「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

<1145>『クミホ』 #16 最終回①

2010年10月07日 | 僕の彼女は九尾狐

 『クミホ』最終回です。

 切なくて、ハラハラと涙を流しながらの視聴となりました…


 命の半分を差し出してでもミホを助けたかったのに…残り一つとなった尻尾を見て、その場に座り込んでしまうテウン。

 死が、止まらないの?

    

 私は、止める事が出来なかった…人間になりたい心を、止める事を出来なかった。

 俺が、お前をどんな思いで手放したか…お前を何故送ったか…

 愛の為だけではないと、テウンと別れてからも、人になりたい気持ちが消えなかったと…側にずっといたなら、どうして不完全な選択をしたんだと、あなたを恨んだかもしれないと。

 あなたに、残った命の半分を求めたかも知れない…本当の化け物のように…

 そうしたいなら、俺の心臓を持って行けとテウン。

     

 テウンの心を傷つけたくないミホは、愛の為ではないと嘘を付き、テウンを拒もうとする。

 自分の残りの命を捧げても、ミホを生かす事さえできるならばと思うテウン。

 二人の気持ちがわかるだけに…

 ミホは、ならば、受け取りに来るから、待っていてと…その時、あなたは死ぬのよって…ミホは、テウンの命を吸った狐玉を戻す為の嘘をつく…

 戻ってきたミホを見て、安堵するドンジュだが…

 

 ミホは 、ドンジュ先生に、お願いする事があってと切り出す…そして、ドンジュ先生、ごめんなさいと…

 キルダルの最期がフラッシュバックするドンジュ…そんな話は、聞きたくないと…

  

 テウンを死なせる訳にはいかないとミホ、狐玉をすでに体内から取り出していた事を話す。

 絶句するドンジュ…ひたすら、自分に心を寄せてくれる事を待っていたのに…

ド「私の元に来た時から、全てを諦めていたって事ですか?」

 

ミ「私が出来る、テウンを守る方法はこれくらいだから…壜に入れた狐玉を差し出し、これは、テウンの命の半分です…私は、人間になる事もできないし、側にもいてあげれないので…これをテウンに返すのを助けて下さい。」と…

    

 テウンが、絶対に断らないで、必ず聞き入れる嘘をついてと…ミホの願いを断われず…テウンと会うドンジュ。

   

 テ「あなたが来たんですか…」 

 ド「彼女を生かす、最後の方法です…この玉には、あなた命の半分が入っています…残りを全て….満たして下さい。」

 「最後の瞬間に、あなたが玉を抱いまま、死ぬならば…狐玉は、あなたの全ての気を取り込みます。」

   

 テ「私を殺すのは、あなたが?…それで、ミホに返せば、ちゃんとミホは生きれるの?」

 ド「そうです…もしかしたら、人間になる事もあるでしょう…」
 「断っても理解しますよ…あなたは、人間だから、そんな事はできない…」

 ドンジュの話が終らぬうちに、一気に狐玉を飲み込むテウン。

      

 そんなテウンに驚くドンジュ…「人間」をずっと見てきたドンジュ…人間が、愛の為に、自らの命まで捨てるはずがないとの見解を持っていたが…

   

 テ「ミホを、ちゃんと守って下さい… そして、100日目に、あなただけが来て、狐玉を取り出し、ミホに戻してくれる事を信じています。」と言い残し、立ち去る。

 この様子を見ていたミホ…

    
 ミ「(テウンが)迷う事も断る事もなかったわ…私の愛が「幻想」と言ったけど、ドンジュ先生、違ったでしょ…本物でしょ…」

 ド「そうですね…あなたの言う通りです。」

 ミ「テウンが、あのようにするのに…私は側にはいれないわ…これ以上、望む事もないです…ドンジュ先生、遠くに旅立って、二度と戻らないようにしましょう…そして、絶対、テウンの前に現れないと約束して…」

