この回大好きです。
やっぱり、ファヨンとユル母子が住む恵政殿焼失の原因は放火。
な、なんとシン君にその容疑が・・・
「太子殿下は、妃宮様から連絡をもらい、部屋まで行ったと陳述されましたが、妃宮様の履歴には、殿下にメールを送った形跡がありませんでした。」と皇室警察。←はぁ?
チェ尚宮から、シン君に容疑がかかっていると知らされるチェギョンは「どこで問題がこじれたのか判らないけど、そんな筈ないわ。」
「状況と証拠が殿下に不利なようです。」
「一体、誰がシン君にメールを?」
「不安だわ・・・私のせいで苦境に立たされてる。」
皇帝や皇后一同が驚く中、当のシン君も予想外の事に落ち込む。
力なく東宮殿に戻ってくるシンのその淋しげな姿に声をかける事も出来ないチェギョン。
「シン君が苦しんでる。」
「シン君が泣いてるわ・・・」
「一人で泣く事しかできない人を、肩をたたいてくれる人もいない淋しい人を、私は谷底に突き落とした。」
「申し訳なくて・・・あまりに申し訳なくて、慰める事すらできない・・・」と泣きながらシンの背中を見つめるばかり・・・
部屋から出て来たシンに「心配してたのよ。」
「俺が放火犯にされたからか?」
「そんな同情はいらない。」←再び完全武装状態・・・
「同情じゃない。」
「それに、シン君は放火犯なんかじゃないわ。」
「どうして判る?」
「火事のあった夜、私に言ったじゃない?『どこにいた?』『何もなかったか?』って。」
「あの時の目は、嘘をついてる目じゃなかった。」
「それくらい私にも判る。」
「今回の件が解決したら、自由にしてやるよ。」
「やっぱり宮廷の中には、息のつける場所がない。」
かなりシックで打ちのめされてる様子のシンに侍従長は励ます。
宮廷の警備室にあるCCTVモニターも都合よく、火事の時だけ作動しておらず・・・全滅って、作為的な匂いが・・・
「僕がやってないという証拠がありません。」
「完全に罠にはめられましたね。」
「コン侍従長、放火犯になったら廃位になりますよね?」
「・・・風船のように自由に飛びたいと思っていましたが、皇太子になって全てをあきらめました。」
「しかし、妃宮に会い、また夢を持ちました。」
「彼女となら、僕も飛べるかもしれない、そんな夢を・・・」
「いつも皇太子と言う服を脱ぎたかった。」
「・・・でも、こんな風なのは嫌だ。」
「必ず真実は明らかになります。」
ファヨンは(偽装工作の一環?)今回の火事でケガを負って入院中。
「本当に驚いたよ。」
「一体、誰が火を?」と早速ママのお見舞いに駆けつけるユル。
「まだ分からないの?」
「嫉妬にかられた太子が、あなたを殺そうとしたのよ。」←そう言うシナリオだったのね~
「シンは、そんな奴じゃないよ。」←ウンウン
「そうかしら?」
「嫉妬に駆られた者の考えは毒になる。」
「嫉妬と言うのは、そう言うものよ。」
「月が形を変えるように、疑惑は他の疑心を招くの。」
「最後には結局、人の心まで吸い込んでしまう・・・」
「いくら賢い太子でも、嫉妬心には勝てなかったのね。」
「自分で自分の首を絞めたのよ。」
「今回の放火は、一種の殺人未遂よ。」
「有罪判決が出れば、事実上、廃位は決定するわ。」
「あなたは皇帝になる準備だけしてればいいの。」←やっぱ、この人魔女だ~~
にんまりするママの様子に危険な胸騒ぎを覚えるユルはチュンハに確かめる。
「一つ聞きたい事があります。」
「外部の人間が入り、放火をしたと考えるには不審な点が多い。」
「もしかして、母が絡んでるんじゃありませんか?」
「違います。」
「そうですか。」
「ところで・・・父とは縁が深かったと聞いていますが、だから母の側におられるんですか?」
「父の遺言です。」
「孝烈皇太子(ユル父)様がお助け下さらなければ、私は今頃、生きてさえいなかったと。」
「命を懸けてもその恩に報いるつもりです。」
それでも母への疑惑が消えぬユル、フィリップ(イギリスでお仕えしていた人かしら?)にスイスにある銀行口座の入出金履歴を調べさせ、ママの口座から出金があった事実を知る。
チェギョンの所へやって来た太皇太后は「妃宮は、まだ宮廷を出たいと思っていますか?」と優しく尋ねる。
首をかすかに振りながら「愛する人の事を考えず、自分の事だけ考えていました。」
「離婚だの廃妃だの、とんでもない事ばかり言って・・・」
「大きな過ちを犯しました。」と泣くチェギョン。
「妃宮はまだ17歳です。」(19歳は数え年齢なので・・・)
「過ちを犯してもおかしくない年齢です。」
