「皇太子をやめる。」
「今、言っても、反抗期で片づけられるのが落ちだからな・・・」
「2~3年したら言うつもりだ。」
「どうしてもだめだと言われたら、留学にでも行って一生帰らないつもりだ。」
「俺より皇太子にふさわしい奴も待ってることだし・・・」←ユル?
「そしたら、お前も宮廷の退屈な生活から解放され、完全な自由を手に入れられる。」
「言うのは簡単かもしれないけど・・・」
「2~3年後に必ず家に帰してやるから、それまで辛抱だ。」
皇帝に追尊のことを薦めるシン。
皇帝はそんなシンに満足し、追尊について国会の承認を得るよう動き出す。←ファヨン、国会議員にも根回し済みだもんな~
PCに向かいシナリオを書いてるシンに話しかけるチェギョン。
「そっか。映像科は休みの時、上映会やるんだね。」
「2つのうち1つを選べと言われたら、映画監督と皇帝、どっちを選ぶ?」
「何だよ、それ?」
「皇帝になったら、監督になるのは難しいでしょ?」
「難しいんじゃなくて、できないんだよ。」
「私の夢はデザイナーなのに・・・」
「忘れた方がいい。」←こう言う言い方しかできんのよね~シン君。(〃´o`)=3 フゥ
「テーハミング! 夢は叶う!!」
「食べて。」
「チョコを食べると優しくなれるの・・・」とシンにプレゼントしようと持ってきたチョコを渡し、部屋を出て行く。←シン、ニヤッと笑ってるw シンにとってこのチェギョンとの会話はかなり衝撃的だった事が後で判る・・・
ファヨンとの会話から、タイでのシンのスキャンダル記事を知ってしまう皇太后。←わざとばらしたのよね?ファヨン。
イギリスに帰るとか心にも無いこと言ったりしてるし・・・
皇帝と皇后に向かって、あのお茶目な皇太后が怒っている。
「私の事を何だと思ってるのですか?」
「何も考えずに、ただ笑ってるお婆さんとしか、思ってなかったのですか?」
「私だけ蚊帳の外に置かれていたなんて・・・人を馬鹿にしています。」
「口では皇室最高の地位だと言っておきながら、心の底では何だと思っていたのですか?」
更に追尊の事についても
「一体、何が不満で、入ってくる人をまた追いやろうとするのですか?」
「一度深い傷を負っている彼らに、なぜまた傷を与えようとするのですか?」←これもファヨンの入れ知恵?
「今回の追尊に関しては、私が決定します。」
「いくら力のない年寄りでも、それ位の権利はあります。」
「私はまだ死んでいません。」と皇太后。
ヒョリンからの電話に、本屋に出かけるシン。←キャップとサングラスで変装?
「もし、お前が皇太子妃だったら、俺たちはけんかもせず平和にやっていけただろう。」
「俺たちは似た者同士だから・・・」
「チェギョンに夢を聞かれたんだ・・・その瞬間、衝撃が走ったよ。」
「誰にも聞かれた事なかったし、考えた事もなかった。」
「どうせ俺の将来は決められてる、夢見たところで何も変わりゃしないって・・・でも、あいつに聞かれて、俺も夢を持ちたくなった。」
「どんな事でも力になる。」
「あなたの夢を叶えるためなら、何でもするわ。」
「ヒョリン、これ以上、俺には何も期待するな。」
「お前にしてやれる事は何もない。」
「タイでお前を空港まで見送ったのは、お前に対する最後のプレゼントだったんだ。」
「二度ともうあんな事はしない。」←心決ったの?シン君
「私の話も聞いて。」
「これ以上、あなたに何も期待するつもりはない。」
「何もしてくれなくてもいい・・・ただいてくれればいいの。」
「今、私の隣に立ってるように、それだけでいいの・・・」←ヒョリン、執着の泥沼に陥っちゃってる・・・
チェギョンが作ったパンツを頭に被せられてるアルフレッドw←シンの仕業?
