幼い頃に誓った「ヘウォンを守る」と言う約束を守ろうとするヨンジェは、ヘウォンに来週、家を出ると告げる。
「あなたまで失ったら、つらすぎる。」って、ヘウォンさん・・・
ミニョクに修正したシナリオを届けるチウン。
「チウンさん、何かあった?」
「仕事がキツい? やつれてるな。」
「平気よ。」
「おごるよ、僕にはそれしかできない。」
「食事より、お酒がいいわ。」
お酒を飲みながら「実はね、ヨンジェさんが家を出るの。」
「正確には、ヘウォンさんと付き合うんだって。」
「・・・ヨンジェが、そう言ったのか?」
「てっきり・・・彼も私を好きかと思ってた。」
「『一緒にいると楽しい』って言ってくれたのに・・・」
「でも違った。」
「ヘウォンさんを守りたいんだって。」
「でも、そうなったらどうなると思う?」
「致命的なスキャンダルになるみたいなの。」
「いくら好きだからって馬鹿よ。」
「鳥レベルね・・・鶏だわ。」
「彼女を傷つけたくないのさ。」
「分かってる。」
「9歳の時に、約束したそうよ。」
「ずっと守ってるわ、バカみたい。」
「だが君にとっては、幸いなことだ。」
「結婚疑惑の記事が出る。」
「その前に別れた方がいい。」
「なら、彼はどうなるの?」
「ダメージは大きい。」
「ヨンジェも分かってる。」
ミニョクに送られて帰ってきたチウンの事が気になっているのに、テレビを見てた振りするヨンジェ。
でも、チウンがお酒を飲んでると分かると「飲みすぎだ。」
「カクテルを少し飲んだだけよ。」
「ミニョク兄貴と飲んだのか?」
「他に誰がいるの?」
「ハチミツ湯を作りな。」←何故か偉そうにヨンジェに命じるチウンw
「今、何て言った? こいつ~」と言うものの、チウンの迫力に負け?ハチミツ湯を作ってるし・・・w
そんなヨンジェを眺めつつ「ヨンジェさん、話があるの。」
「言ってみろ。」
「ヘウォンさんとは付き合えないわ。」
「私は、あなたと別れる気はないの。」
「この私が・・・あんたを守るわ。」←酔っぱらって目がすわってるチウンだけど・・・ヨンジェがスキャンダルで再起不能に陥るのを死守しようとする。 あぁ~けなげ
で、そのまま酔いつぶれたチウンをベッドまで運ぶヨンジェ。≫カットされてましたorz
チウンの寝顔を見つめ、愛おしげに顔に手を伸ばすけどんだけど・・・タッチできないヨンジェ。
「チウン、俺のために・・・傷つくな。」
「俺のために・・・苦しむな。」
「俺は、お前を守れなかった」←涙が出るほど好きなのに・・・
「チウン、前に俺たちが新婚旅行をした場所に行ってくれ。」
「じきに結婚疑惑の記事が出る。」
「旅先で休んでろ。」←ヨンジェ考えた末のチウンを少しでも守ろうと提案
「嫌よ、行かないわ。」
「なぜだ?」
「記事が出たら大変よ。」
「そばにいるわ。」
「どういうつもりだ?」
「勘違いしてないか?」
「俺は善い人じゃない。」
「性格の悪い最低男だ。」
「分かってるわ。」
「つまり・・・ひどい男なんだ。」
「俺は利己的で、性格も悪い。」
「自覚してたのね。」
「直したら?」
「まじめに聞け。」
「俺の事、嫌うように仕向けてやる。」
「これからはスパルタ教育だ。」
チウンにわざと意地悪く家事を命じまくるヨンジェだけど・・・「お前の事が悩みの種なんだよ。」
「なぜ、そうなんだ?」
「なぜ離れない?」
「俺はなぁ・・・お前が嫌いだ。」
「なぜ俺を困らせる?」
「俺に話しかけるな、分かったな。」←そう言い捨てるヨンジェが苦しそう
≫カットシーン
へウォンは自宅にヨンジェを招き、手料理でおもてなし・・・←韓国でも「必殺技」なんだね~手料理w
「料理は好きなの。」
「夢は『良妻賢母』よ。」←ヘウォン、結婚する気満々?!
