案の定、スクープされ『皇太子妃、不倫の正体?』『相手の男は誰なのか?』の見出しの新聞を叩きつけるシン。
「お前の車を盗んでいった野郎が、お前と他の男が一緒にいた事を漏らしたんだ。」
「誰と一緒にいた?」
「ユル君よ。」
「何を考えているんだ?」
「人妻が従兄弟と、それも夜遅くに川辺にいたなんて・・・誤解されても当然だ。」
早速、チェギョンに太皇太后と皇后からのお呼びが・・・
シンは「ユルと一緒にいた事は言うな。」
「二人とも大変な目にあう・・・」と助言。
そして、パパと一緒だったと嘘をついてしまうチェギョン。
一方、真相を知って激怒する皇太后はユルに「一体何を考えてるの?」
「あなたが一緒にいた事を告白するですって?」
「僕の責任でもある・・・チェギョンを放ってはおけないよ。」
「自分はどうするの?」
「あなたは皇帝になる人間なのよ。」
「従兄弟の妻とスキャンダルなんて起こしたら、皇帝にはなれないわ!」
「母さん、僕は皇帝よりチェギョンの方が大事なんだ。」
「どちらか一つを手放せと言われたら、僕は皇帝を捨てる。」
「そして、残りの一つは必ず手に入れる。」
「チェギョンさえいれば、庶民になってもかまわない。」
「何て事・・・」とショックで倒れてしまう。(パフォーマンスかもw)
「母さんのために、考え直してくれるわよね?」
「ごめん。」
「シンが離婚したら、チェギョンを連れて遠くへ行く。」
「僕は今まで母さんのために生きてきた。」
「残りの人生は、チェギョンと僕のために生きたいんだ。」
「私は全てを捨てて、ここまでやってきたの・・・」
ファヨンの脳裏に過去が甦る・・・「宮廷が嫌なら、宮廷を捨ててどこか遠くへ行こう。 君が望むなら僕は宮廷を捨てる。」←シン父が言ったのね~
「私にも昔、愛する人がいたわ。」
「その人なら皇族じゃなくても構わなかったし、その人が行こうと言うなら、名前のない田舎で暮しても幸せになれると思ってた。」
「でも、私は息子を皇帝にしたかった。」
「そのために愛も自由も全てをあきらめたの・・・」
「なのに、あなたはあんな子のために、全てを捨てると言うの?」
「父さんを愛してなかったんだね?」
「父さんを侮辱しないで。」
「世界で一番尊敬する人だったわ。」
「尊敬と愛は違う。」
「友情と愛が違うように・・・」←ユル判ってるじゃん・・・
「母さん、その人を選ばなかったのは人生で一番大きな過ちだよ。」
学校でも、新聞記事でチェギョンを非難する噂が・・・
チェギョンを励ますガンヒョンは「みんなが、妃宮に注目してるの。」
「高い地位についた代価だと思いなさい。」
「高い地位に嫌気がさしたら、どうすればいい?」と涙するチェギョン。←あ~ぁ、どんどん追い詰められて・・・可哀想に
書庫で話すユルとチェギョン
「一人で悩んでても仕方ないだろ?」
「そしたら余計にこじれるだけよ。」
「今回の件は、私が何とかするわ。」
「君につらい思いをさせたくない。」
「今までいつもユル君を頼ってきた。」
「ユル君の気持ちには応えられないけど、一度くらいユル君を守りたいの。」
「友達だから・・・」
「インターネットで皇太子妃の相手が話題になってるぞ。」とシン。
「どうでもいい・・・」
「そうか・・・だったら真実を明かせばいい。」
「できない。」
「ユル君のために・・・」
「そんなにあいつが心配か?」
「だから、宝物のように大事に守り続けるのか?」
「もうやめて。」
「疲れてるの・・・」
「私はユル君に多くのものをもらった。」