「大事なのは失敗を犯した事ではなく、その失敗を認め、それを教訓にして進む勇気です。」←本当に思いやりのある方・・・
シン君の部屋から出てきたコン侍従長から「今回の件でストレスから、軽い嘔吐を繰り返しておられます。」とシンの様子を聞き、いたたまれずシンの部屋に入るチェギョン。
「大丈夫? 嘔吐は体によくないのに・・・」
「お前に関係ない。」
冷ややかに背中を向けてしまうシンに、後ろから抱きつくチェギョン。
「ごめんなさい。」
「本当にごめんなさい。」
「離婚するなんて言わない。」
「宮廷を出るなんて言わない。」
「宮廷でやっていけたのは、シン君がいたからよ。」
「シンの側にいたい・・・」
驚きながらも「このままだと皇太子の座から降ろされるかもしれない・・・」とシン。
「私が愛してるのは、皇太子じゃなくてシン君よ。」
「何?」
「今、何て言った?」←驚いてるw 今までチェギョンが自分事を愛してくれていると思いもしなかったの?
「愛してる。」
「こんなにも胸が痛いのは、愛してるからでしょ?」
「・・・」←言葉もでないシン君。
「俺の側にいたら、お前の翼を折ってしまうかもしれない・・・」
「そんな事、構わない。」
「『側にいて欲しい』、ただそう言って欲しいの・・・」
「・・・」
涙で潤む目でシン君を見上げるが、おし黙ったまま表情が変わらないシン。
諦めたように淋しくシンから去ろうとするチェギョン。
「側にいてくれ。」
「・・・行かないでくれ。」
「俺を一人にしないで・・・」←やっと、やっと素直に・・・涙
シン君の胸に飛び込んでいくチェギョン。
チェギョンをしっかりと受け止めるシン、ゆっくりと包み込むようなハグに・・・今までのギクシャクは何だったの~?と思うほどのあっついキス!
まぁ、言葉よりもお互いの気持ちが判り合えたんでしょう・・・カウチに寝転ぶシン君の上にチェギョン、いちゃついてますw
「俺は容疑者なのに、こうしてると何事もないみたいだ。」
「シン君は潔白なのよ。」
「そのうち、真実が明らかになるわ。」
「もし皇太子の座から降ろされたら、お前に食わせてもらわないとな。」
「じゃぁ、シン君が家事をして、私が稼ぐから。」
実家の両親を見てるからかチェギョン、違和感なくスムーズにシン君を子育てや家事にこき使うキャリア妻の自分の姿を妄想w←シン君の黄色いエプロン姿がw
シンが髪を撫でながら、またもキッス・・・と目をつぶるチェギョン。
わざとフェイントをかますシン。
照れるチェギョンは言い訳しつつ「じゃぁ、行くわね。」と自分の部屋に戻ろうとする。
これに慌てるシン。
仲直りのセレモニーがあるだろうとチェギョンを引き止めるw
今度はチェギョン、韓国のセレモニーと言えば「ワールドカップ」よ!とシンをからかい、「テーハミング」チャチャッチャ~チャッチャと耳慣れた応援エールと手拍子をしながら、浮かれたように部屋を出て行く。
一人残されたシン君・・・ちょっとリズム感のない手拍子をw
仲直りしたシンとチェギョンの楽しいそうな笑声が響く東宮殿の前で中に入ることも出来ず佇むユル。
そんなユルを「一人の人を想う事がどれだけ苦しい事か、私にもよく判ります。」と温かく包み込む太皇太后。
「お祖母様、心を失くしてしまいました。」
「僕はこれから・・・どうすれば・・・」
「今はとても苦しくつらいでしょうけど、時が来れば、風のように消えるでしょう。」
「そうなるでしょうか?」
「17歳のあなたは、それなしでは生きていけないと思うでしょうが、大君には27歳の人生も、37歳の人生もまだ残されています。」
“私はあなたの瞳から
涙のこぼれるのを見た
確かに人生は
時にはつらい事もある
だが泣くのも
悪くない事だと分かった・・・”とユルに詩を聴かせる太皇太后。
太皇太后の腕の中で、涙を流すユル。
シンの廃位、更には皇室そのものの廃止論までもが世論に上る。
「今、皇室は風前の灯火です。」
「太子に妃宮、義誠大君、3人とも問題を起こしています。」
「臨時の策を講じるのはどうでしょうか?」
「・・・妃宮を暫く外国に送るのです。」と皇帝。
「私も賛成です。」
「今まで妃宮の問題を鎮めようとしてきましたが、このままでは国民たちの不満は募るばかりです。」
「物議を醸した事に対し、妃宮が自粛している姿を見せるべきです。」と皇后も
この話に驚きながらも毅然と「それはできません。」とシン。
「太子の気持ちが判るが、皇室の安危と存廃がかかっているんだ。」
「誰かが犠牲になるしか・・・」←犠牲?
