チェギョンの事を気遣うユルは凄みを増してくる母親に思わず「これからどうする気?」と・・・
「法道に則ってやるのよ。]
「あの人たち、法道が好きじゃない?」
「太子を除いた王子は皆、宮廷の外に追いやられる。」
「それが法道でしょ?」
「追尊だって法度通りにすべきよ。」
「法道に則って、追尊をしてもらう。」
「これはまだ始まりに過ぎない・・・14年間、私が感じてきた苦悩や屈辱を何倍にもして返してやるわ。」
「見てなさい。」とファヨン。←こわ~
私、この人の我が子を巻き込む物言いがすごく気になる・・・
結局、「私の怒り」なんでしょ?と・・・
制止も聞かず勝手に馬に乗ったチェギョン、途中で馬が暴走・・・これを追っかけなきゃいけないお付のチョン内人とパク内人の二人はちとかわいそーw←いつも「ピグンママ~」とチェギョンの後を追いかけてる二人の内人の名前が判明w
ちょうど宮に入ってきた女性を驚かせ尻餅をつかせてしまった。
なんとこの人がシン君のお姉さんヘミョンさんだった。
とっても人気があった姫らしく尚宮や内人たちも再会を喜んでいる。
シンに至っては、見たことも無いような飛び切りの笑顔で、ヘミョンに駆け寄りハグ!!
「1年間、どうだった?」
「話、聞かせてよ?」
チェギョン、入り込む隙も無く・・・玉砕w
ヘミョン姉さん、皇太子のシン君とは違い、かなり自由に諸国を巡り、ユニセフなどの活動に寄与していた模様・・・
姉さんと仲良く手までつないで一緒に皇太后の所へ・・・
「その髪型はどうしたの? 服装まで…」と皇后。
「お母さん、心配かけてごめんなさい。」←へミョンは屈託無くオンマーって呼ぶのよ・・・
「お母さんはやめなさい。」
「何も言わないで、こうして抱きしめたかった・・・お母さん。」←さすがの皇后も黙って受け止めるんだけど・・・シン君は目をシバシバさせて、ちと淋しそう。
亡き孝烈皇太子のご学友だったキム議員やパク議員ともチェ編集局長が引き合わせ、政治的にも根回しをするファヨン。
帰りの車中、チェ局長からタイでの隠し撮りの写真を渡されるファヨン・・・
毎晩、安眠できない皇帝を案ずる皇后。
「亡くなった兄さんを思うと、心が痛むんです。」
「孝烈太子の命日が近づくたびに、苦しみが増しているような気がします。」
「あの日、私が事故さえ起こさなければ・・・」
「兄さんは、私のせいで死んだのです・・・私のせいで・・・」
「あれは避けられない事故でした。」
「陛下のせいではありません。」
「宮廷から追い出された兄さんの家族さえ守る事もできなかった。」
「それも陛下が責任を感じる必要のない事です。」
「全ては皇室の法道と、聖祖陛下の命に従っての事です。」
「もしかしたら、追尊はすでにされたのかも知れません。」
「皇帝の地位にいながら、いつも亡くなったお兄さまを皇帝として仕えていましたもの・・・」
「今までずっと陛下の苦しみを側らで見守っておりました。」
「陛下の苦しみは私の苦しみでした。」
「追尊に関して反対する気はありません。」
「それで少しでも陛下の肩の荷が下りるのであれば、そうして下さい。」
くしゃみをしながら、シンの部屋にいくチェギョン。
「今日は寒いね。」
「風邪薬飲んだけど、全然効かない・・・」
「あんたと違って、(この)部屋は暖かいのね。」
「風邪をうつしに来たのか?」←w
「また憎まれ口を・・・」
「入るか?」←ベッドで読書中のシン、お尻をずらせて・・・w
「え?」
「しらじらしい。」←あなたもw
「何日も同じベッドを使った仲だろ?」
「こう見えても、かたい炭のマットが敷いてあるから暖かいんだ。」
「でも・・・じゃあ失礼しようかな。」
「お邪魔しま~す。」
「うわぁ、暖かい!!」←布団に入っちゃうチェギョンw
「ちょっと聞いたんだけど・・・元々は、私とユル君が結婚する筈だったの?」
いきなりのチェギョンの質問に驚く様子のシン。
「・・・お祖父様は、お前のおじいさんと、皇位を継承する皇孫の妃としてお前を迎えると約束した。」
「その当時は、ユルが皇位を継承する事になっていた。」
「だから、お前はユルのいいなずけだったと言える。」
「そうだったんだ・・・」
「その話を聞いたら、ユル君と会うのが気まずくなっちゃって・・・」
「気の毒に思うなら・・・今からでもお前が行けば・・・」←思わず声を荒げそうになるシン。
でも、傍らで無防備にチェギョンは寝入ってしまい・・・w
その姿がいじらしくて、チェギョンにお布団を掛け直して・・・シン君、優しく寄り添う・・・
そのムードをぶち壊すようにすごい剣幕の皇后が・・・!
