビ番組のアシスタントやレポーターとしてその放送局のアナウンサーが出演するのは当たり前のことだと思うし、タレント化するのが悪いというつもりはありません。

しかし、あまりにバラエティ番組などに出演しすぎると、アナウンサーの本来の仕事である報道番組での信用度が落ちるということもあるのではないでしょうか。

たとえば、フジテレビはバラエティーのイメージが強すぎて、女子アナがタレント化してしまっているので、バラエティ番組でよく見かけるアナウンサーが報道番組でまじめにニュースを読んだりレポートしたりしていても、その内容をまともに受け止める気にならないし、報道番組自体が軽い感じがしてしまいます。バラエティに強いという長所が報道番組においては完全に裏目に出ているような気がします。

地方の系列局では無理としても、キー局では、アナウンス部とは別にバラエティ専用の部署を作って、アナウンサーとは別枠で人間を採用して、バラエティにはバラエティ専用の部署の人間を出演させるようにすれば、バラエティのイメージが強いばかりに報道番組のイメージまでバラエティっぽくなるのを避けれるのではないでしょうか。