Chezdan Project BLOG(シェダン プロジェクト ブログ)

2005年12月,セキスイハイムの「シェダン」で自宅を建てました。住まいの事や日々の暮らしについて記します。

快適だんだんの落とし穴

2006年01月07日 | 入居後レポート
2006.01.07

冷え込みもいっそう厳しさを増してきたこの頃ですが、室温は20℃以上に保たれています。
さて我が家の1階の暖房は、基礎断熱と床下暖房による「快適だんだん」というシステムになっています。
 (大まかな原理:道立北方建築総合研究所「住宅の技術情報」参照)

各部屋の床には通風口(ガラリ)があり、床下で暖められた空気がそのまま上がってきます。
これのおかげで床と天井の温度差が少なく、ムラのない暖かさが得られ快適です。

と、ここまではいいことずくめですが、意外な落とし穴がありました。

部屋と床下が素通しなので、クロアリ(たぶん)がリビングに姿を現すようになったのです。
まだ2~3匹しか確認していませんが、この分だとどこかに巣があるはず。
そこであわてて殺虫剤(写真)を床下に仕込みました。

床下と部屋が通風口でつながっているので、噴霧したり散布したりするような薬は危険で使えません。
このためアリを誘い出し、巣に薬を持ち帰らせ退治するというタイプの物を選びました。

基礎土間はコンクリートで塗り固めていますが、そもそも畑だった土地に築いたわけですから、虫が入り込んでいたって不思議はありません。

外は厳しい寒さでも、しっかり断熱して暖められた床下空間はまさに真夏です。
当然、中にいた虫たちは冬眠しません。

去年まで住んでいた貸家はとっても古く、アリをはじめ、ワラジムシやゲジゲジ?など、さまざまな虫たちが居間に現れました。
新居を建てて、もう虫とは無縁かと思いきや、まさかこんなに早くアリたちと再会できるとは思いもしませんでした。

カセットコンロ登場

2006年01月05日 | キッチン
2006.01.05

新居に住み始めてからもう1か月が過ぎています。
その間夫婦ともにずっとIHヒーターをどうにか使いこなしてやろうと格闘してきましたが、なかなか体に合いません。
現時点での実感は「…ガスにした方が良かったかも」という、何ともネガティブな結論です。

さすがにもうガス管を引く工事をする訳には行きません。
そんなわけで暫定的にIHヒーターとガスのカセットコンロを併用することにしてみました(写真)。
なんとも笑ってしまう状況なのですが、意外や意外、これが結構便利だったりします。
IHでは使えないとあきらめていた鍋が復活、作業の効率もぐんとアップしました。

プランを決める際非常に悩んだのが、キッチンをIHヒーターにするかガスにするかという点でした。

結局、安全性や機能性を総合的に判断してIHに決めたのですが、いざ使うとなると、どうしてもこれまでのガス台感覚で使ってしまうため、失敗ばかりです。

確かにIHは優れたところが多く、パワーもすごいものがありますが、前ぶれもなく突然わき上がったり煮立ったりするので、我が家ではよく吹きこぼれてしまいます。
(この点では確かにお手入れラクラクなので助かるのですが)

とにかくコントロールが難しいIHの特性を早く理解し、慣れるしかありません。

ハニカムサーモスクリーン

2006年01月04日 | お気に入りアイテム
2006.01.04

天気が荒れるとの予報でしたが、わたしの町では割合穏やかな空もようの正月休みでした。
会社はあすが仕事始めですが、わたしはきょうから働いています。


さて、今回も新居でお気に入りのアイテムを紹介します。
それは「ハニカムサーモスクリーン(断熱ブラインド)」(写真)です。

南側に面した窓は、日光をより多く採り入れるため大きめのサイズになっています。
シェダンはどのタイプもそういうデザインのようです。
そのおかげで冬でも日中は明るい部屋で暖かく過ごすことができ、光熱費の節約につながります。

しかし窓が大きいということは、それだけ熱の損失も大きくなってしまいます。
とくに夜は、窓のそばに行くとさすがにひんやりとした冷気を感じます。
これを防ぐため南側の窓にこの幕が標準装備となっているのです。

説明書きによると…
▼蜂の巣構造のブラインドが二重の空気層をつくり、窓辺の熱の出入りを防ぐ…
▼吸水性が少なく防腐性に優れたポリエステルの不織布製なのでカビの心配がない…
という特質を持っているそうです。

確かに下ろしておけば明らかに断熱効果がアップします。これは抜群です。
「採光タイプ」なら下ろしていてもほどよく光が入ってくるので差し支えありません。
冷え込む冬、夜や天気の悪い日はいつも下ろしっぱなしです。
これだけ効果が高いのなら、きっとほかの住宅にも採用しても性能を発揮するのではないかと思います。

気になる点としては、構造がちょっときゃしゃなので、寿命がどのくらい持つのか心配なこと。
あと上げ下げは手動なので、これを電動でコントロールできるときっと便利だと思います。
(でも電動だと割高になるから、実際は手動を選ぶと思いますが…)

玄関台

2006年01月01日 | お気に入りアイテム
2006.01.01

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
とっても穏やかな元日を過ごしました。

さて新年最初はオリジナルのアイテムを紹介します。
我が家の玄関のたたきには特製の板を置いています(写真)。
靴をはいたり脱いだりする時だけでなく、新聞や郵便物を取りに行く場合などとても重宝しています。
大工さんに無理を言って作ってもらったもので、使用しないときは取り外しができます。
当初は通販か何かで売っている、すのこみたいな玄関台を買って設置しようと考えていましたが、思い切ってお願いしてみたら大工さんは快諾してくれたのです。
フローリングと同じ材料ですし、さすがに寸法が超ぴったりなので、違和感がありません。
大工さんの技と心意気に感動、感謝です。