第20話ではトック妻の壮大なる野望を担った「赤蟻酒」なるものが登場したw
字幕版では伝説の酒「蟻精」となっている。
蟻をアルコールに漬け蒸留したものらしい。
だったらプカプカとお酒に蟻が浮かんでいるちょっと遠慮したい情景は無かったと勝手に安心。
中国では古くから蟻のパワーを「蟻力(イーリー)」と言って重視し、その力を得る為、漢方薬材に食用にと利用していたそうだ。
「蟻精」そのものは、蟻を粉にした漢方薬材を指すのが一般的らしい。
唐代に広く広まったと言うから、当然、朝鮮や日本にもその情報は伝播したのであろう。
本場中国では食材用の蟻は養殖しているそうだ。
トック妻はトックおじさんに「山に蟻を捕まえに行かなきゃ、ダメでしょ!」って叱っていたけどw
調べてみると、ヨーロッパではアルコールに蟻を漬けた「蟻アルコール」を薬として用いたそうだ。
また蟻を食べる習慣もいろいろあるようだ。
詳しくはこちらを
なかなか面白い!!
もひとつ気になったのが、チャングムが御膳競演の二品目に作った「蕎麦煎餅(メミルジョピョン)」をお出しする際、「蕎麦の毒を消す大根・・・」と、チャングムが能書きを口上している。
「蕎麦の毒」って、蕎麦は健康食品の代表選手なのに・・・Why?
調べてみたけど、「蕎麦の毒」は昔の言い伝えにはあったようだけど、根拠はないみたいだ。
『本朝食鑑』などには「蕎麦きりを多食すると身体に潜んでいる風気を引き起こす事になったり、食べてすぐ入浴すると卒中なったりする・・・ (云々)」と記されているが、これは蕎麦の「毒」の作用とは思えない。
また、「山形県衛生研究所」編集の会報誌No.121の中で「薬になる植物(52) ワサビについて」の項に「・・・(ワサビが)・・・魚毒、ソバの毒を解毒するのに効果があるとみている・・・(云々)」との一節があった。
が、ソバの毒そのものについての記述はなかった。
人間は古代からいろんなものを口にして、意外な味や効果・効能を見つけたり、反対に死に至るなどの経験を積み重ねた来た訳だから、食べ物に関する情報(たとえば食べ合わせなどの知識)は、代々受け継がれてきたのだろう。
その中には科学的に裏づけが出来るものから、単なる言い伝え程度のレベル格差はあってしかるべきかも知れない。
結局、「蕎麦の毒」は正体不明のままだ・・・orz
字幕版では伝説の酒「蟻精」となっている。
蟻をアルコールに漬け蒸留したものらしい。
だったらプカプカとお酒に蟻が浮かんでいるちょっと遠慮したい情景は無かったと勝手に安心。
中国では古くから蟻のパワーを「蟻力(イーリー)」と言って重視し、その力を得る為、漢方薬材に食用にと利用していたそうだ。
「蟻精」そのものは、蟻を粉にした漢方薬材を指すのが一般的らしい。
唐代に広く広まったと言うから、当然、朝鮮や日本にもその情報は伝播したのであろう。
本場中国では食材用の蟻は養殖しているそうだ。
トック妻はトックおじさんに「山に蟻を捕まえに行かなきゃ、ダメでしょ!」って叱っていたけどw
調べてみると、ヨーロッパではアルコールに蟻を漬けた「蟻アルコール」を薬として用いたそうだ。
また蟻を食べる習慣もいろいろあるようだ。
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なかなか面白い!!
もひとつ気になったのが、チャングムが御膳競演の二品目に作った「蕎麦煎餅(メミルジョピョン)」をお出しする際、「蕎麦の毒を消す大根・・・」と、チャングムが能書きを口上している。
「蕎麦の毒」って、蕎麦は健康食品の代表選手なのに・・・Why?
調べてみたけど、「蕎麦の毒」は昔の言い伝えにはあったようだけど、根拠はないみたいだ。
『本朝食鑑』などには「蕎麦きりを多食すると身体に潜んでいる風気を引き起こす事になったり、食べてすぐ入浴すると卒中なったりする・・・ (云々)」と記されているが、これは蕎麦の「毒」の作用とは思えない。
また、「山形県衛生研究所」編集の会報誌No.121の中で「薬になる植物(52) ワサビについて」の項に「・・・(ワサビが)・・・魚毒、ソバの毒を解毒するのに効果があるとみている・・・(云々)」との一節があった。
が、ソバの毒そのものについての記述はなかった。
人間は古代からいろんなものを口にして、意外な味や効果・効能を見つけたり、反対に死に至るなどの経験を積み重ねた来た訳だから、食べ物に関する情報(たとえば食べ合わせなどの知識)は、代々受け継がれてきたのだろう。
その中には科学的に裏づけが出来るものから、単なる言い伝え程度のレベル格差はあってしかるべきかも知れない。
結局、「蕎麦の毒」は正体不明のままだ・・・orz
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