     


 ミホの為に、.命の全てを差し出す決心をしたテウン…ミホと出会い、過ごした日々を思い出す。

 側にはいてあげられないけど…守る事ができて…良かった…って。

     

 そんなテウンを、静かに見守っていたドンジュ…彼は、ミホとテウンの真の愛を受け入れるほかなくて…

   

 テウンに会って、「本当に、これがあなたが願う事ですか?」と…ドンジュは、かつて自分は相手の望み通りにする事が間と信じて、千年も後悔したと話す。

 二度と同じ過ちを繰り返さないと追っていたが、今回もミホの望む通り、遠くに旅立つと告げる。

 空港で、ドンジュを待っているミホ…

   

 やって来たドンジュは、ミホの心が、本当に望む通りにしますねと…自分は、あなたの為に死ぬ事も出来ない存在だから…私があなたの為にできる事…チャ・テウンに話しました…嘘だと…

 ミホは、何故いつもテウンに隠そうとする事をばらしてしまうの?何故?と抗議。

 どうする事もできなかったと…あなたの愛は「幻想だ」とあざ笑った私が、真実の愛だとわかったから…

 ミホは、涙を貯めて「ドンジュ先生…本当に残忍で…本当に悪くて……だけど、 ありがとう…って。

   

  旅立つのは、私一人です…あなたは、その人の側にいて…あなたの最期の瞬間を見守るのは…

 空港に駆けつけたテウン

 そのテウンを見据えて、「あの人です」とミホに告げるドンジュ…「行きなさい」

   

 ドンジュに背中を押され…テウンの元に…

 お前は、本当に…ものすごく悪い九尾狐だ!!魂が抜けるほど好きにさせておいて…心臓が引き剥がされるようなつらい思いをさせる、本当に怖ろしい九尾狐だ…とテウン。

 ごめんね…とミホ。

 それでも、いくら恐ろしくてもつらくても…私が、側にいても構わない?

 抱きあい、涙を流す二人…一緒にいようと…これこそが.唯一の幸福であったし、希望だった。

        

 その頃、「三神閣」の掛け軸から、三神ハルモニも姿を消す。 

   


 キルタルの一部であったミホ…千年の恋の成就を願ったが…結局、ミホを手放したドンジュ…虚脱状態のまま、ベンチに座り込む…そこに三神ハルモニが…

   

 絶望的な展開の救世主は、「三神ハルモニ」?


 二人一緒にいれるだけで…幸せな二人。

 お互いに、側にいてくれるのが、一番幸せだと…繰り返し言って…
 
 また、二人だけの幸せな暮らしを…

 「あ~~ん」と甘えるテウンw

     

 韓国人はキムチだ…一度、食べてみてと、ミホに勧めるテウン。

 嫌そうな顔するミホ、それじゃ、私が食べたら、ここにチューして…って、おねだり。

         

 ううんと首を振るテウン、ここにとw

         

 それじゃ、私は、これも、これも、これも…皆、食べなくちゃ…テウン、私、キムチもちゃんと食べられるの…

 こんな愛らしい二人を見て、また涙…


 いよいよ、ドゥホン監督とミンソク叔母さんの結婚式の日…

  

 緊張の監督…

   

 新婦を迎える時ばかりは、トレードマークのサングラスと、加えたマッチ…そしてトレンチコートを脱ぎ去るw

   

 ミホとソンニョが先導のフラワー・ガールに…

         

 そんな式場に、三神ハルモニの姿が…テウンとミホをチェック?