「いくら両親の命令でも受け入れられません。」
「妃宮にはつらい処置かもしれませんが、皇室を守る事を優先せねばなりません。」
思わず救いを求めるようにヘミョン姉さんを見るシン君。
しかしヘミョン姫も「シン・・・個人の感情より皇室が大事でしょう?」と。
「妃宮に対する権限は僕にあります。」
「僕に任せて下さい。」
東宮に戻ってきたシンは、いきなりチェギョンを抱きしめ「俺の話を聞け。」
「何?」ハグされたまま、驚くチェギョン。
「これから何が起こっても俺を信じ、俺の言う事だけ聞くんだ。」
「わかったわ・・・でもなんで?」
「もうひとつ。」
「何を言われても、俺の許可なしに悲しむな。」
「約束してくれ。」
「約束する。」
「シン君の許可なしに悲しまない・・・」と訳が判らないけど、でもシン君の苦しみだけは感じ取れるチェギョン。
事情聴取の為、出かけるシンは、ユルと出会い二人で話す。
「全部、皇太后様が仕組んだんだろ?」
「ここまでするのも大変だったろうな・・・」
「最初から俺のものじゃなかったし、時が来たら、お前に皇太子の座を返そうと思ってた。」
「何だって?」
「でも、いざこうして卑怯な攻撃を受けると、吐き気がしてきてな。」
「知ったような事、言うな。」
「皇太子をあきらめるって言ってたよな?」
「元々お前のものだ。」
「お前にやるよ。」
「だが、お前にチェギョンを好きになる資格はない。」
「それは君も同じじゃないか?」
「お前の愛の形はよく知らないが、お前のせいで、チェギョンは追い出されるんだ。」
「しっかり見ておけ。」
「これがお前の愛の終わりだ。」
眠っていたチェギョン、気配に目を覚ますとシン君が・・・
「今、終わったの?」
「どうなった?」
「決定的な証拠が無い限り、どうにもできないよ。」
「良かった~。」
「それを話しに明け方にわざわざ来てくれたの?」
「・・・なんで黙ってるの?」
「会い・・・たくて。」
「会わないと息もできなそうで・・・」←モゴモゴ言ってるw
「もう一回言って!」
「会いたくて。」
「こうして会ってても、また会いたくて・・・」
だまってシンを引き寄せ、優しく抱きしめるチェギョン。
「最初からそう言いなさいよ。」
「これからは毎日、本当の事を言って・・・」
シン君キスしようと接近するんだけど、その途端チェギョン、しゃっくりが・・・
「ムード壊すなよ。」
「止めてくれないか?」
「止めたくても、止まんないわよ。」
「シン君が驚かせたからよ!」
「びっくりさせて!そしたら止まるかも・・・」←シン君の夜が明けちゃうぞ~と言う切ない雄叫びが・・・w
皇宮に呼ばれ、一人、大人たちに囲まれるチェギョンは、自分が出宮する事が皇室のためになると聞かされ承諾する。
一方、チェギョンが外国に行かされると知ったユル。
「何も悪くないチェギョンを外国に送るなんて・・・」
「考えたわね。」
「妃宮を犠牲にし、太子の廃位論争に終止符を打つつもりね。」
「私から、そう簡単に逃げられないわよ。」←ファヨン、こわ~
「もうやめてくれ!!」
「あなたが皇帝になったら、どうせあの子とは一緒に暮せないわ。」
「やめろよ!」
「今度また言ったら、僕も何するか判らないぞ。」←ママに反抗
シンも、チェギョンの出宮決定を知る。
「俺が話してくる。」
「お前はここにいろ。」
「自分で決めたの・・・」
「何だって? まさか・・・」
「皇室とシン君のために行くわ。」
「そんな事、許さない。」
「宮に入ったのも自分の選択だった。」
「出る時も自分で選択する。」
「背中を押されて行くんじゃない。」
「自分で決めて、自分で責任をとるの・・・」