「でも何もお返しできない。」
「心はあげられないから、こう言う形ででもお返しがしたいの。」
「そこまであいつを守っておいて、心はあげられないだと?」
「シン君は、そんな簡単に心をあげられるの?」
「私はそんなことできない。」
「もう他の人にあげてしまったから・・・」
「私の心は一つしかないもの・・・」←この意味が判らない朴念仁
「心がどうとか気持ちがどうとか、くだらない事、言うのはやめろ。」
「いいか? ユルはだめだ!」
「これ以上、宮廷で汚い縁を作るな。」←知ってしまった親父とファヨン関係絡みで、物言いがきついシン。
「汚い縁?」←この言葉に一層傷付くチェギョン。
「私たちの事、そんな風に見てたの?」
「そう言う意味じゃない。」
怒りと切なさでいっぱいのチェギョンは部屋に戻ってしまう・・・
ユルを呼び出し「あれほど気をつけろと言っただろ?」←ユルの胸ぐらをつかむシン。
「また殴る気か?」
「殴りたいなら、好きなだけ殴れよ。」
ユルを放して「二度とチェギョンの前に現れるな。」
「現れたら、ただじゃおかない。」
「嫌だと言ったら?」
「それがお前とチェギョンと俺のためだ。」
「それに皇室のためでもあるんだ。」
「僕は皇太子じゃない。」
「皇室の責任までとりたくないね。」
「チェギョンのために言わせてもらおう。」
「チェギョンを宮廷に縛り付けるな。」
「自由にしてやってくれ。」
「知らないんだろ?」
「俺たちが悪縁の輪の中にいる事を・・・」
「それも運命なら、俺たちの代で断ち切るべきだ。」
「どう言う事だ?」
「覚えておけ。」
「誰の運命であろうと、俺たちで終わりにしなきゃならない。」
不倫の噂が大きくなり、チェギョンを問い詰める皇后。
チェギョンだけじゃなく、教育係のチェ尚宮をも目の前で叱り飛ばすし・・・
「事実を言えと言ったでしょう。」
「一体、誰と一緒にいたんですか?」
「黙ってないで、早く言いなさい!」
ユルの名前を出さないよう懸命に耐えるチェギョンにチェ尚宮は諭す。
「もしや、義誠大君?」と聡い皇后。
「・・・そうです。」
「黙ってれば、わからないとでも思ったのか?」
「しかも我々に嘘をつくとは・・・皇室を蔑んでいるのだな!」←相手がユルと知り一層怒り心頭の皇后。
「申し訳けありません。」
「義誠大君が誤解されると思って・・・」
学校でヒョリンと話すチェギョン。
「本当に行くんだね。」
「きっと素敵なバレリーナになれるよ。」
「こんな事、言う資格ないけど、あなたは宮廷の人形にはなれない。」
「もし宮廷を出る事があったら、デザインを続けて欲しいわ。」
「ヒョリン、時間が経てば私たち・・・友達になれるよね?」
「いつかは傷も思い出に変わるわ。」
「大人になったら、きっといい友達になれるよね?」
答えずに軽く微笑んで、去ってくヒョリン。
チェギョンを得たいばかりに加速度がつくユルの発言・・・
「君がこれ以上、宮廷で暮さずに済む方法を思いついたよ。」
「君たち夫婦と家族達が非難されずに、皆が離婚を認めてくれる方法を・・・」
「何言ってるの?」
「私、離婚なんて・・・」
「嘘つくなよ。」
「離婚まではいかなくても、宮廷に住むのが苦痛なんだろ?」
「君の目を見れば判る・・・」
「だからって、他の方法がある訳じゃないし・・・」
「あるよ。」
「チャンスがきた。」
「生放送の公式会見さ。」
「公式会見は、皇室家族と全国民が見てるんだ。」
「その場で、皇太子と離婚するって言うんだ。」←離婚して欲しいのはユル、あんただけでしょ?
