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ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

2018年桜井花見⑥八幡山+希望ヶ丘

2018-04-15 10:16:46 | 旅行記
2018年4月2日(月)晴れ

近江八幡ー竜王ー希望ヶ丘ー花緑公園ー竜王アウトレットー近江八幡

走行距離:45.2Km 平均時速:12.0Km/h 最高速度:36.4Km/h 登坂累計:222m

使用自転車:普通のママチャリ(30~40年前に亡くなった父が買ったと思われる)

体力不足を痛感したので、朝6時半に起きて山歩きに八幡山を目指しました。近江八幡は「水郷と古い商家のたたずまい」が見れる関西の観光スポットです。




八幡山にはロープウェイがありますが、神社の裏からハイキングコースがあり約22分で標高272mの頂上まで登ることができます。




かなり急な上り坂もありますが、バテないで登ることができました。


頂上から琵琶湖と対岸のスキー場となっている蓬莱山が見えるはずですが春霞で見えませんでした。記憶が曖昧ですが、4年前?にJimさんとここに登った時には無かった「LOVE」のモニュメントがありました。何処へ行ってもこんな物があるのは自然破壊で良くないと思うんだけどなあ。


運動ついでにママチャリで長谷川さんに連れて行ってもらった希望ヶ丘へ行くことにしました。
名神の竜王インターから近いので、先ず竜王のアウトレットに向かいました。今まではバスが通るメインの道路を走っていましたが、桜井でJimさんが車が多い幹線道路を避けて伊勢街道を選んだり、長谷川さんが安全な農道や歩道を選んで走っていた事に倣って川沿いの農道を走りました。舗装は良くないけど、車の接近を気にすることなく桜並木を見ながらゆっくり走るって気持ちいいものだなあと思いました。


土手の桜並木を見ていたら新幹線が走り抜けていきました。背景に富士山があったらもっといい景色だけど、無くても春の暖かい風と新幹線の走る音を聞いているのもいい雰囲気です。


幹線道路を走らないで漠然とした方向だけを考えて走っていると、色んな発見があります。中山道の渡しだった看板を見つけました。


東ゲートまでの上り坂は変速機のないママチャリでは厳しいので押し歩きましたが、ゲートを入ると2日前に来た青年の城の案内がある場所に着きました。(2日前は西ゲートから入ってここまで走った)


西ゲートに向かって4Kmの広い公園を疾走。通行人に写真を撮って頂きました。サングラスの下は「ドヤ!ママチャリでもちゃんと来れたぞ」とドヤ顔になっていました。


プロの自転車乗りの話を聞いてコーヒーブレイクにしようと思い希望ヶ丘文化公園を出て花緑公園のカフェ「ROTI」へ行きましたが定休日でした。


希望ヶ丘文化公園には屋根付き3緬を含み17面のテニスコートもあり、本当に素晴らしい公園です。


帰りに竜王アウトレットパークにある自転車専門店「MOON bikes」に寄りました。キャノンデール、ルイガノ、ビアンキなど、軽そうなロードバイク、歩道から車道への段差を気にせず走れるMTB、欲しい自転車がいっぱいです。店内を見て回っていると店主が「ブログ見てますよ」と気軽に話しかけてくれました。実は最近よく旅行に使っているDAHONはこの店で買ったのです。高級自転車を買う客では無いけど、憶えて頂けるのは有り難いことです。




2018年桜井花見⑤琵琶湖ポタ

2018-04-14 17:22:43 | 旅行記
2018年4月1日(日)晴れ

近江八幡ー琵琶湖岸ー近江八幡

走行距離:約16Km 平均時速:不明(走行時GPSを所持しなかったので記録なし)

使用自転車:スペシャライズドのクロスバイク

息子が大阪から中学3年生になる孫と自転車を積んで昼頃車で来てくれる予定でしたが到着したのは午後3時過ぎ。
少しサイクリングしようと貸してもらったのは息子が普段乗っているスペシャライズドのクロスバイクでした。息子は滋賀の家に置いてあるママチャリで先頭を走り、2番手はブリジストンのトランジットに乗った孫。この自転車は桜井の伯田さんから譲り受けたものです。