「離れないって約束しただろ?」
「離れるんじゃない。」
「しばらくの間、旅行に行くだけよ。」
「冬休みが来たって考えて・・・」
「皇室の為に、そんな事する必要ない。」
「一番大事なのは、お前の人生だ。」
「家族を守るのも私の人生よ。」
「皇室は私の家族だもん。」
絶句して涙を流すシン。
お互いの気持ちがやっと分かり合えたのに・・・つらい別れが・・・orz
笑顔の消えたチャギョンを見つめるユル。
「僕のせいで君は外国に行かされるんだ。]
「僕が宮廷を出ると言ったら、家族たちの考えも変わるだろう。」
「ユル君のせいじゃないわ。」
「これがみんなにとって最善の策なの。」
「今、シン君に私の問題まで背負わせたらかわいそうだもん。」
「結局はシンのためか?」
「シン君のためなら何でもできる。」
「でも・・・つらいの・・・」
「君か僕のどちらかが宮廷に来なければ、3人とも傷つかずに済んだかな?」
「それでもシン君に会えて、幸せだった。」←チェギョンのシン君への想いを改めて知るユル。
「僕が望んでたのは、本当に小さい事だったのに・・・」
「庶民になっても、太陽のような君の笑顔を見ていたかっただけなのに・・・」
「それさえも叶わないんだな。」
「最初から僕に許されるものなんて、何もなかったんだ・・・」←こんなに切ない思いをしているユルを更に追い詰めるのは・・・ママなんだよなぁ~
孝烈太子殿下幼少の頃の出来事から深い恩義を感じているらしい太皇太后付きのソ尚宮(ファヨンたちは乳母って呼んでる)に「出番?」を告げ、不敵に微笑むファヨン。
「ついに出番がきました。」
「準備はよろしいですか?」←まだ何か企んでるの?
チェギョンはコン侍従長におねだりしている。
「侍従長アジョシー、一度だけ目をつぶって下さい。」
「妃宮様、今は殿下の外出を許可する訳にいきません。」
「これがシン君と一緒にいられる最後の時間になるかもしれません。」
コン侍従長、許して目をつぶってくれたんだぁ~w
カジュアルな格好でバスに乗り、二人だけで街に繰り出す。←お尻のポッケに入れた交通カードで運賃を精算するチェギョンを真似て、意味も判らぬままお尻を突き出してるシンw
高校生デートを楽しむ二人・・・
「どうして出かけようって?」
「私が住んでた世界を見せたかったの・・・」
「どうして急に?」
「もし冬休みが長引いたら、一生、見せてあげられないような気がして・・・」
「皇太子イ・シンが一度も経験できなかった平凡な世界を、一度は味あわせてあげたかったの・・・」
「でも皇太子だから、君に出会えたんだ。」
「もしお前が俺の前から消えても、今日の事は絶対に忘れない。」
「私も一生忘れないわ。」
「私の事、どれくらい好き?」
「そんな事、言わなきゃだめか?」
「胸に刻んでおきたいの。」
「そんなに気になるか?」
「うん。」
どれくらい好きかをキスで表現?するシン君w←あはぁ、雑踏の中での突然のラブシーンに韓国のおばちゃんも立ち尽くしてるw
#1~2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16 #17 #18 #19 #20 #21 #22
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やっぱり、ファヨンとユル母子が住む恵政殿焼失の原因は放火。
な、なんとシン君にその容疑が・・・
「太子殿下は、妃宮様から連絡をもらい、部屋まで行ったと陳述されましたが、妃宮様の履歴には、殿下にメールを送った形跡がありませんでした。」と皇室警察。←はぁ?