「リクエストしてね、何でも作ってあげる。」
「クラゲの酢の物、好きよね?」←チウンもがんばって作ったっけ・・・
「結構、いけると思うわよ。」
「・・・あれは・・・もう食べない。」
好物だったのにと不思議がるヘウォンに「嫌な思い出があってね。」って言い訳するヨンジェだけど、チウンの事、思い出しちゃうからよね・・・
家では、食事の用意をしてヨンジェの帰りを待っていたチウン「電話くらいしてよ。」
「約束したでしょ?」
「嫌だ、電話なんかしない。」
「チウン、あんな約束、俺には無意味だ。」
「もう待つな。」
それでも、必死に頑張るチウン。≪
苦手な朝の運動にも・・・なのにヨンジェはそんなチウンを無視して置いてきぼり・・・
チウンがヨレヨレで辿り着いた時には、すでにシャワー済みw
「そっちから誘ったくせに酷いじゃない!」
「ねえ、家を出る事、考え直せない?」
「スキャンダルになれば大変よ。」←ともかくヨンジェの事を案じるチウン。
「関係ないだろ。」
「放っといてくれ。」←突き放しながらもメチャつらいヨンジェ。
黙々と朝食を食べるヨンジェに「私との約束が無意味な事なら、私も守らなくていいのね?」
「ああ。」
「今後は遅く帰る時も、電話だってしないわ。」
「どこで誰と会うかも言わないからね。」
「言わなくていい。」
「俺には関係ないさ、勝手にしろ。」
ミニョクとチウンのいるレストランに、なんとヨンジェとヘウォンが・・・
なんと、4人で食事!!←スゲェ~~
気まずい雰囲気を払拭しようとミニョクに話しかけるヘウォン「彼女のシナリオが映画に? どんな内容?」
「それは、まだ秘密だよ。」
「教えてよ。」
「ダメだ・・・。」
「ヨンジェは彼女から聞いてないの?」
「別に、どうでもいい。」←本心ミエミエの強がりw
「『鳥作家』だしな。」
「鳥って? 何だ?」
「それは・・・言えない、秘密だ。」←こんな事でも対抗したいんだね~ヨンジェw
そんなヨンジェにむかつきながらも黙って食事をするチウン。
口元が汚れてしまったチウンにジェスチャーで教えようとするミニョク。
更にナプキンを手にチウンの口元に・・・慌てるヨンジェ、この行為を阻止すべく「おい! 馬鹿か?」
「顔についてる。」とナプキンをチウンに投げる。
「ここだ、早く拭け。」
「だらしないなぁ。」←悪態までつくし・・・orz
店を出て、当然のようにミニョクの車に乗ってしまうチウンを見つめるなんとも言えぬ顔のヨンジェ。
ミニョクの車の中では、サイドミラー越しに遠ざかるヨンジェを見つめているチウン。
「ベニスに行こう。」
「映画祭があるんだ。」
「映画も見て、市場調査もする。」
「将来に備えて、行くのもいいだろう? どう?」とチウンを旅に誘うミニョク。
その頃、ヘウォンを送る車中のヨンジェも、チウンの事で頭がいっぱい・・・
ヘウォンから話しかけられても、何度目かでやっと気付くほど。
「聞きたい事があるんだろ? 何だ?」
「なんでもない。」
「もう分かったから・・・」←さすがのヘウォンもヨンジェの本心が分かっちゃうよね・・・
翌日、ミニョクと「ベニス映画祭」に旅行に行くと話を切り出すチウン。
平然な振りをしつつ、動揺しまくるヨンジェ「それでいつ行くんだ?」
「水曜日。」
「帰国したら、俺はいない。」
「水曜日に出る、引っ越すんだ。」←これにはチウンの顔色も変わる。
チウンが旅立ち、落ち着かないヨンジェ。
ヘウォンを誘うもうわの空状態・・・終いには「食事は?」
「チウン、何がいい?」
「・・・?」
「『チウン』って言ったわ。」とヘウォン。
「俺が? ごめん。」
「つまり・・・あいつが旅行に出てるんだ。」
「とにかくドジな奴でさぁ、頭も悪いし、英語もダメ。」
「それに、体の方は意外に弱いんだ。」
「風邪薬を持って行ったか・・・心配で。」←どんな言い訳しても・・・
「素直に言えばどう?」
「彼女に『行くな』って。」
「本当に馬鹿ね。」
ヘウォンのお叱りで勢いづいてチウンを引き止めるべく、空港に直行しちゃうヨンジェ。
今度はへウォンを置き去りにして、空港内を「ハン・ヂウン~~!」と名前を呼びながら必死に捜すヨンジェ。
結局、チウンと会う事叶わずのヨンジェ、ヘウォンにチウンの事を話して聞かせる。←ヘウォンに告白したってね~?