チェギョンは、むき出しのwアルフレッドのお尻に破れを発見し縫合手術敢行。
「私は優しいから、あんたのご主人を許してあげる事にしたの。」
「偉いでしょ?」
「あいつにも、私たちには判らない苦労があるのかもね。」
「あんたのご主人はつらくても顔に出さないから・・・」
「だから、あんたと私が力になってあげないとね。」
「よし!!できた~。」
「これでバッチリ・・・いつも裸でいて恥ずかしくない?」って、ホント可愛いチェギョンw
戻ってきたシンにアルフレッドのお尻の修復を報告するチェギョン。
「ご苦労」と言うシンに、こう言う時は「ありがとう」って言うものだと話す。
シンはアルフレッドをもぎ取り、「知るか。」と行ってしまう。
ヘミョンはユルとの再会を喜びベンチで話している側を、「ありがと」の一言も言えないシンにムカついてブチブチ言いながら歩いているチェギョンが気付かずに通り過ぎる。
ヘミョンは「チェギョンは明るくて良いわね~。」
「品格は足りないけれど、それを補う不思議な力がある。」
「そう思わない?」
「同じクラスなんでしょ?」
「ああ。」
「胸が高鳴るような魅力を感じるよ・・・」
ヘミョン、ユルの返事に驚いた様子。←さすがのヘミョン姉さんも想定外?
調理実習?
エプロン姿で(チェギョンは三角巾でほっかぶりしてるがw)ケーキ作りに勤しむチェギョンたち。
出来上がったケーキを「夫に持っていくべきじゃない?」とガンヒョンが薦める。
「喜ぶかな?」と言いつつもシンのロッカーを探すチェギョン。
でも、すでに「H.R.」とイニシャル入りのカードと共にでかいケーキが中を占領。←花のトッピングだし・・・
自分のロッカー前でもたもたしているチェギョンに気付くシン「何だよ?」と教室から出て来る。
「あげるわ!」
「手作りのケーキ、食べて!」と差し出すチェギョン。
「いらない。」←オイオイ
「おいしいわよ。 食べて?」
「ほら、口を開けて・・・」クリームを指ですくい、シンの口に運ぼうとするチェギョンの手を払いのけるシン。
「お前が食べろ!」
「指に付いたのは嫌だ。」って、お陰でクリームはチェギョンのほっぺに・・・
「食べる振りくらいしてよ・・・」と押し問答している所に顔を出したF4のキョンにぶつかってしまいケーキは大破。
クリームまみれのキョンは「アヒル!!」ってわめくし、散々なチェギョン。
皇太后に呼ばれ、夜に参内したユルに出会ったシン「会ったついでに1つだけ聞かせてくれ。」と・・・
「何?」
「皇帝になったら、まず最初に何がしたい?」
「考えたことないな。」
「そうだな・・・政略結婚を無くしたい。」←対チェギョン発言のユル。
「自分は?」
「俺か?」
「『太子を除く全ての王子は宮廷の外で生活する』この条項を無くしたい。」
「なるほど・・・」
「この条項が、皇室の悲劇を生んでるような気がする。」
「それには同意する。」
「お陰でこんな目にあった。」
「・・・けど、新しい悲劇を生んでるのは、政略結婚じゃないかな?」←やっぱチェギョン中心のユル。
「いろいろ考えてるようだな。」
「そんなに皇帝になりたいのか?」
「君の方こそ。」
「この前まで反抗児のように、皇帝になるのを嫌がってた君が、今じゃ皇帝の座について色々考えてる。」
「君のお陰で、僕も考える事が多いよ。」
なんか、この二人の関係も確実に強ばってきている・・・orz
そしてその会話を聞いてしまったチェギョン、ユルと話す中で皇位を巡って、大人も子供も争うなんてと顔を曇らせ、ユルに対し「意外だわ・・・別人みたい。」と・・・
皇太后から追尊についての話を聞くユル。
「恵政宮は皇太后となり、義誠君は、恭親王(コンチンワン)と言う称号を得る事になる。」
「しかし、恵政宮の謙虚な申し出により皇太后の特権は授けず、その代わり義誠君は太子と同等の皇位の序列を得る事になる。」
「僕は・・・義誠大君(ウィソンテグン)で構いません。」
「太子より序列が下ではないか?」
「はい。」
「それが一番良いと思います。」
「ただでさえ混乱が生じているのに・・・序列を変えたりしたら、宮廷内は分裂してしまうでしょう。」
「何事の混乱もなく追尊を行い、皇室の平和を保つべきだと思うのです。」←チェギョンの言葉のせい?
この申し出は、皇太后付きのソ尚宮からファヨンに報告される。
ヨガ教室のフロアで身じろぎもせず横たわるファヨン。
帰宅したユルはそんな母の姿に気付き、慌てて駆け寄る。
「何? 死んでいるとでも?」←ほんと、なんで子供にこんな物言いをするんだろ?