「無謀すぎるよ。」
「皇室に失礼だわ。」
「今回のチャンスを逃したら、もう離婚はできないだろう。」←ユル君の論理になんとなく惑わされていくチェギョン・・・
シンが茗禪堂(書庫)の補修を行うと聞き、皇帝も慌てるし、ファヨンも怒りまくって阻止しようとする。
呼び出しても現れぬシンに業を煮やし、自ら東宮に出向くファヨン。
「補修する理由が気になりますか?」
「汚いからです。」
「恥ずかしいラブレターが所々に隠されていて、吐き気がしましたよ。」
「いけない恋愛をするなら、誰にも見つからないようにしないと・・・」
「美しく華麗な皇太子妃の仮面をかぶりながら、三流恋愛小説以下の汚らしい文句で、お互いを誘惑し合うなんて・・・」
「それも、一国の皇太子妃と序列二位の王子が・・・」とシン。
シンをひっぱたき「言葉を選びなさい。」
「もう皇帝になったつもり?」
「この借りは今度返します。」
「もし、またこの事を話されたら、その時はあの恥ずかしいラブレターを義誠大君のもとに発送して差し上げましょう。」
怒りが納まらないファヨン、すっげぇ~言葉でシンに対し宣戦布告。
チェギョン・パパが就職した宮の職員休憩を訪ねたチェギョンは「帰っちゃダメ?」
「私を連れて帰って。」
「だめよ・・・今はだめ。」とチェギョン・ママ。
「こんな所にいたら、チェギョンが死んじまうよ~」とパパ半泣き。
「あんたが家に帰ってきたら、私たちは温かく迎えるわ。」
「でも世間は厳しいのよ。」
「以前のような普通の暮らしは、もうできないわ。」
「でも・・・これ以上つらくて、どうしても耐えられないと言うなら、その時は安心して我が家に・・・」
そこへシン登場「そんな事はありません。」
慌てて立ち上がるチェギョン両親。
「あきらめて下さい。」
「チェギョンを帰すつもりはありません。」
「深い意味はありません。」
「ただ、娘がつらそうなので・・・」とパパ
「娘?」
「ここは宮廷ですよ。」
「プライベートな席でも、皇太子妃には敬語を使って下さい。」
「ただでさえ皇太子妃は自分の地位を忘れ、多くの人を混乱させているんです。」
「ご両親が以前のような態度で接すると、皇太子妃のためになりません。」
「皇太子妃が実家に帰る事はありません。」
「でわ、皇太子妃を連れて戻ります。」
チェギョンはシンの言葉に目を赤くしてる・・・
シンの手を払いのけ、一人さっさと戻るチェギョン。
「待てよ!」
「なんでパパとママにあんな事を言ったの?」
「皇太子妃が帰りたいって駄々こねるのを、黙って見てられなかったんだ。」
「どうしても帰りたいの・・・」
「俺にはお前が必要なんだ。」
「皇太子を辞める気がなくなった。」
「完璧な皇太子に生まれ変わろうと思ってな。」
「だから、隣にくっついてカメラの前で作り笑顔でもしてくれる人間が必要なんだ。」←あ~ぁ、こんな風にしか自分の気持ちが表現できないシン・・・以前のチェギョンならともかく、今は受け止められないよなぁ~
「私じゃなくて、皇太子妃が必要なだけでしょ?」←やっぱり・・・
「なんでそう考えるんだ?」
「俺にはお前が・・・」
「私にも必要なの。」
「シン君みたいに自分勝手な人間を避けて、一息つける場所が・・・」
「俺たちが離婚するって事が、どう言う事か判ってるのか?」
「一番大変な事になるのは、お前の両親だぞ?」
「どう言う事?」
「金持ちになりたいがために、おじいさんの約束を持ち出して、資格もない娘を皇太子と政略結婚させて、皇室と国民に迷惑だけかけて・・・両親に非難の矢が飛ぶのは当然だ。」
「そんなのだめよ。」
「だから宮廷から逃げ出す事ばかり考えずに、宮廷で息抜きする術を覚えろ。」
「もううんざりなのよ。」
「息が詰まるの・・・」←張り詰めた糸のようなチェギョン・・・更につらそなシン君
「行くなよ。」
「俺を置いてかないでくれ。」←独り言じゃなくて、チェギョンに言わねば・・・
F4のキョンから、ヒョリンの出国の知らせが入る。
「一緒に見送りに行かないか?」とチェギョンを誘うシン。
「一人で行って来て・・・」
「お前が行かないなら、俺も行かないよ。」
「行って来なさいよ。」
「一緒に行かないのには、訳があるの。」
「二人の間には私の知らない二人だけの時間があった・・・その時間を整理するのに、私がいたら邪魔になるわ。」
「平気だから、行って来て。」←なんか大人になったね~チェギョン
空港に出向いたシンを見て「来てくれたんだ~」とヒョリン。
「挨拶ぐらいしないとな・・・」
「やっとわかったの。」
「何かを得るには、何かを捨てなきゃならないって。」
「今まで両手を空けずに、他のものを得ようとしてた。」
「だから、何もつかめなかったのね。」
「シンを手放す代わりに、ヒョリンの夢を手に入れるわ。」
「そうか・・・頑張れよ。」
「バイバイ・・・私の王子様。」
「ユルと一緒にいたそうね?」
「驚く事ないわ。」
「息子をかばってくれたんだから、お礼くらい言わないと・・・」ダーク・ファヨンの魔の手がチェギョンに及ぶ・・・
チェギョンを呼び出し、宮廷生活に疲れきっているチェギョンをユル以上にシェイク!!