「あいつ・・・『アジャ、ファイティン』って、そればっかりなんだ。」
「全く、いかれてる。」
「変わった子だ。」
「でも一緒にいると楽しい・・・幸せなんだ。」
「俺も変になった。」
「いいや、あいつとの生活に慣れて・・・居心地がいいのかな? 分からない。」
「あいつの事、大好きだった。」
「だけど、傷付けて…苦しめた、守れなかった。」
「今からでも、遅くないわ」
「実は知ってたの。」
「彼女を好きだって事。」
「でも、ごまかしてた。」
「私もつらいから、知らん顔したの。」
「あなたを・・・失いたくなかった。」
「いけないと思ったわ。」
「でも、離したくなかった、悔しいからよ。」
「二度も失恋するなんてね。」
「ごめんね、大好きな親友を苦しめたわ。」
「私が悪いの、ごめん。」
「謝るわ、ヨンジェ」
「もう行って。」
「あなたの手を放してあげる。」
「私なら心配ないわ。」
「私はカン・へウォンだもの、元気よ。」
涙を滲ませながらも笑ってみせるヘウォンに「ヘウォン、アイス食べる?」←ヨンジェ、中途半端な自分の態度が結局、二人の女を傷付けた事を自覚してるんかなぁ?
「大人になるとアイスは食べないのよ、お酒を飲むわ。」
「でも・・・あいつはいない、海外だ。」
「帰りを待てばいい。」
「ヨンジェ! アジャ、アジャ、ファイティン!」
トイレで一人大泣くヘウォン・・・
ベニスに発ったはずのチウン、結局二の足を踏んで出国できず、ミニョクに家まで送って貰う。「ごめんなさい。」
「いいよ、入って。」
荷物も忘れて、車を降りるなり走って家の中に消えてくチウンを見つめるミニョク・・・
チウン、家の中を捜してまわるが、ヨンジェの姿はない・・・家を出て行ってしまったと落ち込むチウン。
「別れの直前まで怒ってたわ、変な人ね。」
「会いたいなら、また会えばいい。」
「電話もするなって。」
「本当に変な奴だな。」
「でしょう? 最低なの。」
「絶対に電話しない。」
「殴ってやろうか? 得意なんだ。」
「私もよ、彼もタジタジなの。」って言いながら泣くチウン。
そんなチウンの姿が愛おしく切ないミニョク。
思わずチウンの涙を拭い、肩に手を回す。
『フルハウス』放映開始
『フルハウス』#1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10 #11 #12
「あなたまで失ったら、つらすぎる。」って、ヘウォンさん・・・
ミニョクに修正したシナリオを届けるチウン。
「チウンさん、何かあった?」
「仕事がキツい? やつれてるな。」
「平気よ。」
「おごるよ、僕にはそれしかできない。」
「食事より、お酒がいいわ。」
お酒を飲みながら「実はね、ヨンジェさんが家を出るの。」
「正確には、ヘウォンさんと付き合うんだって。」
「・・・ヨンジェが、そう言ったのか?」
「てっきり・・・彼も私を好きかと思ってた。」
「『一緒にいると楽しい』って言ってくれたのに・・・」
「でも違った。」
「ヘウォンさんを守りたいんだって。」
「でも、そうなったらどうなると思う?」
「致命的なスキャンダルになるみたいなの。」
「いくら好きだからって馬鹿よ。」
「鳥レベルね・・・鶏だわ。」
「彼女を傷つけたくないのさ。」
「分かってる。」
「9歳の時に、約束したそうよ。」
「ずっと守ってるわ、バカみたい。」
「だが君にとっては、幸いなことだ。」
「結婚疑惑の記事が出る。」
「その前に別れた方がいい。」
「なら、彼はどうなるの?」
「ダメージは大きい。」
「ヨンジェも分かってる。」
ミニョクに送られて帰ってきたチウンの事が気になっているのに、テレビを見てた振りするヨンジェ。
でも、チウンがお酒を飲んでると分かると「飲みすぎだ。」
「カクテルを少し飲んだだけよ。」
「ミニョク兄貴と飲んだのか?」
「他に誰がいるの?」
「ハチミツ湯を作りな。」←何故か偉そうにヨンジェに命じるチウンw
「今、何て言った? こいつ~」と言うものの、チウンの迫力に負け?ハチミツ湯を作ってるし・・・w
そんなヨンジェを眺めつつ「ヨンジェさん、話があるの。」
「言ってみろ。」
「ヘウォンさんとは付き合えないわ。」