「ごめん。」
「なぜあんな事したの?」
「全て台無しだわ。」
「あと一歩だったのに・・・」とご機嫌ななめのファヨン。
「本当にごめん。」
「このまま皇位に就く訳にはいかなかったんだ。」
「今回はここまでだ。」
「これ以上いったら危険だよ。」
「行くか行かないか、危険かどうかは、全て私が決める事よ。」←あ~ぁ、何度も言うけど、この母の考え違いは許せん!
追尊がなされ、皇帝による公式会見の最中に皇帝が眩暈をおこして倒れてしまう。
接見室でその知らせを受けたファヨン、驚きながらも「まだ早いわ・・・」って言いながら笑うのよ・・・息子のユルさえも怖がっているような・・・
「これくらいで済んで安心しました。」
「太医院の診療に従い、執務から完全に手を引き、平穏な気持ちで温洋(オニャン)の離宮に行き、療養して来なさい。」と皇帝の健康を案ずる皇太后。←内医院(ネイウォン)じゃないのね・・・w
ヘミョン姉さんが皇帝にお供してお世話をし、シンが公務の代行をする事になる。
一方、追尊を得て入宮が許されたファヨンとユル母子。
「過去の事は忘れ、新しい時代を迎えるのよ。」
「さぁ、行くわよ。」と鼻息も荒く乗り込んで行くファヨンは皇太后様。
太皇太后(追尊で繰上がり、お茶目な皇太后は太皇太后様・・・ややこしいw)に「テディベア博物館」から招待状が届き、同行する事になったチェギョン。
シンにカメラを借りようと部屋で探していて、ヒョリンの写真と手紙の束を入れた箱を見つけてしまう・・・orz
手にしたヒョリンからの手紙
『この前あげた首飾りに彫ってあった言葉の意味わかる? スペイン語で「悲しみ」って意味よ。 悲しみ…まるで今の私の気持ちね。 本屋で私の側にいて欲しいって言ったでしょ? もしそうしてくれたら、私も永遠にあなたの側にいるわ・・・』
静かに涙を流しながら、シンの部屋を出て行くチェギョン・・・
「おい、泣き虫。 また泣いてるのか?」と戻ってきたシンが声をかける。
「いいえ。」
「カメラ、見つかったか?」
「侍従長に電話したらしいな?」
「そんなに大事?」
「今まで貰った物ひとつ残らず大事に取っておくほど、彼女が大事なの?」
「まだヒョリンが好き?」
「何言ってるんだ?」
「なんでそんな事言うんだ?」
部屋でチェギョンが「H.R.」と記した「ヒョリン箱」を見てしまった事に気付くシン。 アボ~ン ←ケーキもヒョリンが入れてたのね・・・
泣きながら東宮殿を飛び出すチェギョン。
テラスにいた(待っていた?)ユルも声も掛けれぬまま驚き立ち尽くす。
偶然その光景を見た皇后はすぐさまシンを呼び、妃宮に優しく、温かく接しておやりと諭す。
さすが年の功、チェギョンの側にいるユル君の事を何気に気にしている皇后。
太皇太后のお供で済州島の「テディベア博物館」を訪れるチェギョン。
「ねぇ~アルフレッドだ。」
「あの子も、あの子も・・・みんなそっくり!!うわぁ~」
ホテルに戻ると、公務で行けないと言っていたシンが来ている。
「なんで来たの? 忙しいんじゃなかったの?」とチェギョン。
何とか都合をつけて飛んできたのに・・・
「実は・・・お祖母様が誘ってくれたのを断ったのが気にかかってな。」←素直じゃない~
「今、部屋にいらっしゃるわ。」
「挨拶してきたら? 私は疲れたから休む。」と素っ気ないチェギョン。←無理ないか・・・
#1~2
#3
#4
#5
#6
#7
#8
#9
#10
#11
「今、言っても、反抗期で片づけられるのが落ちだからな・・・」
「2~3年したら言うつもりだ。」
「どうしてもだめだと言われたら、留学にでも行って一生帰らないつもりだ。」
「俺より皇太子にふさわしい奴も待ってることだし・・・」←ユル?