チェ尚宮から、シン君に容疑がかかっていると知らされるチェギョンは「どこで問題がこじれたのか判らないけど、そんな筈ないわ。」
「状況と証拠が殿下に不利なようです。」
「一体、誰がシン君にメールを?」
「不安だわ・・・私のせいで苦境に立たされてる。」
皇帝や皇后一同が驚く中、当のシン君も予想外の事に落ち込む。
力なく東宮殿に戻ってくるシンのその淋しげな姿に声をかける事も出来ないチェギョン。
「シン君が苦しんでる。」
「シン君が泣いてるわ・・・」
「一人で泣く事しかできない人を、肩をたたいてくれる人もいない淋しい人を、私は谷底に突き落とした。」
「申し訳なくて・・・あまりに申し訳なくて、慰める事すらできない・・・」と泣きながらシンの背中を見つめるばかり・・・
部屋から出て来たシンに「心配してたのよ。」
「俺が放火犯にされたからか?」
「そんな同情はいらない。」←再び完全武装状態・・・
「同情じゃない。」
「それに、シン君は放火犯なんかじゃないわ。」
「どうして判る?」
「火事のあった夜、私に言ったじゃない?『どこにいた?』『何もなかったか?』って。」
「あの時の目は、嘘をついてる目じゃなかった。」
「それくらい私にも判る。」
「今回の件が解決したら、自由にしてやるよ。」
「やっぱり宮廷の中には、息のつける場所がない。」
かなりシックで打ちのめされてる様子のシンに侍従長は励ます。
宮廷の警備室にあるCCTVモニターも都合よく、火事の時だけ作動しておらず・・・全滅って、作為的な匂いが・・・
「僕がやってないという証拠がありません。」
「完全に罠にはめられましたね。」
「コン侍従長、放火犯になったら廃位になりますよね?」
「・・・風船のように自由に飛びたいと思っていましたが、皇太子になって全てをあきらめました。」
「しかし、妃宮に会い、また夢を持ちました。」
「彼女となら、僕も飛べるかもしれない、そんな夢を・・・」
「いつも皇太子と言う服を脱ぎたかった。」
「・・・でも、こんな風なのは嫌だ。」
「必ず真実は明らかになります。」
ファヨンは(偽装工作の一環?)今回の火事でケガを負って入院中。
「本当に驚いたよ。」
「一体、誰が火を?」と早速ママのお見舞いに駆けつけるユル。
「まだ分からないの?」
「嫉妬にかられた太子が、あなたを殺そうとしたのよ。」←そう言うシナリオだったのね~
「シンは、そんな奴じゃないよ。」←ウンウン
「そうかしら?」
「嫉妬に駆られた者の考えは毒になる。」
「嫉妬と言うのは、そう言うものよ。」
「月が形を変えるように、疑惑は他の疑心を招くの。」
「最後には結局、人の心まで吸い込んでしまう・・・」
「いくら賢い太子でも、嫉妬心には勝てなかったのね。」
「自分で自分の首を絞めたのよ。」
「今回の放火は、一種の殺人未遂よ。」
「有罪判決が出れば、事実上、廃位は決定するわ。」
「あなたは皇帝になる準備だけしてればいいの。」←やっぱ、この人魔女だ~~
にんまりするママの様子に危険な胸騒ぎを覚えるユルはチュンハに確かめる。
「一つ聞きたい事があります。」
「外部の人間が入り、放火をしたと考えるには不審な点が多い。」
「もしかして、母が絡んでるんじゃありませんか?」
「違います。」
「そうですか。」
「ところで・・・父とは縁が深かったと聞いていますが、だから母の側におられるんですか?」
「父の遺言です。」
「孝烈皇太子(ユル父)様がお助け下さらなければ、私は今頃、生きてさえいなかったと。」
「命を懸けてもその恩に報いるつもりです。」
それでも母への疑惑が消えぬユル、フィリップ(イギリスでお仕えしていた人かしら?)にスイスにある銀行口座の入出金履歴を調べさせ、ママの口座から出金があった事実を知る。
チェギョンの所へやって来た太皇太后は「妃宮は、まだ宮廷を出たいと思っていますか?」と優しく尋ねる。
首をかすかに振りながら「愛する人の事を考えず、自分の事だけ考えていました。」
「離婚だの廃妃だの、とんでもない事ばかり言って・・・」
「大きな過ちを犯しました。」と泣くチェギョン。
「妃宮はまだ17歳です。」(19歳は数え年齢なので・・・)
「過ちを犯してもおかしくない年齢です。」
「大事なのは失敗を犯した事ではなく、その失敗を認め、それを教訓にして進む勇気です。」←本当に思いやりのある方・・・
シン君の部屋から出てきたコン侍従長から「今回の件でストレスから、軽い嘔吐を繰り返しておられます。」とシンの様子を聞き、いたたまれずシンの部屋に入るチェギョン。
「大丈夫? 嘔吐は体によくないのに・・・」
「お前に関係ない。」
冷ややかに背中を向けてしまうシンに、後ろから抱きつくチェギョン。
「ごめんなさい。」
「本当にごめんなさい。」
「離婚するなんて言わない。」
「宮廷を出るなんて言わない。」
「宮廷でやっていけたのは、シン君がいたからよ。」
「シンの側にいたい・・・」
驚きながらも「このままだと皇太子の座から降ろされるかもしれない・・・」とシン。
「私が愛してるのは、皇太子じゃなくてシン君よ。」
「何?」
「今、何て言った?」←驚いてるw 今までチェギョンが自分事を愛してくれていると思いもしなかったの?