慌てて起き上がる二人。
「これはどう言う事です?」
「違うんです。その・・・」
「お母様こそ、どう言うおつもりですか?」
「ここは厳然たる東宮殿であり、独立した僕の私的な空間です。」
「勝手に入るとは失礼です。」
「いくらお母様でも、最低限の礼儀は守って下さい。」
「それに僕たちは、お母様が考えているような事はしていないのでご安心下さい。」
「風邪をひいていたので、少し温かいベッドで寝かせていただけです。」
「私に大声をあげる資格がないとお思いですか?」
「皇太子妃は部屋に戻りなさい。」
「はい。」←逃げるように出て行くチェギョン。
「何のご用です?」
「タイの新聞です。」と手にしていた新聞を叩きつける皇后。
ひょぇ~、あん時撮られたヒョリンとのツーショット写真が掲載されてる。
「その記事は事実ですか?」
「なぜこんな事をしたのです?」
「いくらなんでも軽率すぎます。」
「皇宮へ来て説明しなさい。」
すごい剣幕のまま皇后が出てくと、心配していたチェギョンがシンの部屋に・・・そこには、新聞が・・・
「何これ? ヒョリンとタイで会ってたの?」
「ウソでしょ?」
「そんな事まで、いちいち報告する必要ないだろ。」←なんでこう言う言い方しかできないんだろか?シン君・・・orz
「気になるじゃない?」
「気にするな。」←そうはいかないってシン君・・・
「何? 聞いちゃいけないの?」
「私にはそんな資格さえないの?」
「お前には関係ない。」
「こんな事に口挟む暇があったら、早く風邪治せ。」←ったく
「あんたに口出して欲しくない。」
「私は元気よ!だからほっといて。」
出て行こうとするチェギョンの腕をつかんで
「ふざけるな。」
「皆、おまえの事、心配してるんだぞ?」
「どうしてご飯を食べない?」
「一体、何が気に食わないんだ?」
「そんな事、あんたに関係ない。」
「こんな大事な事さえ、答えてくれないくせに・・・」
「私が飢え死にしようが関係ないでしょ?」
「いい加減にしろ!」
「私って、本当バカよ。」
「二人が一緒にいるのも知らずに、あんたに会いたくて眠れなかったのよ。」
「自分が情けない、バカみたいよ・・・」
チェギョンの事、心配してるけど・・・シン君、これじゃ伝わらないよ~~
ファヨンが見てた新聞を取上げ、
「これ、本当?」とユル。
不敵な笑みのファヨン、「どうよ」とばかり盗撮した写真の束も見せる。
オモ!!キスした時までバッチリ撮られてる・・・orz
「何を驚いてるの?」
「どうするつもりなの?」
「なるようになるわ。」
「これからが楽しみね・・・」←こわ~
早くもネットに流れたゴシップが、学校でも話題に・・・
偶然、学校の通路ですれ違ったヒョリンを呼び止めるチェギョン。
「あの~、ちょっと話しない?」
話題の二人の接触は当然、他の生徒の好奇の対象となり、「すわ決闘!」と野次馬が集まる。
「困ってるでしょ?」
「ご両親に怒られなかった?」
「タイで偶然に出会っただけなのに、みんな大げさに騒ぐから・・・」
「ついでに会った訳じゃないわ。」
「最初からシンに会いにタイまで行ったの。」
「ここだと話したい事があっても、全然会えなくて・・・」
「結婚後はろくに挨拶もできなかった・・・」
「でも、私たち結婚してるのに・・・」
「結婚したのはあなたが先でも、先にプロポーズされたのも先に好きになったのも私よ。」←すごい理屈だ・・・
「どうして、今更そんな事を言うの?」
「もう昔のヒョリンでいたくないの。」
「大事な人を失うのは一回で充分。」
「二人の仲は知らないけど、シンも私といて楽しそうだったわよ。」
「あなたの前でこんな事、話すなんて・・・まるで妾にでもなった気分ね。」
「何? それ、どう言う意味?」
「皇太子妃の座には興味ない。」
「私は、シンさえいればいいの。」
体調が悪かったチェギョン、急にヒョリンに倒れ込んでしまう。
「大丈夫か?」と真っ先にユルが駆けつける。
そこへシンが・・・「どいてくれ。」と失神しているチェギョンを抱きかかえ、そして連れ帰る。