「そしたら、お前も宮廷の退屈な生活から解放され、完全な自由を手に入れられる。」
「言うのは簡単かもしれないけど・・・」
「2~3年後に必ず家に帰してやるから、それまで辛抱だ。」
皇帝に追尊のことを薦めるシン。
皇帝はそんなシンに満足し、追尊について国会の承認を得るよう動き出す。←ファヨン、国会議員にも根回し済みだもんな~
PCに向かいシナリオを書いてるシンに話しかけるチェギョン。
「そっか。映像科は休みの時、上映会やるんだね。」
「2つのうち1つを選べと言われたら、映画監督と皇帝、どっちを選ぶ?」
「何だよ、それ?」
「皇帝になったら、監督になるのは難しいでしょ?」
「難しいんじゃなくて、できないんだよ。」
「私の夢はデザイナーなのに・・・」
「忘れた方がいい。」←こう言う言い方しかできんのよね~シン君。(〃´o`)=3 フゥ
「テーハミング! 夢は叶う!!」
「食べて。」
「チョコを食べると優しくなれるの・・・」とシンにプレゼントしようと持ってきたチョコを渡し、部屋を出て行く。←シン、ニヤッと笑ってるw シンにとってこのチェギョンとの会話はかなり衝撃的だった事が後で判る・・・
ファヨンとの会話から、タイでのシンのスキャンダル記事を知ってしまう皇太后。←わざとばらしたのよね?ファヨン。
イギリスに帰るとか心にも無いこと言ったりしてるし・・・
皇帝と皇后に向かって、あのお茶目な皇太后が怒っている。
「私の事を何だと思ってるのですか?」
「何も考えずに、ただ笑ってるお婆さんとしか、思ってなかったのですか?」
「私だけ蚊帳の外に置かれていたなんて・・・人を馬鹿にしています。」
「口では皇室最高の地位だと言っておきながら、心の底では何だと思っていたのですか?」
更に追尊の事についても
「一体、何が不満で、入ってくる人をまた追いやろうとするのですか?」
「一度深い傷を負っている彼らに、なぜまた傷を与えようとするのですか?」←これもファヨンの入れ知恵?
「今回の追尊に関しては、私が決定します。」
「いくら力のない年寄りでも、それ位の権利はあります。」
「私はまだ死んでいません。」と皇太后。
ヒョリンからの電話に、本屋に出かけるシン。←キャップとサングラスで変装?
「もし、お前が皇太子妃だったら、俺たちはけんかもせず平和にやっていけただろう。」
「俺たちは似た者同士だから・・・」
「チェギョンに夢を聞かれたんだ・・・その瞬間、衝撃が走ったよ。」
「誰にも聞かれた事なかったし、考えた事もなかった。」
「どうせ俺の将来は決められてる、夢見たところで何も変わりゃしないって・・・でも、あいつに聞かれて、俺も夢を持ちたくなった。」
「どんな事でも力になる。」
「あなたの夢を叶えるためなら、何でもするわ。」
「ヒョリン、これ以上、俺には何も期待するな。」
「お前にしてやれる事は何もない。」
「タイでお前を空港まで見送ったのは、お前に対する最後のプレゼントだったんだ。」
「二度ともうあんな事はしない。」←心決ったの?シン君
「私の話も聞いて。」
「これ以上、あなたに何も期待するつもりはない。」
「何もしてくれなくてもいい・・・ただいてくれればいいの。」
「今、私の隣に立ってるように、それだけでいいの・・・」←ヒョリン、執着の泥沼に陥っちゃってる・・・
チェギョンが作ったパンツを頭に被せられてるアルフレッドw←シンの仕業?
チェギョンは、むき出しのwアルフレッドのお尻に破れを発見し縫合手術敢行。
「私は優しいから、あんたのご主人を許してあげる事にしたの。」
「偉いでしょ?」
「あいつにも、私たちには判らない苦労があるのかもね。」
「あんたのご主人はつらくても顔に出さないから・・・」
「だから、あんたと私が力になってあげないとね。」
「よし!!できた~。」
「これでバッチリ・・・いつも裸でいて恥ずかしくない?」って、ホント可愛いチェギョンw
戻ってきたシンにアルフレッドのお尻の修復を報告するチェギョン。
「ご苦労」と言うシンに、こう言う時は「ありがとう」って言うものだと話す。
シンはアルフレッドをもぎ取り、「知るか。」と行ってしまう。
ヘミョンはユルとの再会を喜びベンチで話している側を、「ありがと」の一言も言えないシンにムカついてブチブチ言いながら歩いているチェギョンが気付かずに通り過ぎる。
ヘミョンは「チェギョンは明るくて良いわね~。」
「品格は足りないけれど、それを補う不思議な力がある。」
「そう思わない?」
「同じクラスなんでしょ?」
「ああ。」
「胸が高鳴るような魅力を感じるよ・・・」
ヘミョン、ユルの返事に驚いた様子。←さすがのヘミョン姉さんも想定外?