「愛してる。」
「こんなにも胸が痛いのは、愛してるからでしょ?」
「・・・」←言葉もでないシン君。
「俺の側にいたら、お前の翼を折ってしまうかもしれない・・・」
「そんな事、構わない。」
「『側にいて欲しい』、ただそう言って欲しいの・・・」
「・・・」
涙で潤む目でシン君を見上げるが、おし黙ったまま表情が変わらないシン。
諦めたように淋しくシンから去ろうとするチェギョン。
「側にいてくれ。」
「・・・行かないでくれ。」
「俺を一人にしないで・・・」←やっと、やっと素直に・・・涙
シン君の胸に飛び込んでいくチェギョン。
チェギョンをしっかりと受け止めるシン、ゆっくりと包み込むようなハグに・・・今までのギクシャクは何だったの~?と思うほどのあっついキス!
まぁ、言葉よりもお互いの気持ちが判り合えたんでしょう・・・カウチに寝転ぶシン君の上にチェギョン、いちゃついてますw
「俺は容疑者なのに、こうしてると何事もないみたいだ。」
「シン君は潔白なのよ。」
「そのうち、真実が明らかになるわ。」
「もし皇太子の座から降ろされたら、お前に食わせてもらわないとな。」
「じゃぁ、シン君が家事をして、私が稼ぐから。」
実家の両親を見てるからかチェギョン、違和感なくスムーズにシン君を子育てや家事にこき使うキャリア妻の自分の姿を妄想w←シン君の黄色いエプロン姿がw
シンが髪を撫でながら、またもキッス・・・と目をつぶるチェギョン。
わざとフェイントをかますシン。
照れるチェギョンは言い訳しつつ「じゃぁ、行くわね。」と自分の部屋に戻ろうとする。
これに慌てるシン。
仲直りのセレモニーがあるだろうとチェギョンを引き止めるw
今度はチェギョン、韓国のセレモニーと言えば「ワールドカップ」よ!とシンをからかい、「テーハミング」チャチャッチャ~チャッチャと耳慣れた応援エールと手拍子をしながら、浮かれたように部屋を出て行く。
一人残されたシン君・・・ちょっとリズム感のない手拍子をw
仲直りしたシンとチェギョンの楽しいそうな笑声が響く東宮殿の前で中に入ることも出来ず佇むユル。
そんなユルを「一人の人を想う事がどれだけ苦しい事か、私にもよく判ります。」と温かく包み込む太皇太后。
「お祖母様、心を失くしてしまいました。」
「僕はこれから・・・どうすれば・・・」
「今はとても苦しくつらいでしょうけど、時が来れば、風のように消えるでしょう。」
「そうなるでしょうか?」
「17歳のあなたは、それなしでは生きていけないと思うでしょうが、大君には27歳の人生も、37歳の人生もまだ残されています。」
“私はあなたの瞳から
涙のこぼれるのを見た
確かに人生は
時にはつらい事もある
だが泣くのも
悪くない事だと分かった・・・”とユルに詩を聴かせる太皇太后。
太皇太后の腕の中で、涙を流すユル。
シンの廃位、更には皇室そのものの廃止論までもが世論に上る。
「今、皇室は風前の灯火です。」
「太子に妃宮、義誠大君、3人とも問題を起こしています。」
「臨時の策を講じるのはどうでしょうか?」
「・・・妃宮を暫く外国に送るのです。」と皇帝。
「私も賛成です。」
「今まで妃宮の問題を鎮めようとしてきましたが、このままでは国民たちの不満は募るばかりです。」
「物議を醸した事に対し、妃宮が自粛している姿を見せるべきです。」と皇后も
この話に驚きながらも毅然と「それはできません。」とシン。
「太子の気持ちが判るが、皇室の安危と存廃がかかっているんだ。」
「誰かが犠牲になるしか・・・」←犠牲?