残されたユルとヒョリン。
「どうだ? 有名になった気分は?」
「『皇太子の元彼女』・・・その大きさを痛い程、感じてるわ。」
「チェギョンに、あそこまで言う必要あったか?」
「愛する人を苦しめた私が憎い?」
「チェギョンを苦しめないでくれ。」
「私に感謝してもいいんじゃない?」
「こう言う事が起きれば起きるほど、あなたも皇太子の座を取り戻しやすくなるでしょ?」
「こう言うやり方は嫌だ。」
「これからも私のやり方でいくわ。」
「・・・さっき、シンは私を見なかった・・・見えてもいなかったみたい。」
「不安なの・・・」
「君は自分の望むものを手に入れられるさ。」
チェギョンを看病しているシン。
TVではカットされていたけど、ヘミョン姉さんがやって来て、シンと話すシーンが・・・
「てっきり、あの子(ヒョリン)と結婚するのかと思ったわ。」←姉さんには話していたのかな?
プロポーズしたけど即答で振られたと聞き、大受けのヘミョン姉さんw
好きな人にこんなつらい思いさせたくないから、却って良かっと言うシン。
ヒョリンには夢もあるし、やりたい事も多い、宮廷には向かない人間だと・・・
ならばチェギョンちゃんは?と聞く姉に「最初は何も心配してなかった。」
「でも違う・・・あいつこそ宮廷に似つかわしくない人間だ。」
「俺にとっては、しんどいだけの事も、チェギョンは心の底から楽しんだり、不思議がるんだ・・・」
「あいつが宮廷に合わせると言うより、まるで宮廷があいつに合わせてるみたいだ。」
「宮廷の人間にはなれそうにもないだろ?」
「そう? とにかくすごい子みたいね。」
「ああ、すごい奴だよ。」←悪い意味じゃなく、そう実感してるのね・・・
「それで好きになったの?」←さすが姉さんw
「まさか・・・政略結婚だぞ。」←さすが朴念仁w
「愛さない者同士が結婚したからって、永遠に愛し合わないとは限らないでしょ?」
「世界中旅して、いろいろな事がわかったの。」
「人間にとって、一番大事なものは愛よ。」
「愛し方は人それぞれだけど、人間は愛がないと生きていけないの。」
「あんたも、そのうち本当の愛が何かわかるわ。」←姉さん、お見事!!
その間にチェギョンが心配でお見舞いに来たユル、内人の目を盗んで部屋に入っちゃった!!
「これ、アップルミントのハーブ。」
「風邪に効くらしい。」←やはり鉢植えw
「ありがとう。」
「大丈夫か?」
「やっぱり心配してくれるのは、ユル君だけだね。」
「ありがと・・・あ~ぁ、外の空気が吸いたい。」
テラスに出るチェギョンとユル。
「生き返った~」
「アジャ! 元気出さなきゃ!!」
「もう苦しむなよ。」
「君が苦しむと僕も苦しいから・・・」←シンと違って素直な表現をするユル。
戻って来たシン、テラスの二人を目にする。
「お邪魔してるよ。」←さりげなく剣先を向けるユル。
「具合悪い奴が、こんな所で何してる?」とチェギョンを叱るシン。
「誰のせいで倒れたと思ってるの?」
「本当、最低な男・・・お見舞いにも来ないで。」とブーたれるチェギョン。
「誰がここまでおぶって来たと思ってるんだ。」
「重くて死にそうだったんだぞ。」
「ダイエットしろ。」
「本当に? 早く言ってくれればいいのに・・・」←嬉しそう~w
「さっさと中に入れ。」とチェギョンを掴んで、ポイとばかりに部屋の中に押し込む。←仲間外れされたようで強引に顔を出すチェギョン、扉に挟まれてるしw
「妃宮が心配で、駆けつけてきたのか?」
「見舞いに来るほど、容態は悪くない。」
「元気そうに見えるけど、母親を懐かしんでる。」
「寝言で母親を探してた。」
「胸が痛むだろ?」
「俺があいつを苦しめてるんだからな。」←ほんとシン君、素直じゃない・・・
「そんなに心配なら、こんな所で寒い思いをさせずに寝かせてあげてくれ。」
チェギョンの側で本を読むシン。←心配なんだ・・・
チェギョンが目を覚ます。
「具合は? 何か食べるか?」
「いらない。」
「どうしたら食べてくれる?」
「どうしたらいい?」
シン君の計らいからか、チェギョンの家族がやって来る。