「もう少しお話を聞かせていただけませんか?」
「皇太后様は宮廷を出て、どうでしたか?」
狙った獲物チェギョンを手中にした感のファヨン、にっこり笑み「天国の扉を見つけました。」←ウソツケ~!
「本物の人生よ。」
「自由に夢見て、自由に行動し、感じられる人生よ。」
「でも宮廷を出るには、ものすごい勇気が必要でしょう?」
「天国の扉には、こう書かれてたわ。“運命に屈服する力なき者に悲しみあれ”って。」
「天国の扉を見つけるためには、それくらいの勇気は必要でしょう?」←あんたは出て行ったんじゃなくて、追い出されただけなのに・・・しかも14年もの間、人を恨む気持ちで、宮に戻る算段を練ってきたのに、よく言う~
ユルはユルで「公式会見で何て言うつもりだ?」
「まだ決めてない。」
「チャンスは一回きりだ。」
「これを逃したら、一生、離婚はできない。」
「でも、離婚するなんて言ったら、シン君に迷惑かけちゃう。」
「自由をあきらめて、好きな人の隣で一生暮すのもいいかなって・・・」
「シンにとって必要なのは、気持ちを理解し合える人間じゃない。」
「皇太子妃の役割を果たせる人間なんだ。」
「それは判ってる・・・」
「会見の時、離婚の話をするんだ。」
「それが最善の策だと思う。」
「本当にそれでいいのかな?」
「考えてみる。」
ありゃぁ~、また悪いタイミングで、チェギョンの返事する所を聞いてしまうシン・・・フリーズ
この二人、いっつも間が悪すぎ・・・本音の所を聞き逃して悩んで・・・まったくモォ~
ファヨンとユル母子のW攻撃で、すっかり混乱したままのチェギョン。
とうとう公式会見の日・・・
会見直前に、ユルからダメ押しの電話・・・
「これが最後のチャンスだぞ。」
「何も言わずに戻ってきたら、一生、宮廷を出られない。」
「シンは皇太子を辞める気がないんだ。」
「自分の事だけ考えろ!」
チェギョンが受けている携帯に耳を寄せ、いきなり携帯をもぎ取るシン。
「やっぱりお前だったか?」
「いい加減にしろ。」
「お前だけは絶対に認めない。」と言い捨て切る。
「勝手に切らないで。」
携帯を取り戻そうとするチェギョンを壁に押し付け「よく聞け。」
「お前が望むなら、時期を見て自由にしてやる。」
「だから頼む。」
「今はおとなしくしててくれ。」
「知ってたの?」
公式会見が始まり、インタビューがどんどん進行していく。
心の中でチェギョンはまだ悩み続けている・・・“どうしよう? これが最後のチャンスかもしれないのに・・・”
「国民を代表して、もう一つ質問をさせて下さい。」
「お二人は、ご家族の約束でご結婚されたんですよね?」
「はい。」
「こんな表現は不適切かもしれませんが、最近の言葉で言うと、政略結婚になりますよね?」
「結婚後、お二人の気持ちに変化はございましたか?」
「・・・」
“シン君、何か言ってよ。 じゃないと・・・”
「お話が・・・」とチェギョンが言いかける瞬間、シンがおもむろに語りだす。
「愛してます。」
「心から愛しています。」
驚いてシンを見つめるチェギョン・・・
#1~2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16 #17 #18 #19
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「お前の車を盗んでいった野郎が、お前と他の男が一緒にいた事を漏らしたんだ。」
「誰と一緒にいた?」
「ユル君よ。」
「何を考えているんだ?」
「人妻が従兄弟と、それも夜遅くに川辺にいたなんて・・・誤解されても当然だ。」
早速、チェギョンに太皇太后と皇后からのお呼びが・・・
シンは「ユルと一緒にいた事は言うな。」
「二人とも大変な目にあう・・・」と助言。
そして、パパと一緒だったと嘘をついてしまうチェギョン。
一方、真相を知って激怒する皇太后はユルに「一体何を考えてるの?」
