ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

第18日 カルダス・デ・レイス (18th day Caldas de Reis)

2014-10-01 14:03:16 | spain
9月8日 晴れ 20~24℃
Santiago de Compostela―Padron-Caldas de Reis

走行:37.6Km 累積距離:892.8Km 平均時速:16.3Km/h 登坂積算/日:333m 標高最高:270m
宿:アルベルゲ 6ユーロ N42.36.20.6,W8.38.43.1

乾いていない洗濯物を乾燥機(1回2ユーロ)に入れて乾燥。地下室で食事(小さいスーパーがキッチンの横にあるのでパンなどが買えます)。自転車を地下室から持上げて宿の前でお別れです。フィステーラへ一緒に行かないか?バスでポルトまで行けば飛行機に間に合うよ!と薦められましたが僕はポルトガルを走ってみたいからサンティアゴでゆっくりしないしフィステーラへも行かずに「ポルトガルの道」を南下します。ミゲルは今日一日サンティアゴを観光してフィステーラへ向かいます。ホアンキは北の道(カミーノ・デル・ノルテ)を走ってパンプローナへ戻る。2日間だけど一緒に走った仲間と最後の挨拶と記念写真。出来たら来年のパンプローナの牛追い祭りに会いたいねなどと話しました。



下り坂を走ると高速道路に入りそうになりますが国道のN550は自転車走行OK。日本の様に路肩が狭い所もありますが交通量が少ないので日本より安全。秋晴れの日本を走っている様な景色。日本より空気が綺麗かな?





走行時間は僅か2時間18分。カルダス・デ・レイスは「ポルトガルの道」の2日分の距離。「教会の近くにアルベルゲがあるから教会へ行け」とミゲルに聞いていたから教会付近にアルベルゲと書いた看板を捜したが見付からない。教会の横の公園で子供を遊ばせていた若い父親に尋ねるとスマホを持出し、道路に立って「ここを真っ直ぐ行くと交差点があってその先の橋を渡って左」と親切に教えてくれる。実はスペイン語が全く解らないのだけれど不思議と感覚的に言っていることが伝わる。通りはマーケットでゴタゴタしていたが橋を越えて今度は子供連れの女性に聞いてみると、わざわざ戻ってアルベルゲの前まで連れて行ってくださった。


1時まで20分程待ってポルトガルの道の一日目のアルベルゲにチェックインできた。スーパーの場所を聞き買物。ホアキンの真似をして豆乳を買ってみた。ワインはボトルで買うと残してしまうので紙パック3個を買いました。


自転車は一緒に走る人が居るのはいいけど仲間のお尻ばかり見て景色が見えないし自由が無い。宿捜しなど不安もあるけど一人旅は気楽でいい。遅い昼食と明日からのコースを地図や持参した資料でチェックした後フラリと町に出てみた。
到着時は屋台と人がいっぱいだったけど午後にはもう業者の車が来て片付けられていた。


到着時には気付かなかったけれど巡礼用の矢印が家の前にあったり、橋にも貝のシンボル、アルベルゲも矢印がちゃんと案内していました。



教会の横の公園は子供の遊び場になっていて保護者と子供がいっぱい。今まで荒野と巡礼宿では若者が少なく高齢者が多かったが子供の姿が目立つ。遊んでいる子供を見ていると孫を思い出しちゃいました。





夜はワインとスペイン最後になるだろうともう一度スーパーへ行って買ったイベリコ豚のハムが肴。


夕暮れのアルベルゲの前庭は近所の学生らしき若者が水飲み場に集まり、巡礼者が木の根っ子のベンチで語らっている。いい雰囲気。




でも自転車を建物の前に置いておくのはイタズラや盗難の危険があるから分解してロビーに保管した。このアルベルゲには中庭が無いし駐輪場も無いから折り畳み自転車なら折り畳んで室内に持ち込める。

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2 コメント

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巡礼ジャージ、決まってます (Jim)
2014-10-01 17:26:28
●早速のジャージ着用、決まってますね!見る日本人がプリントマークの意味を分かってくれれば嬉しいですね。
●走行路が山路じゃなくなり、読んでるほうも肩の力が少し抜けたような気分。
●相手のスペイン語が分かってくるとは…。やはりドジ男さんには生来の語学才能が備わってるようですね。前に事前学習をみっちりやった後スペインに行き、それでチンプンカンプンだった私と比較すると雲泥の差!
●イベリコ豚、旨そう。それがガンガン食べれ安くて美味しいワインをじゃんじゃん飲めるだけでもスペイン行きの価値有り。山坂のことは忘れ、来年のスペイン巡礼路走りは7~8割方決定です。情報ありがとうございました。
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スペインはいいね (ドジ男)
2014-10-01 21:03:19
●巡礼した人には解るデザインです。
●ガリシアに入ってから道路が日本に似ていると思います。広さ、カーブ、ウップダウンなど。
●スペイン語はさっぱりでもジェスチャーで理解できるのかな?巡礼街道の人が外人慣れしていて旅行し易いのだと思います。
●ワインは本当に旨かった。
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