持って来てくれたパパの手料理を食欲が無かったのが嘘に思えるほど、えらい勢いでむさぼり食べるチェギョン。←要は心が痛手を受けてるんだよね・・・
チェギョンパパはそんな娘の様子を案じて「殿下にお願いがあるんです。」
「少しの間、娘を家に連れて行きたいんです。」と申し出る。
「申し訳ありませんが、それはできません。」
「家に帰れば、すぐに元気になるでしょう。」
「ですが、宮廷に戻ればまた体調を崩す。」
「そしたら、また家に連れて帰るんですか?」
「今、僕の周囲は慌しい・・・だからチェギョンが必要なんです。」
「薄情だと思われるでしょうが、今後のために申し上げているのです。」
「今のチェギョンの保護者はあなたがたではなく、この僕なのです。」
チェギョン、シン君が自分の事を妻と認め、本当に必要と思ってくれているのかなんて全く信じられないから、シン君に枕を投げつけ・・・
「最低。」
「私を心配して言ってくれただけなのに・・・どうしてあんな冷たい言い方をするの?」
「だめなものは、早めに伝えておいた方がいい。」
「一度、許したら、またおまえはここを出ようとする。」
「そしたら、面倒だからな。」
「だから許可できない。」
「許可? どうして、いちいちあんたの許可が必要な訳?」
「自分は好き勝手やってるくせに。」
「会いたい人に自由に会ってるくせに。」←この点は言っておきたいよね~
「まだ判らないのか?」
「勘違いしているようだが、ここは宮廷の外とは別世界なんだ。」
「外では男女平等が当然でも、おまえが住んでるここは、建物の端々の小さな模様にまで、伝統の意味が込められてるんだ。」
「古びたものは壊すのが普通だろうが、ここではそれが守るに値するんだ。」
「妻は夫の命に服するのが宮廷の伝統だ。」←今、こんな理屈こねられてもわかんねーって。
こう言う時は、素直に「僕の側にいて欲しい。」って言えば済む事なのに・・・
「わかったか?・・・ちゃんとご飯食べろよ。」
で「もし、出て行ったら二度とここには戻ってこないだろう?」って一人呟いても仕方ないじゃん!
「最初の予定より、早すぎるんじゃない?」と復讐に燃えるママに意見するユル。
「何が言いたいの?」
「怖いんだ・・・まだ準備が整ってない。」
「イギリスでしっかり皇太子教育を受けて来たでしょ?」
「何を怖気づいてるの?」
「この写真1枚さえあれば、シンは終わりだ。」←シンとヒョリンのキスショット
「でも、まだ僕の準備が完璧じゃない。」
「今のままじゃ皇太子になれない。」
「それに、これじゃ母さんの計画にもそぐわない。」
「計画?」
「ヒョリンの事だよ。」
「まだ充分に使ってない。」
「入宮したら、呼ぶつもりなんだろ?」
「この写真が表に出たら、ヒョリンも終わりだ。」
「だから?」
「とりあえずは延期して欲しい。」
「決定的にシンを潰さなきゃならない時、これを使う。」←今はチェギョンを苦しめるだけって事か・・・
「その時は、母さんも僕を止められないよ・・・」
「私より考えが深いようね。」←いや、愛するチェギョン中心での考えかと・・・
ママに電話してるチェギョンを見て、つらいシン・・・
「お前に家に帰りたいって言われる度、正直、帰らせようと思った事もあった。」
「でも、皇太子妃と言う座にいる以上、我慢するしかないんだ。」
「俺が太子でいる間・・・」
「最低な皇太子だったって、思われたくないからな。」
「どう言う事?」
「太子でいる間って?」
「あと2~3年だ。」
「皇太子をやめるんだ。」←エェッ~、退位しちゃう気なの?シン君。
#1~2
#3
#4
#5
#6
#7
#8
#9
#10
「法道に則ってやるのよ。]
「あの人たち、法道が好きじゃない?」
「太子を除いた王子は皆、宮廷の外に追いやられる。」
「それが法道でしょ?」
「追尊だって法度通りにすべきよ。」
「法道に則って、追尊をしてもらう。」
「これはまだ始まりに過ぎない・・・14年間、私が感じてきた苦悩や屈辱を何倍にもして返してやるわ。」
「見てなさい。」とファヨン。←こわ~