八幡堀から、和菓子で有名になった「たねや」の郊外店ラコリーナへ出ました。休日なので客が多く大混乱でした。


西の湖から琵琶湖に流れる長命寺川に沿って走り、湖岸道路を少し南下した後、白鳥川の桜並木(自転車道)を走って八幡公園。桜が満開でした。奈良では散り始めていましたが、滋賀は気温が低いのかまだ散っていませんでした。




息子はママチャリでも体力があるのでぐんぐん走ります。2番手の孫は最近、背が伸びて身長は息子より高くなったようだけど、ヒョロっとして脚が細いしゲームばかりしているから体力無いだろうと思っていましたが、涼しい顔で息子の後を走ります。3番手の自分は一番走れる自転車を与えられたのにも関わらず、遅れ気味でアップアップの状態でした。

先日の談山神社への坂道で疲れ、岩船への山登りでバテ、今回の平地での体力低下の自覚。こりゃ本気でトレーニングしないとヨレヨレ爺になってしまうぞ!と反省しました。

2018年桜井花見④希望ヶ丘ポタ

2018-04-14 13:15:37 | 旅行記
2018年3月31日(土)晴れ

野洲ー近江富士花緑公園ー希望ヶ丘文化公園(青年の城)-野洲

走行距離:30Km 平均時速:8.7Km/h 最高時速:34.7Km/h 登坂累計:191m

使用自転車:DAHON route 20インチタイヤの小径車で6段変速 

今日のポタリングの案内役は野洲にお住まいのチャリダー長谷川さんです。彼とは3年前の夏にドイツのフランクフルト空港で出会いました。私はモーゼル川を自転車旅行、彼はヴェーザー川を自転車旅行しての帰りで、お互い自転車を輪行する為に分解していました。
彼は後期高齢者だから・・・と言いながら毎月500Kmを自転車で走る目標を立て、殆どクリアされている凄い人です。いつものポタリングコースに喫茶店があってマスターは自転車でオリンピック出たことがあるプロだそうです。滋賀に来たら「そこまで連れて行ってあげる」とお誘いを受けました。自分の自転車を輪行して来なかったのでママチャリで頑張ろうかと思いましたが「坂があるからママチャリでは厳しいよ」と変速機の付いたDAHONを貸して頂く事になり、彼の自宅に近い野洲駅で10時40分にお会いしました。彼のGIANTと今回貸して頂くDAHONです。


野洲駅から森山に向かう農道を走り、野洲川河川公園をゆっくり走ってアサヒビールモルトの本社工場を通りました。近江富士と呼ばれる三上山の南側に出ました。彼が走る道は車が殆ど走らないか又は車の通行が禁止された安全な道です。車道と比べると路面状況は悪いのでスピードは出せないけれど、春の風を切って気持ちよくポタリングできるのはこんな道だなあと思いました。

自転車のプロがオーナーのカフェ&レストランの店の名前はROTI。県立近江富士花緑公園内にありました。長谷川さんはいつもここでモーニングコーヒーを飲んでオーナーと話すそうですが、今日は桜のシーズンで忙しく自転車の話を聞くことが出来ませんでしたが、快くツーショット写真に応じて頂きました。




頂いた名刺には以下の記載がありました。
「スポーツ(自転車:オリンピック出場・プロ)で培った身体づくりや栄養学を活かし*食のこと*健康&からだづくりのこと*自転車・バイクの乗り方、メンテの仕方 などお話しております お気軽にお声かけ下さい」

店内には自転車が展示してありました。オリンピックや競輪と自分が目指す自転車旅行は違いますが、暇な時に再訪してお話を伺いたいものだと思いました。




こうじ熟成ローストビーフのランチとコーヒー後、坂を上って野球場、陸上競技場、テニスコートを左に見ながら一方通行の自転車専用道路に入りました。まるで森林浴!車の気配が全くなくて山の中の舗装道。若干の坂はあるけれど苦にならない素晴らしい環境です。秋には紅葉が綺麗な「かえでの森」がありました。長谷川さんはここまでよく来てベンチでまったりして帰るそうです。