「あなたが一緒にいた事を告白するですって?」
「僕の責任でもある・・・チェギョンを放ってはおけないよ。」
「自分はどうするの?」
「あなたは皇帝になる人間なのよ。」
「従兄弟の妻とスキャンダルなんて起こしたら、皇帝にはなれないわ!」
「母さん、僕は皇帝よりチェギョンの方が大事なんだ。」
「どちらか一つを手放せと言われたら、僕は皇帝を捨てる。」
「そして、残りの一つは必ず手に入れる。」
「チェギョンさえいれば、庶民になってもかまわない。」
「何て事・・・」とショックで倒れてしまう。(パフォーマンスかもw)
「母さんのために、考え直してくれるわよね?」
「ごめん。」
「シンが離婚したら、チェギョンを連れて遠くへ行く。」
「僕は今まで母さんのために生きてきた。」
「残りの人生は、チェギョンと僕のために生きたいんだ。」
「私は全てを捨てて、ここまでやってきたの・・・」
ファヨンの脳裏に過去が甦る・・・「宮廷が嫌なら、宮廷を捨ててどこか遠くへ行こう。 君が望むなら僕は宮廷を捨てる。」←シン父が言ったのね~
「私にも昔、愛する人がいたわ。」
「その人なら皇族じゃなくても構わなかったし、その人が行こうと言うなら、名前のない田舎で暮しても幸せになれると思ってた。」
「でも、私は息子を皇帝にしたかった。」
「そのために愛も自由も全てをあきらめたの・・・」
「なのに、あなたはあんな子のために、全てを捨てると言うの?」
「父さんを愛してなかったんだね?」
「父さんを侮辱しないで。」
「世界で一番尊敬する人だったわ。」
「尊敬と愛は違う。」
「友情と愛が違うように・・・」←ユル判ってるじゃん・・・
「母さん、その人を選ばなかったのは人生で一番大きな過ちだよ。」
学校でも、新聞記事でチェギョンを非難する噂が・・・
チェギョンを励ますガンヒョンは「みんなが、妃宮に注目してるの。」
「高い地位についた代価だと思いなさい。」
「高い地位に嫌気がさしたら、どうすればいい?」と涙するチェギョン。←あ~ぁ、どんどん追い詰められて・・・可哀想に
書庫で話すユルとチェギョン
「一人で悩んでても仕方ないだろ?」
「そしたら余計にこじれるだけよ。」
「今回の件は、私が何とかするわ。」
「君につらい思いをさせたくない。」
「今までいつもユル君を頼ってきた。」
「ユル君の気持ちには応えられないけど、一度くらいユル君を守りたいの。」
「友達だから・・・」
「インターネットで皇太子妃の相手が話題になってるぞ。」とシン。
「どうでもいい・・・」
「そうか・・・だったら真実を明かせばいい。」
「できない。」
「ユル君のために・・・」
「そんなにあいつが心配か?」
「だから、宝物のように大事に守り続けるのか?」
「もうやめて。」
「疲れてるの・・・」
「私はユル君に多くのものをもらった。」
「でも何もお返しできない。」
「心はあげられないから、こう言う形ででもお返しがしたいの。」
「そこまであいつを守っておいて、心はあげられないだと?」
「シン君は、そんな簡単に心をあげられるの?」
「私はそんなことできない。」
「もう他の人にあげてしまったから・・・」
「私の心は一つしかないもの・・・」←この意味が判らない朴念仁
「心がどうとか気持ちがどうとか、くだらない事、言うのはやめろ。」
「いいか? ユルはだめだ!」
「これ以上、宮廷で汚い縁を作るな。」←知ってしまった親父とファヨン関係絡みで、物言いがきついシン。
「汚い縁?」←この言葉に一層傷付くチェギョン。
「私たちの事、そんな風に見てたの?」
「そう言う意味じゃない。」
怒りと切なさでいっぱいのチェギョンは部屋に戻ってしまう・・・
ユルを呼び出し「あれほど気をつけろと言っただろ?」←ユルの胸ぐらをつかむシン。
「また殴る気か?」
「殴りたいなら、好きなだけ殴れよ。」
ユルを放して「二度とチェギョンの前に現れるな。」