「いくら両親の命令でも受け入れられません。」
「妃宮にはつらい処置かもしれませんが、皇室を守る事を優先せねばなりません。」
思わず救いを求めるようにヘミョン姉さんを見るシン君。
しかしヘミョン姫も「シン・・・個人の感情より皇室が大事でしょう?」と。
「妃宮に対する権限は僕にあります。」
「僕に任せて下さい。」
東宮に戻ってきたシンは、いきなりチェギョンを抱きしめ「俺の話を聞け。」
「何?」ハグされたまま、驚くチェギョン。
「これから何が起こっても俺を信じ、俺の言う事だけ聞くんだ。」
「わかったわ・・・でもなんで?」
「もうひとつ。」
「何を言われても、俺の許可なしに悲しむな。」
「約束してくれ。」
「約束する。」
「シン君の許可なしに悲しまない・・・」と訳が判らないけど、でもシン君の苦しみだけは感じ取れるチェギョン。
事情聴取の為、出かけるシンは、ユルと出会い二人で話す。
「全部、皇太后様が仕組んだんだろ?」
「ここまでするのも大変だったろうな・・・」
「最初から俺のものじゃなかったし、時が来たら、お前に皇太子の座を返そうと思ってた。」
「何だって?」
「でも、いざこうして卑怯な攻撃を受けると、吐き気がしてきてな。」
「知ったような事、言うな。」
「皇太子をあきらめるって言ってたよな?」
「元々お前のものだ。」
「お前にやるよ。」
「だが、お前にチェギョンを好きになる資格はない。」
「それは君も同じじゃないか?」
「お前の愛の形はよく知らないが、お前のせいで、チェギョンは追い出されるんだ。」
「しっかり見ておけ。」
「これがお前の愛の終わりだ。」
眠っていたチェギョン、気配に目を覚ますとシン君が・・・
「今、終わったの?」
「どうなった?」
「決定的な証拠が無い限り、どうにもできないよ。」
「良かった~。」
「それを話しに明け方にわざわざ来てくれたの?」
「・・・なんで黙ってるの?」
「会い・・・たくて。」
「会わないと息もできなそうで・・・」←モゴモゴ言ってるw
「もう一回言って!」
「会いたくて。」
「こうして会ってても、また会いたくて・・・」
だまってシンを引き寄せ、優しく抱きしめるチェギョン。
「最初からそう言いなさいよ。」
「これからは毎日、本当の事を言って・・・」
シン君キスしようと接近するんだけど、その途端チェギョン、しゃっくりが・・・
「ムード壊すなよ。」
「止めてくれないか?」
「止めたくても、止まんないわよ。」
「シン君が驚かせたからよ!」
「びっくりさせて!そしたら止まるかも・・・」←シン君の夜が明けちゃうぞ~と言う切ない雄叫びが・・・w
皇宮に呼ばれ、一人、大人たちに囲まれるチェギョンは、自分が出宮する事が皇室のためになると聞かされ承諾する。
一方、チェギョンが外国に行かされると知ったユル。
「何も悪くないチェギョンを外国に送るなんて・・・」
「考えたわね。」
「妃宮を犠牲にし、太子の廃位論争に終止符を打つつもりね。」
「私から、そう簡単に逃げられないわよ。」←ファヨン、こわ~
「もうやめてくれ!!」
「あなたが皇帝になったら、どうせあの子とは一緒に暮せないわ。」
「やめろよ!」
「今度また言ったら、僕も何するか判らないぞ。」←ママに反抗
シンも、チェギョンの出宮決定を知る。
「俺が話してくる。」
「お前はここにいろ。」
「自分で決めたの・・・」
「何だって? まさか・・・」
「皇室とシン君のために行くわ。」
「そんな事、許さない。」
「宮に入ったのも自分の選択だった。」
「出る時も自分で選択する。」
「背中を押されて行くんじゃない。」
「自分で決めて、自分で責任をとるの・・・」
「離れないって約束しただろ?」
「離れるんじゃない。」
「しばらくの間、旅行に行くだけよ。」
「冬休みが来たって考えて・・・」
「皇室の為に、そんな事する必要ない。」
「一番大事なのは、お前の人生だ。」
