ハワイから日本へ、風の力を頼りに11.000キロの航海にトライ中の「ホクレア号」が4月21日に沖縄本島糸満港に入港予定だそうだ。 →こちら
1月にハワイを出発し、GPS(衛星利用測位システム)など現代なら当然搭載の航海機器はもとより、羅針盤や海図すらも使用しないで、古代からの航海術を以って、風力で航海する「ホクレア号」。
1976年にハワイからタヒチへの航海を、二枚の帆が受ける風の力だけの航海に成功した。
以来、かつて太平洋に散在する島々にたどり着き、定住を始めたというポリネシア人起源・拡散説を研究し、実際の航海でその科学的実証を続けている。
ハワイ語で『幸せの星(Hokule'a)』と名付けられた「ホクレア号」は古代ポリネシア人がハワイ諸島を発見した当時の形状を模して造船された。
星を読み、波や風を感じ、海洋生物と語り合う、伝統的な航海術「スター・ナビゲーション」によって針路を定め航海する。
パラオから参加乗船する日本人、荒木汰久治さんは、外洋カヌーの国際レースなどで活躍し、2005年愛知万博のイベントに絡め、航海機器を使わない「スター・ナビゲーション」の航海を計画、沖縄の伝統的漁船サバニを二隻並べ双胴船タイプに改造した六人乗りの「海人丸」で、糸満市から愛知まで約2000キロの航海に成功している。
2001年、「ホクレア号」の船長ナイノア・トンプソンさんとの出会いが、今回の航海参加のきっかけになったそうだ。
海を愛し敬った古来の人々の生き方を現代に伝えるべく航海を続けるナイノアさんに、荒木さんは心酔し、ハワイでボランティアとして同号の修復作業を手伝ったり、一緒にカヌーで沖縄から朝鮮半島に渡ったりしてナイノアさんとの親交を深めていったそうだ。
「海は国と国を隔てるものではなく、つなげているもの。」
船長ナイノアさんの言葉が沁みる・・・
かつて手作りの舟で、星や波、風などの自然現象から船の現在位置や航路を見いだして、外海に船出して行った勇気ある人々の魂の胎動に想いを馳せる。
遥か彼方の天体が唯一、己の所在を明らかにし、見渡す限りの大海原に点にも満たない己の存在を任せる・・・マクロとミクロの世界が融合する。
こんなイメージに身をゆだねると体が浮くような感覚に陥るw
ダイビングの時に味わう浮遊感に通ずるかも知れない・・・
ひととき、せちがらく日々の生活に追われている自分を癒してくれた。
前寄港地のパラオでは、近海で沿岸警備艇が船団に合流し、ラグーン(礁湖)内に入る水路まで同行したそうだ。
さらにラグーン入口で、伝統的なパラオの戦闘用カヌーの一群が待機、チャントとホラ貝で船団をお出迎え。
沖縄でも糸満海人(ウミンチュ)がサバニをくりだして、歓迎するようだ。
↑の「海人丸」もお出迎えするw
「海人丸ブログ」の3月30日の荒木さんの記事は感動物・・・おすすめ
すっかり潮気の抜けた自分だが、久々に波しぶきをかぶったような思いだ・・・
翻訳機訳なのかな?、ちょっと日本語の表現がおかしい所もあるが、なかなか詩的な文面・・・「ホクレア号航海ブログ」
1月にハワイを出発し、GPS(衛星利用測位システム)など現代なら当然搭載の航海機器はもとより、羅針盤や海図すらも使用しないで、古代からの航海術を以って、風力で航海する「ホクレア号」。
1976年にハワイからタヒチへの航海を、二枚の帆が受ける風の力だけの航海に成功した。
以来、かつて太平洋に散在する島々にたどり着き、定住を始めたというポリネシア人起源・拡散説を研究し、実際の航海でその科学的実証を続けている。
ハワイ語で『幸せの星(Hokule'a)』と名付けられた「ホクレア号」は古代ポリネシア人がハワイ諸島を発見した当時の形状を模して造船された。
星を読み、波や風を感じ、海洋生物と語り合う、伝統的な航海術「スター・ナビゲーション」によって針路を定め航海する。
パラオから参加乗船する日本人、荒木汰久治さんは、外洋カヌーの国際レースなどで活躍し、2005年愛知万博のイベントに絡め、航海機器を使わない「スター・ナビゲーション」の航海を計画、沖縄の伝統的漁船サバニを二隻並べ双胴船タイプに改造した六人乗りの「海人丸」で、糸満市から愛知まで約2000キロの航海に成功している。
2001年、「ホクレア号」の船長ナイノア・トンプソンさんとの出会いが、今回の航海参加のきっかけになったそうだ。
海を愛し敬った古来の人々の生き方を現代に伝えるべく航海を続けるナイノアさんに、荒木さんは心酔し、ハワイでボランティアとして同号の修復作業を手伝ったり、一緒にカヌーで沖縄から朝鮮半島に渡ったりしてナイノアさんとの親交を深めていったそうだ。
「海は国と国を隔てるものではなく、つなげているもの。」
船長ナイノアさんの言葉が沁みる・・・
かつて手作りの舟で、星や波、風などの自然現象から船の現在位置や航路を見いだして、外海に船出して行った勇気ある人々の魂の胎動に想いを馳せる。
遥か彼方の天体が唯一、己の所在を明らかにし、見渡す限りの大海原に点にも満たない己の存在を任せる・・・マクロとミクロの世界が融合する。
こんなイメージに身をゆだねると体が浮くような感覚に陥るw
ダイビングの時に味わう浮遊感に通ずるかも知れない・・・
ひととき、せちがらく日々の生活に追われている自分を癒してくれた。
前寄港地のパラオでは、近海で沿岸警備艇が船団に合流し、ラグーン(礁湖)内に入る水路まで同行したそうだ。
さらにラグーン入口で、伝統的なパラオの戦闘用カヌーの一群が待機、チャントとホラ貝で船団をお出迎え。
沖縄でも糸満海人(ウミンチュ)がサバニをくりだして、歓迎するようだ。
↑の「海人丸」もお出迎えするw
「海人丸ブログ」の3月30日の荒木さんの記事は感動物・・・おすすめ
すっかり潮気の抜けた自分だが、久々に波しぶきをかぶったような思いだ・・・
翻訳機訳なのかな?、ちょっと日本語の表現がおかしい所もあるが、なかなか詩的な文面・・・「ホクレア号航海ブログ」
重ねて大変な失礼をば・・・お許し下さい。
仕事に出る前にUPし、リンクのお礼は帰宅後にと思っていたので、尚更申し訳ありません。
改めてゆっくり読ませて頂きます。