調理実習?
エプロン姿で(チェギョンは三角巾でほっかぶりしてるがw)ケーキ作りに勤しむチェギョンたち。
出来上がったケーキを「夫に持っていくべきじゃない?」とガンヒョンが薦める。
「喜ぶかな?」と言いつつもシンのロッカーを探すチェギョン。
でも、すでに「H.R.」とイニシャル入りのカードと共にでかいケーキが中を占領。←花のトッピングだし・・・
自分のロッカー前でもたもたしているチェギョンに気付くシン「何だよ?」と教室から出て来る。
「あげるわ!」
「手作りのケーキ、食べて!」と差し出すチェギョン。
「いらない。」←オイオイ
「おいしいわよ。 食べて?」
「ほら、口を開けて・・・」クリームを指ですくい、シンの口に運ぼうとするチェギョンの手を払いのけるシン。
「お前が食べろ!」
「指に付いたのは嫌だ。」って、お陰でクリームはチェギョンのほっぺに・・・
「食べる振りくらいしてよ・・・」と押し問答している所に顔を出したF4のキョンにぶつかってしまいケーキは大破。
クリームまみれのキョンは「アヒル!!」ってわめくし、散々なチェギョン。
皇太后に呼ばれ、夜に参内したユルに出会ったシン「会ったついでに1つだけ聞かせてくれ。」と・・・
「何?」
「皇帝になったら、まず最初に何がしたい?」
「考えたことないな。」
「そうだな・・・政略結婚を無くしたい。」←対チェギョン発言のユル。
「自分は?」
「俺か?」
「『太子を除く全ての王子は宮廷の外で生活する』この条項を無くしたい。」
「なるほど・・・」
「この条項が、皇室の悲劇を生んでるような気がする。」
「それには同意する。」
「お陰でこんな目にあった。」
「・・・けど、新しい悲劇を生んでるのは、政略結婚じゃないかな?」←やっぱチェギョン中心のユル。
「いろいろ考えてるようだな。」
「そんなに皇帝になりたいのか?」
「君の方こそ。」
「この前まで反抗児のように、皇帝になるのを嫌がってた君が、今じゃ皇帝の座について色々考えてる。」
「君のお陰で、僕も考える事が多いよ。」
なんか、この二人の関係も確実に強ばってきている・・・orz
そしてその会話を聞いてしまったチェギョン、ユルと話す中で皇位を巡って、大人も子供も争うなんてと顔を曇らせ、ユルに対し「意外だわ・・・別人みたい。」と・・・
皇太后から追尊についての話を聞くユル。
「恵政宮は皇太后となり、義誠君は、恭親王(コンチンワン)と言う称号を得る事になる。」
「しかし、恵政宮の謙虚な申し出により皇太后の特権は授けず、その代わり義誠君は太子と同等の皇位の序列を得る事になる。」
「僕は・・・義誠大君(ウィソンテグン)で構いません。」
「太子より序列が下ではないか?」
「はい。」
「それが一番良いと思います。」
「ただでさえ混乱が生じているのに・・・序列を変えたりしたら、宮廷内は分裂してしまうでしょう。」
「何事の混乱もなく追尊を行い、皇室の平和を保つべきだと思うのです。」←チェギョンの言葉のせい?
この申し出は、皇太后付きのソ尚宮からファヨンに報告される。
ヨガ教室のフロアで身じろぎもせず横たわるファヨン。
帰宅したユルはそんな母の姿に気付き、慌てて駆け寄る。
「何? 死んでいるとでも?」←ほんと、なんで子供にこんな物言いをするんだろ?
「ごめん。」
「なぜあんな事したの?」
「全て台無しだわ。」
「あと一歩だったのに・・・」とご機嫌ななめのファヨン。
「本当にごめん。」
「このまま皇位に就く訳にはいかなかったんだ。」
「今回はここまでだ。」
「これ以上いったら危険だよ。」
「行くか行かないか、危険かどうかは、全て私が決める事よ。」←あ~ぁ、何度も言うけど、この母の考え違いは許せん!