私、この人の我が子を巻き込む物言いがすごく気になる・・・
結局、「私の怒り」なんでしょ?と・・・
制止も聞かず勝手に馬に乗ったチェギョン、途中で馬が暴走・・・これを追っかけなきゃいけないお付のチョン内人とパク内人の二人はちとかわいそーw←いつも「ピグンママ~」とチェギョンの後を追いかけてる二人の内人の名前が判明w
ちょうど宮に入ってきた女性を驚かせ尻餅をつかせてしまった。
なんとこの人がシン君のお姉さんヘミョンさんだった。
とっても人気があった姫らしく尚宮や内人たちも再会を喜んでいる。
シンに至っては、見たことも無いような飛び切りの笑顔で、ヘミョンに駆け寄りハグ!!
「1年間、どうだった?」
「話、聞かせてよ?」
チェギョン、入り込む隙も無く・・・玉砕w
ヘミョン姉さん、皇太子のシン君とは違い、かなり自由に諸国を巡り、ユニセフなどの活動に寄与していた模様・・・
姉さんと仲良く手までつないで一緒に皇太后の所へ・・・
「その髪型はどうしたの? 服装まで…」と皇后。
「お母さん、心配かけてごめんなさい。」←へミョンは屈託無くオンマーって呼ぶのよ・・・
「お母さんはやめなさい。」
「何も言わないで、こうして抱きしめたかった・・・お母さん。」←さすがの皇后も黙って受け止めるんだけど・・・シン君は目をシバシバさせて、ちと淋しそう。
亡き孝烈皇太子のご学友だったキム議員やパク議員ともチェ編集局長が引き合わせ、政治的にも根回しをするファヨン。
帰りの車中、チェ局長からタイでの隠し撮りの写真を渡されるファヨン・・・
毎晩、安眠できない皇帝を案ずる皇后。
「亡くなった兄さんを思うと、心が痛むんです。」
「孝烈太子の命日が近づくたびに、苦しみが増しているような気がします。」
「あの日、私が事故さえ起こさなければ・・・」
「兄さんは、私のせいで死んだのです・・・私のせいで・・・」
「あれは避けられない事故でした。」
「陛下のせいではありません。」
「宮廷から追い出された兄さんの家族さえ守る事もできなかった。」
「それも陛下が責任を感じる必要のない事です。」
「全ては皇室の法道と、聖祖陛下の命に従っての事です。」
「もしかしたら、追尊はすでにされたのかも知れません。」
「皇帝の地位にいながら、いつも亡くなったお兄さまを皇帝として仕えていましたもの・・・」
「今までずっと陛下の苦しみを側らで見守っておりました。」
「陛下の苦しみは私の苦しみでした。」
「追尊に関して反対する気はありません。」
「それで少しでも陛下の肩の荷が下りるのであれば、そうして下さい。」
くしゃみをしながら、シンの部屋にいくチェギョン。
「今日は寒いね。」
「風邪薬飲んだけど、全然効かない・・・」
「あんたと違って、(この)部屋は暖かいのね。」
「風邪をうつしに来たのか?」←w
「また憎まれ口を・・・」
「入るか?」←ベッドで読書中のシン、お尻をずらせて・・・w
「え?」
「しらじらしい。」←あなたもw
「何日も同じベッドを使った仲だろ?」
「こう見えても、かたい炭のマットが敷いてあるから暖かいんだ。」
「でも・・・じゃあ失礼しようかな。」
「お邪魔しま~す。」
「うわぁ、暖かい!!」←布団に入っちゃうチェギョンw
「ちょっと聞いたんだけど・・・元々は、私とユル君が結婚する筈だったの?」
いきなりのチェギョンの質問に驚く様子のシン。
「・・・お祖父様は、お前のおじいさんと、皇位を継承する皇孫の妃としてお前を迎えると約束した。」
「その当時は、ユルが皇位を継承する事になっていた。」
「だから、お前はユルのいいなずけだったと言える。」
「そうだったんだ・・・」
「その話を聞いたら、ユル君と会うのが気まずくなっちゃって・・・」
「気の毒に思うなら・・・今からでもお前が行けば・・・」←思わず声を荒げそうになるシン。
でも、傍らで無防備にチェギョンは寝入ってしまい・・・w
その姿がいじらしくて、チェギョンにお布団を掛け直して・・・シン君、優しく寄り添う・・・
そのムードをぶち壊すようにすごい剣幕の皇后が・・・!