「さくらの森」を越えて「青年の城」まで行ってパンフレットを入手し、ここが「希望ヶ丘文化公園」であることを知りました。
広くて自然がいっぱいの素晴らしい公園です。野洲への帰りは下り坂が多くありましたが、自転車の最高時速が30Km/h以下に制限されていたので時々ブレーキをかけました。

野洲の居酒屋で飲んで帰る計画を立てて頂き、時間調整にタキイを退職された佐藤さんのグリーンハウスを訪問しました。自分でも家庭菜園をしているので種や苗の話を楽しく聞くことができました。


居酒屋には佐藤さんも一緒に来られて一緒に飲み食いしながら楽しいひと時を過ごすことができました。


自転車とヘルメットの貸し出し、コースの選定と時間配分検討、旨い食事など良い友人に恵まれてラッキーな一日でした。長谷川さんありがとうございました。

2018年桜井花見③天理参考館

2018-04-14 10:51:10 | 旅行記
2018年3月30日(金)晴れ

桜井ー天理ー近江八幡

走行距離:0Km 

Jimさんは桜井から自転車で天理まで行かれましたが、私は滋賀へ移動するので電車で天理まで行きました。自転車はお休みです。
天理教教会本部の南側に天理大学付属天理参考館があり、入館料は400円しますが無料の招待券を入手できたので観に行きました。
ここでも桜が満開でした。




Jimさんと一緒に参考館に入ると受付があるロビーの床に世界地図がありました。寛政年間に書写されたものだそうです。




予備知識もなく入館して最初の展示は北海道のアイヌ文化でした。昨年夏に白老でアイヌの建屋を見たばかりだったし、4日後には北海道の友人と会うので「何でアイヌなの?」と思いました。
次の展示は朝鮮半島。各コーナーに2~3分のビデオ紹介があり、時間はたっぷりあるし、他の鑑賞者が居なかったのでビデオを見ながら展示物を見て歩きました。




次は中国の文化を紹介するコーナーでした。昔は大きい看板があったそうです。


続いて台湾の少数民族、バリ、ボルネオ、インド、パプアニューギニア等からの展示物が並べられていました。グァテマラもありましたが、何故かベトナムやタイはありません。








天理や飛鳥の地、もっと大きく言うと日本が周辺国からどの様な文化や刺激を受けて日本が形成されたのか文化的に追いかけるストーリーの展示を心の中で思いながらの鑑賞をしていました。2階へ行ってブラジル移民の説明文を見て、そうではない事を知りました。
天理参考館は天理教を宣教するにあたり海外に出かけて行って言葉だけを学ぶのでなくその文化を知らないと教えを伝えらないから生活文化への理解を深める為の民族資料を展示した場所でした。
南米移民に関する展示及び資料です。




2年程前までは自転車旅行はただ走るだけで文化的な鑑賞はしませんでした。でも折角遠い場所まで出かけたのだから、自転車を降りて当地の文化を鑑賞する余裕を持つのはいい事だなあと思います。天理参考館のタイトルは「世界の生活文化と考古美術の博物館」。2階には日本の昔、3階には日本、朝鮮、中国、オリエントの考古美術展示がありました。

天理駅前のコフフンに自転車の専門店があると伯田さんに勧められたので覗いてみました。TREKの店でした。2年前にオープンした店で同じお洒落な建物に観光案内所とカフェが入っています。奈良や琵琶湖一周の道路地図などが無料で頂けます。新山口駅でも感じた事ですが、駅前の一等地でロードバイク・クロスバイクの専門店が出来ているなんて、自転車への理解が進んできたなあと感じました。自転車道の整備や電車に輪行袋無しで乗れるまでには、まだまだ時間がかかるでしょうが、チャリダーとしては嬉しい方向に進展していると思います。

電車で近江八幡に行き、八幡堀の桜を見るとまだ花びらが散っていませんでした。奈良は暖かいですが、この日は特に比叡おろしの冷たい風が吹きまるで冬に逆戻りした様な寒い夜でした。


