昨日１０日、大相撲春場所・初日」（エディオンアリーナ大阪） 新大関のプリンス琴ノ若（佐渡ケ嶽）は平幕のあたみんこと熱海富士（伊勢ケ浜）を難なくはたき込みで下し白星発進したっす。上位陣の３モンゴリアンが相次いで敗れる中 琴ノ若はメッチャ落ち着いて大関としての初日で地位にふさわしいメンタルを示したっす。新大関なのに 凄い貫禄っす。(^^ゞ
憎めない横綱照ノ富士（伊勢ケ浜）が小結のむっつり錦木（伊勢ノ海）に寄り切られ、モンゴリアン大関霧島（陸奥）は小結の手長阿炎（錣山）に引き落とされ、朝青龍の甥のモンゴリアン大関豊昇龍（立浪）はずんぐりむっくり業師宇良（木瀬）に肩透かしを食らってそれぞれ苦杯をなめさせられ、１横綱２大関が敗れる波乱の幕開けになったっす。まい度お馴染みカド番の大関貴景勝（常盤山）は勤勉で真面目な朝乃山（高砂）をはたき込んでほっとしたと思うっす。他紙によれば照りんは取材拒否したみたいっす。(^^ゞ
独特の重圧がかかって当然の初日でも、新大関琴ノ若は動じなかったっす。場所前に明言してたようにこれまでと変わらず、冷静な相撲でつかんだ白星っす。琴ノ若は「いつも通りです」と言ったみたいっす。支度部屋でも表情を変えず、琴ノ若は淡々と言葉を紡いだみたいで、さすが気品と風格溢れるプリンスっす。(^^ゞ
堂々の相撲だったし鋭い踏み込みで熱海富士の当たりに動じず、まわしは引けなくてもも圧力をかけて、絶妙なタイミングであたみんをはたき込んだっす。観てて惚れ惚れする琴ノ若っす。(^^ゞ
土俵下で見守ってた親父さんで師匠の佐渡ケ嶽審判部長（元関脇琴ノ若）も「先場所と変わらない感じ。慌てることもなく、いい相撲だったというか。本当に落ち着いていた」と称賛してたみたいっす。自分をむ超えた息子の晴れ姿っす。(^^ゞ
琴ノ若はお祖父ちゃんの元横綱琴櫻から３代の系譜を継ぐサラブレドだし。実家の部屋で、琴欧洲や琴奨菊らの大関に「先にそういう景色を見せてもらった」と言ったみたいで今は自分が新大関ってのは素晴らしいことっす。(^^ゞ
琴ノ若は気も優しくて稽古場の雰囲気を作ったり、若い衆に目を配ったり、部屋全体を引き上げていってるみたいで「言い表せないような空気感」をまとうのが大関っす。自分なりの答えがあるからこそ、新たな地位にも戸惑うことはないみたいっす。 子供の頃から相撲に撤した琴ノ若、これぞまさしく本来の力士の姿だと思うッす。(^^ゞ
土俵入りでは、場所前に母港の埼玉栄高から新たに贈られた黒地に下の馬簾（ばれん）が金の化粧まわしを着用したみたいっす。化粧まわしがいっぱいありすぎて悩ましい時があるのかどうかは知らないっす。(^^ゞ
同校出身の元豪栄道（現武隈親方）と貴景勝に続く３人目の“大関仕様”のまわしみたいっす。琴ノ若も「先輩方がいただいていたまわしを着けて上がれたのは、また一つ気が引き締まるし、うれしい」と喜んでるみたいっす。将来横綱になったら横綱仕様のまわしももらえるんじゃないかと思うっす。(^^ゞ
関脇で優勝できなかったため、おじいちゃんのしこ名琴櫻の襲名を１場所伸ばして選んだ「琴ノ若」で記した大関としての第一歩っすから、親父さんんも「親としてはうれしい。師匠としてもうれしい」としこ名を継いだ愛息の孝行に目を細めたみたいっす。お祖父ちゃんは猛牛で親父さんはイケメンだったっすが、琴ノ若が一番顔立ちも良く気品溢れる大関になった気がするっす。(^^ゞ
ただ、琴ノ若自身は順調な船出にも「余計なことは考えず、自分らしく上を目指して。上がったからって、何か変わるわけではない」と姿勢は不変みたいっす。上位の取組で波乱が相次いだ“荒れる春場所”の初日。新大関の安定感が殊更に際立っ昨日の春場所初日だったっす。まだ始まったばかり、「優勝に向けて頑張れ琴ノ若！ 」と叫びたいっす。(^^ゞ
昨日初日の各段の取組結果はここっす。日別の取組・結果 - 日本相撲協会公式サイト (sumo.or.jp)
星取表はここっす。星取表 - 日本相撲協会公式サイト (sumo.or.jp)
金太郎の五月人形みたいな阿武咲はベテランモンゴリアン玉鷲を押し出して初日を出したっす。このまま突進して優勝争いに絡んでほしいっす。(^^ゞ
鼻が可愛い明生は自分も大関に上がりたいと言ってたチロル大栄翔を突き落として初日を出したっす。夢はまだあきらめないで頑張るしかない大栄翔だワンっす。(^^ゞ