 

 
 ミンソクさん、またまたドジって、転びそうに…慌てて抱き寄せる監督…思わず、私たちのケラン(卵)は大丈夫ですか?と。

 

 これを聞き逃さないじいちゃん!!…さすがw

  

 でかした!と大喜びで、「万歳!マンセー」と…

   

 家族の写真を撮る時、テウンが呼んでも、ミホは笑って、首を振る…自分がいなくなる事がわかっているからね…

  

 ミホは、一人で、式場を回って、ホッペの紅(ヨンジコンジ)をつけて、伝統結婚式の準備している花嫁さんを見つめる。

 「あれを見ていたの?」とミホを追ってきたテウン。

 ミホは、昔、三神ハルモニに、結婚できれば、人間の中で生きる事ができると言われて、ずっと(あの花嫁さんのように)新郎を待ったのに…

 テ「500年前に会えなかった新郎が惜しい?」

 ミ「その時、新郎に会ったら…絵に閉じ込められる事もなくて、あなたに会う事も出来なかったじゃない?…少しも、惜しくにないわ。」と。

 でも、 ミホの気持ちがわかっているテウンは、ミホに紅を差し、二人だけの結婚式写真を撮る…この笑顔に号泣

     


 ミホとテウンの最後の日が…

 結婚式写真を、うれしそうに眺めてアルバムにしまうミホ… 

     

 テウンもまた、ミホの前では、明るい顔だけを見せようと決心。

    

 テ「ミホヤァ~、どこかにデートに行かないか?」

 ミ「テウンガァ~、一週間目、一睡もしないで大丈夫? 苦しくない?」 

 大丈だと言うテウンを呼ぶミホ…「こっちに来てみて…」

 バッグから、ローションを取り出し、テウンの顔に塗ってあげるミホ…「とっても、とっても、とっても素敵!!}って

    

 ミ「テウン、 ごめんね…眠たくても 、じっと我慢して…」

 テウン、ギネス記録にも挑戦できる…少しも眠くないって。

 笑いながら、涙が出てしまうテウン…


 初デートの時のように、映画を観ようかとビョンスから貰ったチケットを探すけど、今日観れる作品はなく…鶏屋のアジュマも家族に会いにお出かけ中・・・

 今日に限って、みんなダメで…明日と言う日が無いのに…

  今日は、まだ、たくさん残っているからと…出かける二人。 

    

 でも、噴水公園に来てみたが…ここも、今日は運悪く工事中…

      

 明日は無いのに…今日でなくては、いけないのに…と、こらえていた涙があふれ出す。

     
 
 結局、部屋に戻ったテウンとミホは、花火で遊ぶ。

 ミホは、噴水より、はるかに素晴らしいいと…

 あれは(打ち上げた花火)、お前の尻尾形のようだとテウン。

 ミホも、尻尾が飛び出してくるようだと。

     
 
 テ「本当に?」

 ミ「尻尾が、一つしかないのに…ちょっと飛び出してくるみたい。」

 テ「もう一本、上げようか?」

     

 別れを前にしたつらい時間・・・それでも、お互い笑おうとする健気なテウンとミホ…


 体育館で…

 ここで、初めてお前の尻尾を見た時は…本当にびっくりしたとテウン。

 ミホは、テウンに、自分の本当の姿を見せた場所だから、ここが良いと…ここしかないと。

       

       

 最後の瞬間が、近づいている事を悟ったミホは、自分が消えるのを、テウンに見せたくなくて…テウンに目隠しをして、最後のお別れを言う。

   

 テウン、全て夢だと思って…私が、初めてあなたの前に現れた瞬間から、今、こうして消えていく瞬間も・・・全て、夢だと…

 夢だと思って、目を開けば…一つもつらくないわ…

   

 ミホ、行くな!

 ミホヤァ~、行かないでくれ~!

 恐ろしかった事を、みな忘れて…とっても、とっても良かった夢だったと覚えていてね…

 最後のキスをするミホ…

   

 ミホの最後の尻尾が、月の光の中に消えていく…

   

 一人、残こされたテウン…
 
   

 消えてしまったミホが、信じられなくて…苦しそうに嗚咽を漏らし…

   

 倒れこむ…

    

 ミホの存在そのものが、消えてしまった…

 続く…


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