2018年桜井花見②談山神社ポタ

2018-04-13 09:27:44 | 旅行記
2018年3月29日(木)晴れ

桜井ー談山神社ー石舞台ー大和高田ー桜井

走行距離:45.7Km 使用自転車:GIANT MR-4R

春の桜井ポタリングは今年で2回目です。この地に歯科医としてまだ現役で活躍されている伯田さんが自転車仲間であり、宿を提供するというので青春18切符の2枚目を使ってやって来ました。今回は自転車を準備すると提案されたので輪行せずに着替えの服だけ持ってきましたが、玄関には貸し出し用の3台の自転車が待ってくれていました。1台はGIANT、もう1台はブリジストンのトランジット、どちらも伯田さんのバイクです。もう1台は4日に来る客人用のパナソニック電動アシストサイクルです。これはスーパーへ買い物する時に、大きい荷台が役立ちました。


前夜(3月28日)は2度目の桜井ポタリング前夜祭。ミャンマー報告会を兼ね、スマホのアプリの勉強会もしながら3人で歓談しました。


今日の案内をして頂いたのは(先導は)Jimさんです。1,2月のミャンマー自転車旅行がレンタサイクルを使った甘っちょろい旅だったので「激坂リンチで鍛え直してやる!」と彼が選んだコースは桜井から延々と6.7Kmの上り坂が続く談山神社でした。

ところが当日貸りた自転車はGIANT MR-4R。ロードバイク並のスピード走行と折り畳みの利便性を両立させた自転車で22段変速の優れものです。重量は9.9Kgで軽く、細いタイヤで軽快に走れます。Jimさんが乗った自転車はブリジストンのトランジットスポーツG26で重量が12.5Kg、8段変速です。これでは「激坂リンチだ!」と言ってたJimさんの方が厳しいに違いない。でも日頃鍛えているのかJimさんはスイスイ坂を登って行きました。

ハイテク機器に強いJimさんには前夜に、走ったコースをスマホに記録できるアプリ「my Tracks」を紹介して頂きました。初めて使ってみようと思っていましたが、出発時に「記録開始」をセットし忘れてしまいました。一時休憩した桜の木の下でそれに気付いて「記録開始」をクリックしました。従って残ったトラックはこの桜の下から帰着までが記録されました。ブログにアップしようと思いましたが、スマホの画面をそのまま取り込むアプリが解らず適当に操作しているとイメージした画像でないけれど、一応使えるものが取り込めました。


一瞬の休憩を取った桜の下でのツーショットです。ここからのトラックが記録されました。


出発から5.5Km、登坂302mの不動延命の滝。


県道37号から155号に分岐する八井内交差点のコンビニでペットボトルの飲料水を買っている間、トイレに行ったJimさんが免許書とお金が入ったポーチが置き忘れてあったのを発見。電話番号が書いてあったのでJimさんは電話してコンビニに預けたことを置き忘れた人に知らせてあげました。財布に自分の電話番号を書いておくと戻るのが早くなるので良いことです。

談山神社を拝観しました。




談山神社から石舞台まで殆どダウンヒルが続きました。途中で棚田が見える場所があり撮影ストップしました。


石舞台まで下ると公園の周りは桜が満開でした。




橘寺を横に見て次の目的地へ走ります。Jimさんはよく道を知っているなあ・・と思っていたらハンドルに取り付けたスマホからナビの音声案内が聞こえました。ハイテクjimさんが道順を覚えていた訳でなく、スマホの教えで走っていたと解りました。


コンビニで買った弁当を食べたのは益田岩船のすぐ前です。自転車を置いてここまで登る坂も脚力が落ちてしまってJimさんに追い着くのが精いっぱい。運動不足を思い知らされました。




伯田さんから「大和高田へ行けばいい物が見られるよ」と連絡が入ったのでJimさんを追いかけて大和高田を目指しました。駅周辺でイベントがあったのではなく、高田川沿いの桜が満開。散り始めた桜の花が川面に浮かんでいました。