石垣島と西表島の間には「石西礁湖」と呼ばれる日本最大のサンゴ礁が広がっている。
東西薬20Km、南北約5Kmに及ぶこの海域のサンゴ礁はその群生するサンゴの種類の豊かさだけでも世界的に価値がある。(様々な種類のサンゴの群生する景観は、本当に見事!美しい。)
ところが80年代のオニヒトデの大発生、続く98年の海水温の上昇などの被害でサンゴ礁の白化現象が広がってしまった。
自然再生推進法に基づき、2002年5月サンゴの産卵に併せ、サンゴの幼生が着床しやすいようにと開発された重さ19g、直径約4cmのコマ状のセラミック製の「着床具」が試験的に設置された。
2年後の04年、付着した幼生は体長数センチに育ち、近くの黒島の東側の沖合いに移植作業が実施された。
サンゴの産卵はちょうど5月に入ると、あちこちで報告例が入ってくる。
今年も9日に「石西礁湖」のミドリイシ(エダサンゴの一種)が産卵を開始したそうだ。
サンゴは雌雄同体でポリプの複合体だ。
その産卵は「バンドル」と呼ばれる卵(一つではなく20個ほど入っているそうだ)と精子を格納したピンク色の小さな玉粒が海一面に放出される。
「バンドル」そのものは受精卵ではなく、海面に辿り着くとこの「バンドル」ははじけ、中の卵と精子が外に飛び出す。
ここで他の卵と精子が出会って、めでたく受精卵が誕生する。
残念ながら、サンゴの産卵観察ダイビングは体験していない。
しかし、夜の海でこの生命の不思議を目の当たりにする感動はきっと想像以上のすばらしさだろう。
大潮まわりの11日から14日にかけてが産卵のピークだったようだ。
自然の中では海に漂うサンゴの卵はあっという間に魚達の格好の餌となってしまう。
その着床率を上げようと、先の「着床具」の登場となった訳だ。
10~11日とこの「着床具」の設置が今年も実施された。
この新しいサンゴの移植方法は世界初の試みで、まだ研究途中ではあるが、是非成功し、サンゴ再生につながる事を祈っている。
東西薬20Km、南北約5Kmに及ぶこの海域のサンゴ礁はその群生するサンゴの種類の豊かさだけでも世界的に価値がある。(様々な種類のサンゴの群生する景観は、本当に見事!美しい。)
ところが80年代のオニヒトデの大発生、続く98年の海水温の上昇などの被害でサンゴ礁の白化現象が広がってしまった。
自然再生推進法に基づき、2002年5月サンゴの産卵に併せ、サンゴの幼生が着床しやすいようにと開発された重さ19g、直径約4cmのコマ状のセラミック製の「着床具」が試験的に設置された。
2年後の04年、付着した幼生は体長数センチに育ち、近くの黒島の東側の沖合いに移植作業が実施された。
サンゴの産卵はちょうど5月に入ると、あちこちで報告例が入ってくる。
今年も9日に「石西礁湖」のミドリイシ(エダサンゴの一種)が産卵を開始したそうだ。
サンゴは雌雄同体でポリプの複合体だ。
その産卵は「バンドル」と呼ばれる卵(一つではなく20個ほど入っているそうだ)と精子を格納したピンク色の小さな玉粒が海一面に放出される。
「バンドル」そのものは受精卵ではなく、海面に辿り着くとこの「バンドル」ははじけ、中の卵と精子が外に飛び出す。
ここで他の卵と精子が出会って、めでたく受精卵が誕生する。
残念ながら、サンゴの産卵観察ダイビングは体験していない。
しかし、夜の海でこの生命の不思議を目の当たりにする感動はきっと想像以上のすばらしさだろう。
大潮まわりの11日から14日にかけてが産卵のピークだったようだ。
自然の中では海に漂うサンゴの卵はあっという間に魚達の格好の餌となってしまう。
その着床率を上げようと、先の「着床具」の登場となった訳だ。
10~11日とこの「着床具」の設置が今年も実施された。
この新しいサンゴの移植方法は世界初の試みで、まだ研究途中ではあるが、是非成功し、サンゴ再生につながる事を祈っている。
沖縄,海,ダイビングが大好きで,こちらのブログの「海の話」や「沖縄」の記事の数々,思わず目が留まりました。
白化現象やオニヒトデの被害で,珊瑚がダメージを受けて崩れているのを海中で目にすると,ちょっと寂しくなりますよね。。。私もまだ珊瑚の産卵を直接目にするダイビングはしたことがないんですが,いつか,やってみたいなと思っています。
9月になったら,テントとダイビング機材担いで石垣島に行く予定です。浜辺にテントを張って,一日中海で過ごしたいなと思う今日この頃です。
長々と失礼しました。。。
石垣島のビーチ、最近はクラゲ対策のネットが張ってあるそうです。
これも海水温の上昇と海の汚染が原因のようです。
昔は、クラゲの被害などまずなかったのに・・・
浜でのテント生活、ハブガーにご注意下さいネ!