「現れたら、ただじゃおかない。」
「嫌だと言ったら?」
「それがお前とチェギョンと俺のためだ。」
「それに皇室のためでもあるんだ。」
「僕は皇太子じゃない。」
「皇室の責任までとりたくないね。」
「チェギョンのために言わせてもらおう。」
「チェギョンを宮廷に縛り付けるな。」
「自由にしてやってくれ。」
「知らないんだろ?」
「俺たちが悪縁の輪の中にいる事を・・・」
「それも運命なら、俺たちの代で断ち切るべきだ。」
「どう言う事だ?」
「覚えておけ。」
「誰の運命であろうと、俺たちで終わりにしなきゃならない。」
不倫の噂が大きくなり、チェギョンを問い詰める皇后。
チェギョンだけじゃなく、教育係のチェ尚宮をも目の前で叱り飛ばすし・・・
「事実を言えと言ったでしょう。」
「一体、誰と一緒にいたんですか?」
「黙ってないで、早く言いなさい!」
ユルの名前を出さないよう懸命に耐えるチェギョンにチェ尚宮は諭す。
「もしや、義誠大君?」と聡い皇后。
「・・・そうです。」
「黙ってれば、わからないとでも思ったのか?」
「しかも我々に嘘をつくとは・・・皇室を蔑んでいるのだな!」←相手がユルと知り一層怒り心頭の皇后。
「申し訳けありません。」
「義誠大君が誤解されると思って・・・」
学校でヒョリンと話すチェギョン。
「本当に行くんだね。」
「きっと素敵なバレリーナになれるよ。」
「こんな事、言う資格ないけど、あなたは宮廷の人形にはなれない。」
「もし宮廷を出る事があったら、デザインを続けて欲しいわ。」
「ヒョリン、時間が経てば私たち・・・友達になれるよね?」
「いつかは傷も思い出に変わるわ。」
「大人になったら、きっといい友達になれるよね?」
答えずに軽く微笑んで、去ってくヒョリン。
チェギョンを得たいばかりに加速度がつくユルの発言・・・
「君がこれ以上、宮廷で暮さずに済む方法を思いついたよ。」
「君たち夫婦と家族達が非難されずに、皆が離婚を認めてくれる方法を・・・」
「何言ってるの?」
「私、離婚なんて・・・」
「嘘つくなよ。」
「離婚まではいかなくても、宮廷に住むのが苦痛なんだろ?」
「君の目を見れば判る・・・」
「だからって、他の方法がある訳じゃないし・・・」
「あるよ。」
「チャンスがきた。」
「生放送の公式会見さ。」
「公式会見は、皇室家族と全国民が見てるんだ。」
「その場で、皇太子と離婚するって言うんだ。」←離婚して欲しいのはユル、あんただけでしょ?
「無謀すぎるよ。」
「皇室に失礼だわ。」
「今回のチャンスを逃したら、もう離婚はできないだろう。」←ユル君の論理になんとなく惑わされていくチェギョン・・・
シンが茗禪堂(書庫)の補修を行うと聞き、皇帝も慌てるし、ファヨンも怒りまくって阻止しようとする。
呼び出しても現れぬシンに業を煮やし、自ら東宮に出向くファヨン。
「補修する理由が気になりますか?」
「汚いからです。」
「恥ずかしいラブレターが所々に隠されていて、吐き気がしましたよ。」
「いけない恋愛をするなら、誰にも見つからないようにしないと・・・」
「美しく華麗な皇太子妃の仮面をかぶりながら、三流恋愛小説以下の汚らしい文句で、お互いを誘惑し合うなんて・・・」
「それも、一国の皇太子妃と序列二位の王子が・・・」とシン。
シンをひっぱたき「言葉を選びなさい。」
「もう皇帝になったつもり?」
「この借りは今度返します。」
「もし、またこの事を話されたら、その時はあの恥ずかしいラブレターを義誠大君のもとに発送して差し上げましょう。」
怒りが納まらないファヨン、すっげぇ~言葉でシンに対し宣戦布告。
チェギョン・パパが就職した宮の職員休憩を訪ねたチェギョンは「帰っちゃダメ?」
「私を連れて帰って。」
「だめよ・・・今はだめ。」とチェギョン・ママ。
「こんな所にいたら、チェギョンが死んじまうよ~」とパパ半泣き。
「あんたが家に帰ってきたら、私たちは温かく迎えるわ。」