慌てて起き上がる二人。
「これはどう言う事です?」
「違うんです。その・・・」
「お母様こそ、どう言うおつもりですか?」
「ここは厳然たる東宮殿であり、独立した僕の私的な空間です。」
「勝手に入るとは失礼です。」
「いくらお母様でも、最低限の礼儀は守って下さい。」
「それに僕たちは、お母様が考えているような事はしていないのでご安心下さい。」
「風邪をひいていたので、少し温かいベッドで寝かせていただけです。」
「私に大声をあげる資格がないとお思いですか?」
「皇太子妃は部屋に戻りなさい。」
「はい。」←逃げるように出て行くチェギョン。
「何のご用です?」
「タイの新聞です。」と手にしていた新聞を叩きつける皇后。
ひょぇ~、あん時撮られたヒョリンとのツーショット写真が掲載されてる。
「その記事は事実ですか?」
「なぜこんな事をしたのです?」
「いくらなんでも軽率すぎます。」
「皇宮へ来て説明しなさい。」
すごい剣幕のまま皇后が出てくと、心配していたチェギョンがシンの部屋に・・・そこには、新聞が・・・
「何これ? ヒョリンとタイで会ってたの?」
「ウソでしょ?」
「そんな事まで、いちいち報告する必要ないだろ。」←なんでこう言う言い方しかできないんだろか?シン君・・・orz
「気になるじゃない?」
「気にするな。」←そうはいかないってシン君・・・
「何? 聞いちゃいけないの?」
「私にはそんな資格さえないの?」
「お前には関係ない。」
「こんな事に口挟む暇があったら、早く風邪治せ。」←ったく
「あんたに口出して欲しくない。」
「私は元気よ!だからほっといて。」
出て行こうとするチェギョンの腕をつかんで
「ふざけるな。」
「皆、おまえの事、心配してるんだぞ?」
「どうしてご飯を食べない?」
「一体、何が気に食わないんだ?」
「そんな事、あんたに関係ない。」
「こんな大事な事さえ、答えてくれないくせに・・・」
「私が飢え死にしようが関係ないでしょ?」
「いい加減にしろ!」
「私って、本当バカよ。」
「二人が一緒にいるのも知らずに、あんたに会いたくて眠れなかったのよ。」
「自分が情けない、バカみたいよ・・・」
チェギョンの事、心配してるけど・・・シン君、これじゃ伝わらないよ~~
ファヨンが見てた新聞を取上げ、
「これ、本当?」とユル。
不敵な笑みのファヨン、「どうよ」とばかり盗撮した写真の束も見せる。
オモ!!キスした時までバッチリ撮られてる・・・orz
「何を驚いてるの?」
「どうするつもりなの?」
「なるようになるわ。」
「これからが楽しみね・・・」←こわ~
早くもネットに流れたゴシップが、学校でも話題に・・・
偶然、学校の通路ですれ違ったヒョリンを呼び止めるチェギョン。
「あの~、ちょっと話しない?」
話題の二人の接触は当然、他の生徒の好奇の対象となり、「すわ決闘!」と野次馬が集まる。
「困ってるでしょ?」
「ご両親に怒られなかった?」
「タイで偶然に出会っただけなのに、みんな大げさに騒ぐから・・・」
「ついでに会った訳じゃないわ。」
「最初からシンに会いにタイまで行ったの。」
「ここだと話したい事があっても、全然会えなくて・・・」
「結婚後はろくに挨拶もできなかった・・・」
「でも、私たち結婚してるのに・・・」
「結婚したのはあなたが先でも、先にプロポーズされたのも先に好きになったのも私よ。」←すごい理屈だ・・・
「どうして、今更そんな事を言うの?」
「もう昔のヒョリンでいたくないの。」
「大事な人を失うのは一回で充分。」
「二人の仲は知らないけど、シンも私といて楽しそうだったわよ。」
「あなたの前でこんな事、話すなんて・・・まるで妾にでもなった気分ね。」
「何? それ、どう言う意味?」
「皇太子妃の座には興味ない。」
「私は、シンさえいればいいの。」
体調が悪かったチェギョン、急にヒョリンに倒れ込んでしまう。
「大丈夫か?」と真っ先にユルが駆けつける。