「私は、あなたと別れる気はないの。」
「この私が・・・あんたを守るわ。」←酔っぱらって目がすわってるチウンだけど・・・ヨンジェがスキャンダルで再起不能に陥るのを死守しようとする。 あぁ~けなげ
で、そのまま酔いつぶれたチウンをベッドまで運ぶヨンジェ。≫カットされてましたorz
チウンの寝顔を見つめ、愛おしげに顔に手を伸ばすけどんだけど・・・タッチできないヨンジェ。
「チウン、俺のために・・・傷つくな。」
「俺のために・・・苦しむな。」
「俺は、お前を守れなかった」←涙が出るほど好きなのに・・・
「チウン、前に俺たちが新婚旅行をした場所に行ってくれ。」
「じきに結婚疑惑の記事が出る。」
「旅先で休んでろ。」←ヨンジェ考えた末のチウンを少しでも守ろうと提案
「嫌よ、行かないわ。」
「なぜだ?」
「記事が出たら大変よ。」
「そばにいるわ。」
「どういうつもりだ?」
「勘違いしてないか?」
「俺は善い人じゃない。」
「性格の悪い最低男だ。」
「分かってるわ。」
「つまり・・・ひどい男なんだ。」
「俺は利己的で、性格も悪い。」
「自覚してたのね。」
「直したら?」
「まじめに聞け。」
「俺の事、嫌うように仕向けてやる。」
「これからはスパルタ教育だ。」
チウンにわざと意地悪く家事を命じまくるヨンジェだけど・・・「お前の事が悩みの種なんだよ。」
「なぜ、そうなんだ?」
「なぜ離れない?」
「俺はなぁ・・・お前が嫌いだ。」
「なぜ俺を困らせる?」
「俺に話しかけるな、分かったな。」←そう言い捨てるヨンジェが苦しそう
≫カットシーン
へウォンは自宅にヨンジェを招き、手料理でおもてなし・・・←韓国でも「必殺技」なんだね~手料理w
「料理は好きなの。」
「夢は『良妻賢母』よ。」←ヘウォン、結婚する気満々?!
「リクエストしてね、何でも作ってあげる。」
「クラゲの酢の物、好きよね?」←チウンもがんばって作ったっけ・・・
「結構、いけると思うわよ。」
「・・・あれは・・・もう食べない。」
好物だったのにと不思議がるヘウォンに「嫌な思い出があってね。」って言い訳するヨンジェだけど、チウンの事、思い出しちゃうからよね・・・
家では、食事の用意をしてヨンジェの帰りを待っていたチウン「電話くらいしてよ。」
「約束したでしょ?」
「嫌だ、電話なんかしない。」
「チウン、あんな約束、俺には無意味だ。」
「もう待つな。」
それでも、必死に頑張るチウン。≪
苦手な朝の運動にも・・・なのにヨンジェはそんなチウンを無視して置いてきぼり・・・
チウンがヨレヨレで辿り着いた時には、すでにシャワー済みw
「そっちから誘ったくせに酷いじゃない!」
「ねえ、家を出る事、考え直せない?」
「スキャンダルになれば大変よ。」←ともかくヨンジェの事を案じるチウン。
「関係ないだろ。」
「放っといてくれ。」←突き放しながらもメチャつらいヨンジェ。
黙々と朝食を食べるヨンジェに「私との約束が無意味な事なら、私も守らなくていいのね?」
「ああ。」
「今後は遅く帰る時も、電話だってしないわ。」
「どこで誰と会うかも言わないからね。」
「言わなくていい。」
「俺には関係ないさ、勝手にしろ。」
ミニョクとチウンのいるレストランに、なんとヨンジェとヘウォンが・・・
なんと、4人で食事!!←スゲェ~~
気まずい雰囲気を払拭しようとミニョクに話しかけるヘウォン「彼女のシナリオが映画に? どんな内容?」
「それは、まだ秘密だよ。」
「教えてよ。」
「ダメだ・・・。」
「ヨンジェは彼女から聞いてないの?」
「別に、どうでもいい。」←本心ミエミエの強がりw
「『鳥作家』だしな。」
「鳥って? 何だ?」
「それは・・・言えない、秘密だ。」←こんな事でも対抗したいんだね~ヨンジェw
そんなヨンジェにむかつきながらも黙って食事をするチウン。
口元が汚れてしまったチウンにジェスチャーで教えようとするミニョク。
更にナプキンを手にチウンの口元に・・・慌てるヨンジェ、この行為を阻止すべく「おい! 馬鹿か?」
「顔についてる。」とナプキンをチウンに投げる。
「ここだ、早く拭け。」
「だらしないなぁ。」←悪態までつくし・・・orz