「でも世間は厳しいのよ。」
「以前のような普通の暮らしは、もうできないわ。」
「でも・・・これ以上つらくて、どうしても耐えられないと言うなら、その時は安心して我が家に・・・」
そこへシン登場「そんな事はありません。」
慌てて立ち上がるチェギョン両親。
「あきらめて下さい。」
「チェギョンを帰すつもりはありません。」
「深い意味はありません。」
「ただ、娘がつらそうなので・・・」とパパ
「娘?」
「ここは宮廷ですよ。」
「プライベートな席でも、皇太子妃には敬語を使って下さい。」
「ただでさえ皇太子妃は自分の地位を忘れ、多くの人を混乱させているんです。」
「ご両親が以前のような態度で接すると、皇太子妃のためになりません。」
「皇太子妃が実家に帰る事はありません。」
「でわ、皇太子妃を連れて戻ります。」
チェギョンはシンの言葉に目を赤くしてる・・・
シンの手を払いのけ、一人さっさと戻るチェギョン。
「待てよ!」
「なんでパパとママにあんな事を言ったの?」
「皇太子妃が帰りたいって駄々こねるのを、黙って見てられなかったんだ。」
「どうしても帰りたいの・・・」
「俺にはお前が必要なんだ。」
「皇太子を辞める気がなくなった。」
「完璧な皇太子に生まれ変わろうと思ってな。」
「だから、隣にくっついてカメラの前で作り笑顔でもしてくれる人間が必要なんだ。」←あ~ぁ、こんな風にしか自分の気持ちが表現できないシン・・・以前のチェギョンならともかく、今は受け止められないよなぁ~
「私じゃなくて、皇太子妃が必要なだけでしょ?」←やっぱり・・・
「なんでそう考えるんだ?」
「俺にはお前が・・・」
「私にも必要なの。」
「シン君みたいに自分勝手な人間を避けて、一息つける場所が・・・」
「俺たちが離婚するって事が、どう言う事か判ってるのか?」
「一番大変な事になるのは、お前の両親だぞ?」
「どう言う事?」
「金持ちになりたいがために、おじいさんの約束を持ち出して、資格もない娘を皇太子と政略結婚させて、皇室と国民に迷惑だけかけて・・・両親に非難の矢が飛ぶのは当然だ。」
「そんなのだめよ。」
「だから宮廷から逃げ出す事ばかり考えずに、宮廷で息抜きする術を覚えろ。」
「もううんざりなのよ。」
「息が詰まるの・・・」←張り詰めた糸のようなチェギョン・・・更につらそなシン君
「行くなよ。」
「俺を置いてかないでくれ。」←独り言じゃなくて、チェギョンに言わねば・・・
F4のキョンから、ヒョリンの出国の知らせが入る。
「一緒に見送りに行かないか?」とチェギョンを誘うシン。
「一人で行って来て・・・」
「お前が行かないなら、俺も行かないよ。」
「行って来なさいよ。」
「一緒に行かないのには、訳があるの。」
「二人の間には私の知らない二人だけの時間があった・・・その時間を整理するのに、私がいたら邪魔になるわ。」
「平気だから、行って来て。」←なんか大人になったね~チェギョン
空港に出向いたシンを見て「来てくれたんだ~」とヒョリン。
「挨拶ぐらいしないとな・・・」
「やっとわかったの。」
「何かを得るには、何かを捨てなきゃならないって。」
「今まで両手を空けずに、他のものを得ようとしてた。」
「だから、何もつかめなかったのね。」
「シンを手放す代わりに、ヒョリンの夢を手に入れるわ。」
「そうか・・・頑張れよ。」
「バイバイ・・・私の王子様。」
「ユルと一緒にいたそうね?」
「驚く事ないわ。」
「息子をかばってくれたんだから、お礼くらい言わないと・・・」ダーク・ファヨンの魔の手がチェギョンに及ぶ・・・
チェギョンを呼び出し、宮廷生活に疲れきっているチェギョンをユル以上にシェイク!!
「もう少しお話を聞かせていただけませんか?」
「皇太后様は宮廷を出て、どうでしたか?」
狙った獲物チェギョンを手中にした感のファヨン、にっこり笑み「天国の扉を見つけました。」←ウソツケ~!