そこへシンが・・・「どいてくれ。」と失神しているチェギョンを抱きかかえ、そして連れ帰る。
残されたユルとヒョリン。
「どうだ? 有名になった気分は?」
「『皇太子の元彼女』・・・その大きさを痛い程、感じてるわ。」
「チェギョンに、あそこまで言う必要あったか?」
「愛する人を苦しめた私が憎い?」
「チェギョンを苦しめないでくれ。」
「私に感謝してもいいんじゃない?」
「こう言う事が起きれば起きるほど、あなたも皇太子の座を取り戻しやすくなるでしょ?」
「こう言うやり方は嫌だ。」
「これからも私のやり方でいくわ。」
「・・・さっき、シンは私を見なかった・・・見えてもいなかったみたい。」
「不安なの・・・」
「君は自分の望むものを手に入れられるさ。」
チェギョンを看病しているシン。
TVではカットされていたけど、ヘミョン姉さんがやって来て、シンと話すシーンが・・・
「てっきり、あの子(ヒョリン)と結婚するのかと思ったわ。」←姉さんには話していたのかな?
プロポーズしたけど即答で振られたと聞き、大受けのヘミョン姉さんw
好きな人にこんなつらい思いさせたくないから、却って良かっと言うシン。
ヒョリンには夢もあるし、やりたい事も多い、宮廷には向かない人間だと・・・
ならばチェギョンちゃんは?と聞く姉に「最初は何も心配してなかった。」
「でも違う・・・あいつこそ宮廷に似つかわしくない人間だ。」
「俺にとっては、しんどいだけの事も、チェギョンは心の底から楽しんだり、不思議がるんだ・・・」
「あいつが宮廷に合わせると言うより、まるで宮廷があいつに合わせてるみたいだ。」
「宮廷の人間にはなれそうにもないだろ?」
「そう? とにかくすごい子みたいね。」
「ああ、すごい奴だよ。」←悪い意味じゃなく、そう実感してるのね・・・
「それで好きになったの?」←さすが姉さんw
「まさか・・・政略結婚だぞ。」←さすが朴念仁w
「愛さない者同士が結婚したからって、永遠に愛し合わないとは限らないでしょ?」
「世界中旅して、いろいろな事がわかったの。」
「人間にとって、一番大事なものは愛よ。」
「愛し方は人それぞれだけど、人間は愛がないと生きていけないの。」
「あんたも、そのうち本当の愛が何かわかるわ。」←姉さん、お見事!!
その間にチェギョンが心配でお見舞いに来たユル、内人の目を盗んで部屋に入っちゃった!!
「これ、アップルミントのハーブ。」
「風邪に効くらしい。」←やはり鉢植えw
「ありがとう。」
「大丈夫か?」
「やっぱり心配してくれるのは、ユル君だけだね。」
「ありがと・・・あ~ぁ、外の空気が吸いたい。」
テラスに出るチェギョンとユル。
「生き返った~」
「アジャ! 元気出さなきゃ!!」
「もう苦しむなよ。」
「君が苦しむと僕も苦しいから・・・」←シンと違って素直な表現をするユル。
戻って来たシン、テラスの二人を目にする。
「お邪魔してるよ。」←さりげなく剣先を向けるユル。
「具合悪い奴が、こんな所で何してる?」とチェギョンを叱るシン。
「誰のせいで倒れたと思ってるの?」
「本当、最低な男・・・お見舞いにも来ないで。」とブーたれるチェギョン。
「誰がここまでおぶって来たと思ってるんだ。」
「重くて死にそうだったんだぞ。」
「ダイエットしろ。」
「本当に? 早く言ってくれればいいのに・・・」←嬉しそう~w
「さっさと中に入れ。」とチェギョンを掴んで、ポイとばかりに部屋の中に押し込む。←仲間外れされたようで強引に顔を出すチェギョン、扉に挟まれてるしw
「妃宮が心配で、駆けつけてきたのか?」
「見舞いに来るほど、容態は悪くない。」
「元気そうに見えるけど、母親を懐かしんでる。」
「寝言で母親を探してた。」
「胸が痛むだろ?」
「俺があいつを苦しめてるんだからな。」←ほんとシン君、素直じゃない・・・
「そんなに心配なら、こんな所で寒い思いをさせずに寝かせてあげてくれ。」