追尊がなされ、皇帝による公式会見の最中に皇帝が眩暈をおこして倒れてしまう。
接見室でその知らせを受けたファヨン、驚きながらも「まだ早いわ・・・」って言いながら笑うのよ・・・息子のユルさえも怖がっているような・・・
「これくらいで済んで安心しました。」
「太医院の診療に従い、執務から完全に手を引き、平穏な気持ちで温洋(オニャン)の離宮に行き、療養して来なさい。」と皇帝の健康を案ずる皇太后。←内医院(ネイウォン)じゃないのね・・・w
ヘミョン姉さんが皇帝にお供してお世話をし、シンが公務の代行をする事になる。
一方、追尊を得て入宮が許されたファヨンとユル母子。
「過去の事は忘れ、新しい時代を迎えるのよ。」
「さぁ、行くわよ。」と鼻息も荒く乗り込んで行くファヨンは皇太后様。
太皇太后(追尊で繰上がり、お茶目な皇太后は太皇太后様・・・ややこしいw)に「テディベア博物館」から招待状が届き、同行する事になったチェギョン。
シンにカメラを借りようと部屋で探していて、ヒョリンの写真と手紙の束を入れた箱を見つけてしまう・・・orz
手にしたヒョリンからの手紙
『この前あげた首飾りに彫ってあった言葉の意味わかる? スペイン語で「悲しみ」って意味よ。 悲しみ…まるで今の私の気持ちね。 本屋で私の側にいて欲しいって言ったでしょ? もしそうしてくれたら、私も永遠にあなたの側にいるわ・・・』
静かに涙を流しながら、シンの部屋を出て行くチェギョン・・・
「おい、泣き虫。 また泣いてるのか?」と戻ってきたシンが声をかける。
「いいえ。」
「カメラ、見つかったか?」
「侍従長に電話したらしいな?」
「そんなに大事?」
「今まで貰った物ひとつ残らず大事に取っておくほど、彼女が大事なの?」
「まだヒョリンが好き?」
「何言ってるんだ?」
「なんでそんな事言うんだ?」
部屋でチェギョンが「H.R.」と記した「ヒョリン箱」を見てしまった事に気付くシン。 アボ~ン ←ケーキもヒョリンが入れてたのね・・・
泣きながら東宮殿を飛び出すチェギョン。
テラスにいた(待っていた?)ユルも声も掛けれぬまま驚き立ち尽くす。
偶然その光景を見た皇后はすぐさまシンを呼び、妃宮に優しく、温かく接しておやりと諭す。
さすが年の功、チェギョンの側にいるユル君の事を何気に気にしている皇后。
太皇太后のお供で済州島の「テディベア博物館」を訪れるチェギョン。
「ねぇ~アルフレッドだ。」
「あの子も、あの子も・・・みんなそっくり!!うわぁ~」
ホテルに戻ると、公務で行けないと言っていたシンが来ている。
「なんで来たの? 忙しいんじゃなかったの?」とチェギョン。
何とか都合をつけて飛んできたのに・・・
「実は・・・お祖母様が誘ってくれたのを断ったのが気にかかってな。」←素直じゃない~
「今、部屋にいらっしゃるわ。」
「挨拶してきたら? 私は疲れたから休む。」と素っ気ないチェギョン。←無理ないか・・・
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いやー、シン君とユル君の会話、かなり緊迫しましたねぇ。かたや、ずっと自分がいつか皇帝になると育ってきたけどチェギョンのことばから「夢」を考えるようになったシン、自由の身だったけれどいつか皇帝に、という夢を押しつけられてきた?ユル。
ユルは本当はどうしたいんでしょうね。あのママンがずーっと洗脳してたらもうその通り動きまっせぇ!!的状態になっていてもおかしくはないんですけど。
でも皇帝倒れるのニュースを聞いて「早すぎる」と焦る?恵政宮さん、なんだか勝手な言い草ですこと、いつものことながら。彼女のシナリオっていうのはどんな感じなんでしょうか。
ファヨンさん、入宮した途端、頭がでかくなり一層魔女っぽく凄みが増しましたね~~w
復讐に我が子を巻き込むファヨン、教育ママよりたちが悪い・・・そんなママに今まで引きずられっぱなしだったんだろうなぁ~ユル・・・
少なくとも、ママよりも気になる存在が心に宿り、自分の意志が沸々と沸いてきたんでしょうね。