「本物の人生よ。」
「自由に夢見て、自由に行動し、感じられる人生よ。」
「でも宮廷を出るには、ものすごい勇気が必要でしょう?」
「天国の扉には、こう書かれてたわ。“運命に屈服する力なき者に悲しみあれ”って。」
「天国の扉を見つけるためには、それくらいの勇気は必要でしょう?」←あんたは出て行ったんじゃなくて、追い出されただけなのに・・・しかも14年もの間、人を恨む気持ちで、宮に戻る算段を練ってきたのに、よく言う~
ユルはユルで「公式会見で何て言うつもりだ?」
「まだ決めてない。」
「チャンスは一回きりだ。」
「これを逃したら、一生、離婚はできない。」
「でも、離婚するなんて言ったら、シン君に迷惑かけちゃう。」
「自由をあきらめて、好きな人の隣で一生暮すのもいいかなって・・・」
「シンにとって必要なのは、気持ちを理解し合える人間じゃない。」
「皇太子妃の役割を果たせる人間なんだ。」
「それは判ってる・・・」
「会見の時、離婚の話をするんだ。」
「それが最善の策だと思う。」
「本当にそれでいいのかな?」
「考えてみる。」
ありゃぁ~、また悪いタイミングで、チェギョンの返事する所を聞いてしまうシン・・・フリーズ
この二人、いっつも間が悪すぎ・・・本音の所を聞き逃して悩んで・・・まったくモォ~
ファヨンとユル母子のW攻撃で、すっかり混乱したままのチェギョン。
とうとう公式会見の日・・・
会見直前に、ユルからダメ押しの電話・・・
「これが最後のチャンスだぞ。」
「何も言わずに戻ってきたら、一生、宮廷を出られない。」
「シンは皇太子を辞める気がないんだ。」
「自分の事だけ考えろ!」
チェギョンが受けている携帯に耳を寄せ、いきなり携帯をもぎ取るシン。
「やっぱりお前だったか?」
「いい加減にしろ。」
「お前だけは絶対に認めない。」と言い捨て切る。
「勝手に切らないで。」
携帯を取り戻そうとするチェギョンを壁に押し付け「よく聞け。」
「お前が望むなら、時期を見て自由にしてやる。」
「だから頼む。」
「今はおとなしくしててくれ。」
「知ってたの?」
公式会見が始まり、インタビューがどんどん進行していく。
心の中でチェギョンはまだ悩み続けている・・・“どうしよう? これが最後のチャンスかもしれないのに・・・”
「国民を代表して、もう一つ質問をさせて下さい。」
「お二人は、ご家族の約束でご結婚されたんですよね?」
「はい。」
「こんな表現は不適切かもしれませんが、最近の言葉で言うと、政略結婚になりますよね?」
「結婚後、お二人の気持ちに変化はございましたか?」
「・・・」
“シン君、何か言ってよ。 じゃないと・・・”
「お話が・・・」とチェギョンが言いかける瞬間、シンがおもむろに語りだす。
「愛してます。」
「心から愛しています。」
驚いてシンを見つめるチェギョン・・・
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いやー、なんだかんだいって「50/50だな」とか考えてるところにユル君から電話がかかってきてまた一押しされてるチェギョン…ヲイヲイって感じです。
でもユル君がわかってないのは、もしチェギョンが宮中を離れたからといって自分のところには来ないということですよね。チェギョンもシン君を愛してしまっているのに…。どれもこれも「前の世代の悪縁」(byコン内官アジョッシ)のせいですね…トホホ。
ヒョリンの最後は潔かったですね。デザインの勉強続けたほうがいい、って何かの伏線なのか、残りの話も少なくなってきてかなりドキドキですw
TB受付を閉鎖しているので、勝手にリンクさせて頂きましたw
たぶん、ファヨンと現皇帝(シン父)が密会していたのを知っていたのは、聖祖皇帝(シン祖父)と皇后(シン母)そしてコン内官の三人だけだと思います。
しっかし、野に下っても良いとさえ思った恋に歯止めをかけた思いは、息子ユルを皇帝にしたかったからだと言うファヨンさん・・・ユルがいるって事は、当然、相手の現皇帝もヘミョンとシンと言う二人の子供の父親になっていた訳でしょ?
シンを皇太子にはふさわしくないとか、責める資格あるんかい?
このところ、笑えるドラマじゃなくなってますね・・・