チェギョンの側で本を読むシン。←心配なんだ・・・
チェギョンが目を覚ます。
「具合は? 何か食べるか?」
「いらない。」
「どうしたら食べてくれる?」
「どうしたらいい?」
シン君の計らいからか、チェギョンの家族がやって来る。
持って来てくれたパパの手料理を食欲が無かったのが嘘に思えるほど、えらい勢いでむさぼり食べるチェギョン。←要は心が痛手を受けてるんだよね・・・
チェギョンパパはそんな娘の様子を案じて「殿下にお願いがあるんです。」
「少しの間、娘を家に連れて行きたいんです。」と申し出る。
「申し訳ありませんが、それはできません。」
「家に帰れば、すぐに元気になるでしょう。」
「ですが、宮廷に戻ればまた体調を崩す。」
「そしたら、また家に連れて帰るんですか?」
「今、僕の周囲は慌しい・・・だからチェギョンが必要なんです。」
「薄情だと思われるでしょうが、今後のために申し上げているのです。」
「今のチェギョンの保護者はあなたがたではなく、この僕なのです。」
チェギョン、シン君が自分の事を妻と認め、本当に必要と思ってくれているのかなんて全く信じられないから、シン君に枕を投げつけ・・・
「最低。」
「私を心配して言ってくれただけなのに・・・どうしてあんな冷たい言い方をするの?」
「だめなものは、早めに伝えておいた方がいい。」
「一度、許したら、またおまえはここを出ようとする。」
「そしたら、面倒だからな。」
「だから許可できない。」
「許可? どうして、いちいちあんたの許可が必要な訳?」
「自分は好き勝手やってるくせに。」
「会いたい人に自由に会ってるくせに。」←この点は言っておきたいよね~
「まだ判らないのか?」
「勘違いしているようだが、ここは宮廷の外とは別世界なんだ。」
「外では男女平等が当然でも、おまえが住んでるここは、建物の端々の小さな模様にまで、伝統の意味が込められてるんだ。」
「古びたものは壊すのが普通だろうが、ここではそれが守るに値するんだ。」
「妻は夫の命に服するのが宮廷の伝統だ。」←今、こんな理屈こねられてもわかんねーって。
こう言う時は、素直に「僕の側にいて欲しい。」って言えば済む事なのに・・・
「わかったか?・・・ちゃんとご飯食べろよ。」
で「もし、出て行ったら二度とここには戻ってこないだろう?」って一人呟いても仕方ないじゃん!
「最初の予定より、早すぎるんじゃない?」と復讐に燃えるママに意見するユル。
「何が言いたいの?」
「怖いんだ・・・まだ準備が整ってない。」
「イギリスでしっかり皇太子教育を受けて来たでしょ?」
「何を怖気づいてるの?」
「この写真1枚さえあれば、シンは終わりだ。」←シンとヒョリンのキスショット
「でも、まだ僕の準備が完璧じゃない。」
「今のままじゃ皇太子になれない。」
「それに、これじゃ母さんの計画にもそぐわない。」
「計画?」
「ヒョリンの事だよ。」
「まだ充分に使ってない。」
「入宮したら、呼ぶつもりなんだろ?」
「この写真が表に出たら、ヒョリンも終わりだ。」
「だから?」
「とりあえずは延期して欲しい。」
「決定的にシンを潰さなきゃならない時、これを使う。」←今はチェギョンを苦しめるだけって事か・・・
「その時は、母さんも僕を止められないよ・・・」
「私より考えが深いようね。」←いや、愛するチェギョン中心での考えかと・・・
ママに電話してるチェギョンを見て、つらいシン・・・
「お前に家に帰りたいって言われる度、正直、帰らせようと思った事もあった。」
「でも、皇太子妃と言う座にいる以上、我慢するしかないんだ。」
「俺が太子でいる間・・・」
「最低な皇太子だったって、思われたくないからな。」
「どう言う事?」
「太子でいる間って?」
「あと2~3年だ。」
「皇太子をやめるんだ。」←エェッ~、退位しちゃう気なの?シン君。
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