goo blog サービス終了のお知らせ 

ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

10年ぶりの大仏鉄道3

2025-06-16 20:48:07 | ウォーキング

では大仏鉄道に戻ります。

この時は大仏鉄道の遺構地を加茂
から奈良へ歩いています。

コースは基本一本道なんですが、
最初だけ二通りに設定されていて、
一本は田園コースで
もう一本は歴史コースです。

10年前には歴史コースを歩いたのですが、
今回は田園コースを進んでいます。



ひろい田園地のなかの一本道を、
景色や道端の植物なんかを
ながめながら歩いています。



この季節には、ヘラオオバコが満開です。



そしてこれはアザミ?
いやいやムラサキツメクサですね。
立派に成長しています。



あ、この植物の群落は、
なんとアケビです。
これは秋に来ないといけませんね。



そして遠くの畑はレンゲだらけです。
肥料代わりにするのかなあ。

たんぼの一角には地蔵さんが
静かに立っています。



いい感じですね。
快適な散歩コースです。

で、そのうちに道が山の方に向ってゆきます。
目の前を関西本線の電車が
走ってゆきますね。



石組みの橋台の下をくぐります。
さっき乗ってきた電車の路線ですね。
それをくぐるように歩いたら、
その先ですぐに同じ石積みの
橋台が現れます。



これが観音寺橋台ですね。



大仏鉄道の急なこう配を
緩和するために作られた橋台で、
現在のJR線と同時期に
作られているそうです。

まあ、ここまで来て大仏鉄道が
今のJR線と並列して走っていた
ことがよくわかります。

すぐその先の観音寺小橋台は、
JR線も高架になっていないので、
門扉をつけて立ち入られない
ようにされてます。

この辺りは、JR線の電車の音が
良く聞こえるところです。

以前ここに来た時は、
SLの音が聞こえてきていて、
山の方に向いて上がっていく
線路の方に歩いていると、
そのSLの音が風の音に紛れて
パッと消えたことがありました。

気づくと目の前に線路跡のように
続く道があって、ああこれは
幻覚を見たなあとその時は思ったものです。



今もあの時のことが忘れられません。

で、この辺りは山道のように
道はくねっていて、
見事な竹林が続いていたりします。



二週間くらい前に歩いた友達は
「あの時はタケノコの出だしだったけど、
今はそれも大きくなっていて
驚きだと言ってました。」
続けて歩くとそんな自然の景色の
スピードたっぷりの変遷にも
驚いたりしますねえ。そしてここが鹿背山橋台です。



うん、なんかちょっと暗い雰囲気です。
中に入ってゆけそうなので、
頑張って分け入ってみると
湿気がすごく高そうで、
蛇が出てきそうです。
幻の「大仏蛇」なあんていやですよ。
昔の鉄道跡で蛇に襲われたなんて
すごい思い出ですけど
それはちょっと勘弁してほしいです。
すぐに抜け出してきました。

気を取り直して、きれいな里山の
景色の中をどんどん進んでいきましょう。

このあたり遠くにゴルフ場の
コースがみえたりして
なんか景色が独特です。

さらに進んでいくと、地面にありましたねえ、
これが木津町のマンホール蓋で、



大坂との荷物のやり取りの中で
あった上荷船が書かれています。

ちなみに加茂の駅の方には
加茂町のマンふたもありました。



こちらは町の花アジサイと
町の木クロマツ、そして特産品の
茶とシイタケも描かれてありました。

これらの町は2007年に合併し、
今は「木津川市」になっています。

そんなところにも歴史が
あったりするんやねえ。

続く


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 万博の一日 | トップ | 10年ぶりの大仏鉄道4 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

ウォーキング」カテゴリの最新記事