店を出て、当然のようにミニョクの車に乗ってしまうチウンを見つめるなんとも言えぬ顔のヨンジェ。
ミニョクの車の中では、サイドミラー越しに遠ざかるヨンジェを見つめているチウン。
「ベニスに行こう。」
「映画祭があるんだ。」
「映画も見て、市場調査もする。」
「将来に備えて、行くのもいいだろう? どう?」とチウンを旅に誘うミニョク。
その頃、ヘウォンを送る車中のヨンジェも、チウンの事で頭がいっぱい・・・
ヘウォンから話しかけられても、何度目かでやっと気付くほど。
「聞きたい事があるんだろ? 何だ?」
「なんでもない。」
「もう分かったから・・・」←さすがのヘウォンもヨンジェの本心が分かっちゃうよね・・・
翌日、ミニョクと「ベニス映画祭」に旅行に行くと話を切り出すチウン。
平然な振りをしつつ、動揺しまくるヨンジェ「それでいつ行くんだ?」
「水曜日。」
「帰国したら、俺はいない。」
「水曜日に出る、引っ越すんだ。」←これにはチウンの顔色も変わる。
チウンが旅立ち、落ち着かないヨンジェ。
ヘウォンを誘うもうわの空状態・・・終いには「食事は?」
「チウン、何がいい?」
「・・・?」
「『チウン』って言ったわ。」とヘウォン。
「俺が? ごめん。」
「つまり・・・あいつが旅行に出てるんだ。」
「とにかくドジな奴でさぁ、頭も悪いし、英語もダメ。」
「それに、体の方は意外に弱いんだ。」
「風邪薬を持って行ったか・・・心配で。」←どんな言い訳しても・・・
「素直に言えばどう?」
「彼女に『行くな』って。」
「本当に馬鹿ね。」
ヘウォンのお叱りで勢いづいてチウンを引き止めるべく、空港に直行しちゃうヨンジェ。
今度はへウォンを置き去りにして、空港内を「ハン・ヂウン~~!」と名前を呼びながら必死に捜すヨンジェ。
結局、チウンと会う事叶わずのヨンジェ、ヘウォンにチウンの事を話して聞かせる。←ヘウォンに告白したってね~?
「あいつ・・・『アジャ、ファイティン』って、そればっかりなんだ。」
「全く、いかれてる。」
「変わった子だ。」
「でも一緒にいると楽しい・・・幸せなんだ。」
「俺も変になった。」
「いいや、あいつとの生活に慣れて・・・居心地がいいのかな? 分からない。」
「あいつの事、大好きだった。」
「だけど、傷付けて…苦しめた、守れなかった。」
「今からでも、遅くないわ」
「実は知ってたの。」
「彼女を好きだって事。」
「でも、ごまかしてた。」
「私もつらいから、知らん顔したの。」
「あなたを・・・失いたくなかった。」
「いけないと思ったわ。」
「でも、離したくなかった、悔しいからよ。」
「二度も失恋するなんてね。」
「ごめんね、大好きな親友を苦しめたわ。」
「私が悪いの、ごめん。」
「謝るわ、ヨンジェ」
「もう行って。」
「あなたの手を放してあげる。」
「私なら心配ないわ。」
「私はカン・へウォンだもの、元気よ。」
涙を滲ませながらも笑ってみせるヘウォンに「ヘウォン、アイス食べる?」←ヨンジェ、中途半端な自分の態度が結局、二人の女を傷付けた事を自覚してるんかなぁ?
「大人になるとアイスは食べないのよ、お酒を飲むわ。」
「でも・・・あいつはいない、海外だ。」
「帰りを待てばいい。」
「ヨンジェ! アジャ、アジャ、ファイティン!」
トイレで一人大泣くヘウォン・・・
ベニスに発ったはずのチウン、結局二の足を踏んで出国できず、ミニョクに家まで送って貰う。「ごめんなさい。」
「いいよ、入って。」
荷物も忘れて、車を降りるなり走って家の中に消えてくチウンを見つめるミニョク・・・
チウン、家の中を捜してまわるが、ヨンジェの姿はない・・・家を出て行ってしまったと落ち込むチウン。
「別れの直前まで怒ってたわ、変な人ね。」
「会いたいなら、また会えばいい。」
「電話もするなって。」
「本当に変な奴だな。」
「でしょう? 最低なの。」
「絶対に電話しない。」
「殴ってやろうか? 得意なんだ。」
「私もよ、彼もタジタジなの。」って言いながら泣くチウン。
そんなチウンの姿が愛おしく切ないミニョク。
思わずチウンの涙を拭い、肩に手を回す。
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