「家族を守るのも私の人生よ。」
「皇室は私の家族だもん。」
絶句して涙を流すシン。
お互いの気持ちがやっと分かり合えたのに・・・つらい別れが・・・orz
笑顔の消えたチャギョンを見つめるユル。
「僕のせいで君は外国に行かされるんだ。]
「僕が宮廷を出ると言ったら、家族たちの考えも変わるだろう。」
「ユル君のせいじゃないわ。」
「これがみんなにとって最善の策なの。」
「今、シン君に私の問題まで背負わせたらかわいそうだもん。」
「結局はシンのためか?」
「シン君のためなら何でもできる。」
「でも・・・つらいの・・・」
「君か僕のどちらかが宮廷に来なければ、3人とも傷つかずに済んだかな?」
「それでもシン君に会えて、幸せだった。」←チェギョンのシン君への想いを改めて知るユル。
「僕が望んでたのは、本当に小さい事だったのに・・・」
「庶民になっても、太陽のような君の笑顔を見ていたかっただけなのに・・・」
「それさえも叶わないんだな。」
「最初から僕に許されるものなんて、何もなかったんだ・・・」←こんなに切ない思いをしているユルを更に追い詰めるのは・・・ママなんだよなぁ~
孝烈太子殿下幼少の頃の出来事から深い恩義を感じているらしい太皇太后付きのソ尚宮(ファヨンたちは乳母って呼んでる)に「出番?」を告げ、不敵に微笑むファヨン。
「ついに出番がきました。」
「準備はよろしいですか?」←まだ何か企んでるの?
チェギョンはコン侍従長におねだりしている。
「侍従長アジョシー、一度だけ目をつぶって下さい。」
「妃宮様、今は殿下の外出を許可する訳にいきません。」
「これがシン君と一緒にいられる最後の時間になるかもしれません。」
コン侍従長、許して目をつぶってくれたんだぁ~w
カジュアルな格好でバスに乗り、二人だけで街に繰り出す。←お尻のポッケに入れた交通カードで運賃を精算するチェギョンを真似て、意味も判らぬままお尻を突き出してるシンw
高校生デートを楽しむ二人・・・
「どうして出かけようって?」
「私が住んでた世界を見せたかったの・・・」
「どうして急に?」
「もし冬休みが長引いたら、一生、見せてあげられないような気がして・・・」
「皇太子イ・シンが一度も経験できなかった平凡な世界を、一度は味あわせてあげたかったの・・・」
「でも皇太子だから、君に出会えたんだ。」
「もしお前が俺の前から消えても、今日の事は絶対に忘れない。」
「私も一生忘れないわ。」
「私の事、どれくらい好き?」
「そんな事、言わなきゃだめか?」
「胸に刻んでおきたいの。」
「そんなに気になるか?」
「うん。」
どれくらい好きかをキスで表現?するシン君w←あはぁ、雑踏の中での突然のラブシーンに韓国のおばちゃんも立ち尽くしてるw
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あまりにも急にラブラブになりすぎてもうめまいが…w まぁ、よかったんじゃないでしょうか。
結果としていっぺんに2話観る形となったのですがもうこの時点でお腹いっぱいで、最終回はおまけ、という感じでしたね。
でも、コン侍従長が外出を許してくれて、よかった。チェギョンが街に出るときはいつもユルと一緒だったことを思い出して、やっと幸せになれるの、かも…と思えましたし。
≫チェギョンが街に出るときはいつもユルと一緒だった・・・≪
確かに、そうでしたね~
お互いの殻から脱却できた後のディープなキスにはびっくりw
悪い大人ならwその後はベットでシーツにでも包まっていそうですが・・・さすが高校生、テーハミングで終わりかよ(爆)と思ってましたw
でも、おまけの最終話でドッカ~ンでしたw
なぜ早くこうならなかったのかっ!?お互いサインは送っていたのに・・・
「会いたくて・・・」
初めてぢゃないですか?シン君が気持ちをあらわにしたのはっっ
きゃ~~~って、にやけっぱなしでした